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神社城陽0240 平井神社

2021年01月03日 07時28分28秒 | 神社

 

 

平井神社 京都府登録文化財

旧平川村の産土神、当初は、牛頭天王社と称したが、明治2年(1869)に平井神社と改められた。

また、当社は以前古宮(平川廃寺跡)にあったが、火災で焼失後、現在地に移されたと伝えられている。

境内南面の鳥居は、その当時のものといわれる。

境内の一画にある宮寺、蓮開寺には大般若経六百巻がおさめられている。拝殿、社務所がある。

例祭は毎年10月9日におこなわれる。境内北方に接するところを室城といい、

当社は式内室城神社にあてる説があるがあきらかでない。

1月1日 元旦祭

2月15日 春祭り(蓮開寺で)

10月    おいで祭

10月    例祭

12月15日 お火焚祭 平井神社

石造明神鳥居 

この鳥居の右側の柱には、「牛頭天王鳥居奉再興山城久世郡平川郷」と刻まれ、

左側の柱には、貞享2年(1685)造立の銘が刻まれている。

時代の明らかに古い明神鳥居として、昭和62年3月京都府の登録文化財になりました。

本殿は、大型の一間社流造で鉄板葺の建物である。

正面の柱などには、桃山時代風の華やかな彫刻がほどこされています。

蟇股上の実肘木などは、慶長年間豊臣氏の造営に用いられた形を用いるなど、

桃山時代の古様を伝える建物として、

また、造営関係の記録がよく残されており、建築活動がよくわかる物として注目される。

本殿は神速須佐之男命、五十猛命、奇稲田比売神の三神を祀る。

他に末社として若宮神社、大国主神社、天満宮神がある。

 

京都の八坂神社の祭神も、当社と同じく江戸時代は牛頭天王で明治以降は素戔嗚尊になっています。

また、神紋も同じ木瓜紋です。

末社 若宮八幡社  江戸時代初期

本殿の東側にあり、石垣積基壇に建つ一間社流造で銅板葺の小柄な建物である。

建立年代は明らかではないが、細部の装飾に本殿との共通性がみられること、

本殿と共に屋根のふき替えが行われたという記録があることから、

本殿とほぼ同時期の建立と考えられる。

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