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神社城陽0207 荒見神社 本殿・重要文化財

2019年12月09日 09時45分41秒 | 神社

 

平成30年12月9日 撮影

 

 

荒見神社

本殿 重要文化財

御霊社 京都府登録文化財

 

旧富野村の産土神。社伝によれば、もと五社ケ谷にあったが、室町時代に現在地に移ったという。当社は、祭神が多い(五柱)のが特徴。社殿は水田の中に立つ森で、アラカシ・シイ・クスが繁茂している。

周囲には堀割がめぐる。南面の鳥居をくぐると藥井門があって神社としてはめずらしい。神仏習合時代のおもかげを残している。

境内に入ると西面して本殿が立つ。富野の有力大工の手になるもので、桃山期建築の特徴をよく示す。本殿は慶長9年(1604)の棟札をもつ三間社流造、檜皮葺、本殿右側の境内社御霊社は、一間流造、檜皮葺きの小規模な建物。建立時期について、蟇股は本殿のものより古い室町時代後期ごろの特徴を持つが、組物、木鼻は近世のもので本殿と共通する。

 

 

 

 

 

 

 

 

東 六兵衛

寛延貮年9月 (1749)

 

 

 

 

荒見なる菊水神座

 

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神社 前回の記事 ⇒ 神社城陽0206 水度神社 (みと神社)  本殿・重要文化財

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