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上品蓮台寺 十二坊  多くの名家の墳墓がある

2015年08月18日 08時08分48秒 | 寺院

蓮華金宝山九品三昧院と号する真言宗智山派の寺院です。

古くは聖徳太子の創建と伝えられ、当初は香隆寺と称したが、

天徳4年(960)に宇多法皇の勅願により、寛空僧正が再建し、

寺号を上品蓮台寺と改めたといわれている。

当時は、広大な寺域に伽藍が建ち並ぶ壮大なものであったが、応仁の兵火により焼失した。

文禄年間(1592~1596)に性盛上人が復興し、

この付近の蓮台野一帯に12の子院を建立したことから「十二坊」の名で知られるようになった。

本堂には、村上天皇より賜った上品蓮台寺の勅額を掲げ、

その内部に、本尊の延命地蔵菩薩を祀っている。

寺宝として、下段に経文を、上段に経文の内容を説明した絵画を描いた

貴重な経典として名高い絵因果経(国宝)をはじめ、

文殊菩薩画像、六地蔵画像(ともに重要文化財)など、

多くの文化財を所蔵している。

境内には、平安時代を代表する仏師・定朝の墓があり、

阿刀氏塔(弘法大師の母 阿刀氏の塔)、頼光塚、

境外墓地に、後藤祐乗の墓、冨士谷成章・富士谷御杖父子墓がある。

春には枝垂桜が見事に咲き誇る。

 

本堂

 

 

 

 

鐘楼

 

大師堂

 

 

手水舎

 

 

ハス    平成27年8月10日 撮影

キキョウ

 

書院

 

奉納額   明治35年

肺病平愈霊塔

花容院殿               川上東山先生墓

中川自休翁           宇多天皇御寶塔

 

仏師開祖 定朝法師之墓  

 

後藤祐乗之墓所              富士谷先生 

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