鑑定の確からしさ

鑑定で「＊＊が出た」とか「＃＃が一致した」とか当局が発表すると、絶対的に正しいものだと信じてしまいがちだ。

具体的な方法が解らないから、「出た」と「出ない」の境目が明確であるのか、あるいは、「一致した」割合がどの程度であって「一致しない」とは言えないのか、とか、そういうことは判断できない。

いずれにしても、そういう判断には“確からしさ”という指標があるはずなのに、そこを省略して断定的に言うことには注意すべきと思う。

足利事件の教訓を忘れてはならないし、火葬した遺骨の鑑定だって断定できるものではなかったようだ。

当局には、科学の雰囲気を利用して強引な結論を導き出すことがないよう、戒めてもらいたい。

性別：その他

どこかの会員登録で、性別に、（男、女、その他）の３つの選択肢があったので、一瞬「おっ！！」と思った。

が、どうやら（その他）というのは、答えたくない場合に選ぶように作ったものらしい。

それならそうと、はっきり書いたら良いのに～。“その他”を認める会社なのかと感心したのだが…。

久しぶりに見る高校野球／ボディスパッツを知らなかった

本当に久しぶりに高校野球を（テレビで）見た。

どれくらい久しぶりかと言うと、“ボディスパッツ”を知らないくらいだ。

“アンダーアーマー”とか“バイオギア”とかがあるらしいのだが、全く知らなかった。

調べてみると、もう５～６年前からあったらしいので、それくらいは高校野球を（プロも！）見ていなかったということだろう。

国民審査は総選挙より短い

やっと総選挙が公示日を迎えて、さて期日前投票に行くぞ！と思ったら…。

なぜか、最高裁判事国民審査は期間が１週間と短く、まだできないのだ。

縦割り行政のせいなのだろうか…。

「気骨の判決」

１６日の夜、戦時下の衆議院議員総選挙に組織的妨害があって無効の判決を出したというドラマを見た。

１時間半という長さの制限でやむを得なかったのかもしれないが、その時代の空気を具体的に現す場面がもう少しあっても良かったのではないか、と思った。

知識として“翼賛選挙”があったことや、“特高警察”が活動していたことは知っているが、せっかくのドラマなのだから、知らない人にも解るようにうまく見せてほしいと思うのだ。

コーヒー無料作戦

マクドナルドは企画力のある会社なのだろう（＊）。期間限定／時間限定コーヒー無料作戦は客寄せに大きな効果があったようだ。

ぜひ、他の国のマクドナルドでも試してもらいたい。これが“日本人の国民性”で成り立っている商売なのかどうか知りたいのだ。つまり“無料”で引き寄せられた客が「何か注文しないと悪いから」と思ってハンバーガー類を購入するというのが“国民性”なのかどうか、ということである。

あまり話題にはならなかったが、以前も「コーヒー無料券」を街角で配っていたことがあった。しっかり無料券でコーヒーだけ飲んだ自分は例外か？

（＊）やらせの行列は失敗だったと思うけれど…。

「＜裁判員裁判＞強い殺意認定 被告、被害者とも控訴せず」という見出し

最初の東京の方は被告が控訴するとのことで、２例目の埼玉の話である。

新聞記事を伝えるYahooトピックスの見出しに「被告、被害者とも控訴せず」とあったのを見て唖然とした（昨日）。

刑事裁判なのだから、“被害者”が“控訴する”などということはアリエナイ。

困った新聞だ。同じ頃、「総選挙から撤退」も出ていた…。

県知事選は総選挙より長い

同日選挙になって気づくこと。県知事選挙は１３日公示なので、総選挙の公示１８日より５日長い。

って言うか、参議院議員選挙は１７日間なので、衆議院総選挙が５日短いのだ。

しかし、おかしな公職選挙法に制限されるとネット活動ができなくなるので、この際、公示日を投票日の２日前とかにしてしまうのが良いのではないか？？

都議会が流会って、１ヶ月間何やってたの？

選挙後初の臨時議会は、議長や委員会といった議会構成を決めるためだそうだが、会派の対立で流会になったというニュースが流れた。

正直な感想は「えっ！都議選っていつだったっけ？」というもので、調べたら７月１２日であった。あれから約１ヶ月になるが、今まで何をやっていたのだろう？

また議会構成も決められずに仕事をしないのなら、給料は返納すべきではないか？

一色のテレビ

今朝、朝刊を読みながらTVをつけたら、ニュースショーの途中で大きな音とともに緊急地震速報が流れた。「静岡、神奈川、山梨」ということだったので対象地域ではないが、やはり身構えてしまう。

揺れは、TVで速報が流れてから約８秒後に感じた。もっと近いところでは、もっと早くに揺れたのだと考えると、実際に速報で大地震がくると知らされても、短時間で何ができるだろうか、と改めて考えさせられた。

幸い、大きな被害は出ていないようだが、それにしても地震以外のことをほとんど報じなくなってしまうテレビの一方的なやり方には困ってしまう。生放送では、何をするか速やかに判断しなければならないだろうが、何だか「取り敢えず地震情報を放送しておけばいいや」というようにも感じられる。

津波の危険とか余震の可能性ということはあるが、沿岸部に住む人は、だいたい理解してきているし、済んでしまった地震の情報よりも、これから襲来する台風のおそれの方が重要ではないか。あるいは、他にも重要なニュースがあるだろう。一色のテレビは見たくない。