木っ葉の微塵日記

流れ者が日々のあれこれをつぶやきます。当たって砕けるかも~
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総選挙の結果が判明する前に

2009-08-30 12:10:18 | Weblog
自分は陰謀論は取らないが、投票日前に大事件が発生したりせずに良かったと思っている。

事前予想報道は、以前よりは“当たる”ようになっていると思うが、それでも結果は最後まで判らない。

が、政権交代が実現したとして、その先の希望もしくは期待について今のうちに書いておきたい。

その第一は、選挙という民主主義の基盤となる制度を、公平で効率的に運用できるようになってもらいたい、ということだ。現状の莫迦げた公職選挙法を改めてネット選挙運動を解禁すること、一票の格差を可能な限り減らすことを始め、変えた方が良いことは多い。

また、責任力とか訳の判らないことを言っている自民党には、惨敗したとしても今まで言ってきたことの責任を取って、検証を行ってほしい(「民主党政権になったら日本は滅びる」とかいう主張が正しかったのかどうかも!)。

民主党は「マニフェストが実現できなければ責任を取る」と代表が言っていたが、ちょっと困ったことである。小選挙区制中心では、事実上2者択一ということが多く、全面的に支持できなくても民主党候補に投票せざるを得ないということがあり、それで全ての政策が支持されたということでないと、解っている筈だ。

幸い?、今回は民主党が大勝したとしても、社民党・国民新党(+新党日本・大地)の連立政権になるだろうから、連立協議のなかで政策協定を行って立法・行政を行っていくものと思われる。

また共産党も新政権には是々非々で対応するということであるから、今までのような出鱈目は解消して行くと思っている。例えば、比例区定数削減のような「民意の反映」に背く政策は実現しない方が望ましい。

好都合なことには、すぐ来年に参議院議員選挙が控えているので、新政権が評価されることになる。

大勝/惨敗になれば、危惧されていた“政界再編”で何となく元通りになってしまうということにもならないだろう。

今晩は開票速報をつまみに祝杯をあげられるように準備したい。