赤い羽根

ニュースに登場するアナウンサーや国会で答弁する大臣が赤い羽根を着けている。

それで１０月になったんだと気づかされるが、何か“わざとらしい感じ”がイヤだ。寄付という行為は、この国では少ない方だと思うし、もっとあってもいいと思う。だから、お金に余裕のある人は、使ってもらいたいという方向に寄付するのは良いことだと思う。

でも、街頭での募金などは、本当にはどう使われるのか判らない場合も多いし、それに生活に苦しい庶民から寄付を集めなくても良いのに、って思ってしまう。

富の再配分が本当に必要なら、国なり地方公共団体なりが税金を集めているのだから、その中からやれば良いことである。それが政治ではないか。

幸い？田舎暮らしで、ふだん電車に乗らない生活をしていると、駅前で女子高生が募金箱を持って頭を下げたりしないので、赤い羽根を買うことも無いのだが…。