木っ葉の微塵日記

流れ者が日々のあれこれをつぶやきます。当たって砕けるかも~
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参議院の一票の格差

2006-10-05 08:35:17 | Weblog
民主主義は数の力、だけではないけれど、しかし代議制において“一票の格差”は2倍以内とすべきものだと思う。

2院制なのだから、第2院である参議院は違っていても良い、職域代表や地域代表があっても良い。としても、直接選挙を行っているのであるから、一票の重みが5倍以上開いているという状態が長く続いているのは異常と認識しなければならないのではないか。

まだ最高裁判決の内容を詳しく見ていないが、制度改革にも言及しているようである。半数改選のために定数が偶数になるという制約が問題なのだとすれば、地方区を都道府県単位に合わせることなく、名前通り“地方”ごととするしかないと思う。

しかし、来年の選挙が「4増4減」という小手先の手直しだけで行われても、また判決から1年以内であったから制度を変えるのは難しかっただろうとかいう“物わかりの良い”判断が繰り返されることになるのだろうか。

抜本的な制度改革は、野党も言い出さなそうだし…。