山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

棚田が繋いでくれること

2011年05月02日 | 棚田再生プロジェクト
美麻・藤の棚田(わかた棚田)復活に動き出して 

村の人たちの声が少しづつ届いてくるようになった。




「 よく棚田やる気になったなぁ。。。 」

「 精が出るな。。。 」

「 もう(自分は)歳だから なんもできんで悪いなぁ。。。 」

「 (田んぼ)何枚やるだい? ずいぶん、いっぱいやるんだな。。。 」


そして、昨日 母さんから聴いた話に感動。

毎日、棚田の横を散歩しているお年寄りの女性が

「 まさか、この棚田が また田んぼになるなんて思いもしなかった。 

 (田んぼになっていく様子を) 見てると涙が出てくる。。 」




30年ぶりの棚田の復活。

集落の人たちが元気になってくれたら本当にうれしい。


棚田を手伝いに、いろいろな人たちがこの集落に集まってきます。

昨日は、埼玉から来たご夫婦が代掻きを手伝ってくれました。

山登りや山菜フレークのご主人と農業経験者の奥さん。

私は「初めまして」。。でしたが、

とても気持ちの良いご夫婦で楽しい時間をすごさせていただきました。


昨日は、主人の留学時代の旧友が長野入り。

今日は、山村留学父母OBのご紹介のご夫婦や親戚が。

日替わりでいろんな人がやってきます。

そして棚田に新しい和が生まれて、人が繋がっていく。



棚田をここに残してくれた先代の方たちに感謝(^^



連休中、まだまだ作業は続きます。

明日は、午前中中心に作業して昼はバーベキューです♪

お近くの方は遊びに来てください~
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畔作り

2011年05月02日 | 棚田再生プロジェクト
この日の作業のメインは畔作り。



5月の棚田は、つくしやヨモギ、ふきのとう等・・山菜も豊富。


水芭蕉も咲いていました。



山留OBの青年?も栃木から応援にやってきて6名で作業。

30年ぶりに復活する田んぼもあって、

父さんは 土壌の状態を探りながら・・・というかんじ。


畔を整えて、畔シートを巻いていきます。


田んぼ仕事の中でも、かなり力のいる作業。

ずっと同じ作業をしていると、さすがに腰と肩が、、、 頑張りすぎは危険です~(^^;




畔シートを巻き終わったら、いよいよ田んぼに水を入れます。




ぼちぼち・・休憩~~♪
母さん特製、みんなの大好物・「おやき」です! やったーーー!


お焼きを食べながら、父さんが「畔塗り」の講義。

本当は、畔シートではなくて、泥で畔を塗り壁のように作るのが昔流。

・・・そんな話をしていたら、むこうのたんぼでまさに畔塗りしている村人発見!

母さんが、「見せてもらっておいで♪」 ということで

興味津々、百聞は一見にしかず! 見学させていただきました。


おお~~~っ! 職人技! 

田んぼに水を入れ1週間くらいしてから土と水が良く馴染んだ頃を見計らい
畔塗りするのだとか。

「やってみるか?」 と言って頂いたものの、日没まであまり時間もなさそう。。。

今日中に終らせるつもりの作業のご様子。 返って邪魔してしまうので

今回は遠慮しました、、、

来年の田んぼは、ぜひ挑戦してみたいです♪


棚田に戻る途中・・・ 鷹がおやつを狙って低空飛行。



雨雲の途中で日差しも見え隠れ。なんだか神秘的な棚田風景。





田んぼに水も行き渡り。。。



この日の作業は終了!



翌日は、畔作りの仕上げと、1回目の代掻き。

田んぼの泥が、全体に均等になるように均(なら)します。

午前中は天候も不安定で午後から2時間程度作業しました。

代掻きは楽しいですね~♪ 泥んこ遊びの延長みたいな(^^

田んぼひとつ預けてもらったら半日くらい気が済むまでずっとやってたい。 
                         ↑
                   そこまでする程のことではない(笑)


デジカメを忘れて画像がなくて残念~~

お疲れ様でしたっ。
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