山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

山村留学 説明会

2010年10月28日 | 育てる会「山村留学」のこと
育てる会/山村留学の学園説明&相談会についてお知らせです。

(2011年度 入園希望者対象)

主な内容は、 山村留学についての説明とビデオ上映、 留学に関する相談。



< 東 京 >

・第2回 2010年11月3日(水) 10:30~12:00

    国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟109号室

    ※最寄駅・・・小田急線「参宮橋」駅より徒歩7分

・第3回 2010年12月12日(日) 10:30~12:00

    国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟107号室

    ※最寄駅・・・小田急線「参宮橋」駅より徒歩7分


< 名古屋 >

・第2回 2010年12月4日(土) 15:00~16:30

    ウイルあいち 3階会議室5

    ※最寄駅…地下鉄市役所駅より徒歩10分

・第3回 2011年1月29日(土) 13:30~15:00

    ウイルあいち 2階セミナールーム3

    ※最寄駅…地下鉄市役所駅より徒歩10分


< 大阪 >

・第2回 2010年12月5日(日) 15:00~16:30

    アネックスパル法円坂 3階6号室

    ※最寄駅…JR森ノ宮駅より徒歩10分

・第3回 2011年1月30日(日) 10:00~12:00

    アネックスパル法円坂 3階6号室

    ※最寄駅…JR森ノ宮駅より徒歩10分



詳細は 育てる会HPをご覧下さい。


 冬休み短期プログラムも募集開始しています。
        3泊4日~4泊5日 幼児年長~高校生、親子参加で
        雪遊びと山村生活、冬の自然研究班、サバイバル雪中キャンプ、
        キッズスキー班、アルペンスキー班、ファミリースキーなど。。
        *短期プログラムは人気が高いのでお申し込みはお早めに♪   
        
    
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映画「森開き」

2010年10月27日 | お勧めモノ・コト・SHOP
スイスでも上映されるという 映画「森開き」。

高校生が 森の達人を追うドキュメンタリー。

-生きるというのは、好き嫌いじゃない-
100人の高校生が、100人の森の名人を訪ねる試みがつづけられている。
この映画では、4人の高校生が、それぞれ日本各地の山村に暮らす老人たちを訪ねた。「森の名人」と呼ばれる人たちの人生と技を聞き書きするためだ。
綱一本で杉の大木に上り、良質の種を採集する76歳のおじいちゃん。小学校3年生のころから焼き畑を続けてきた85歳のおばあちゃん……。
そんな老人たちの言葉は、意外なほどまっすぐ高校生たちの心の奥底に届く。



育てる会 山村留学(八坂センター)でも、 今年の夏休み 高校生の山村プログラムが。

たまたま Joの帰村日に センターで参加していた高校生らと出逢い、

中に、修園生の懐かしい面々を見つけたので

「 どう? 高校生の山留は? 」 と聞くと、

「 めっちゃ、 楽しいです!! 」 と元気な声が返って来た(^^


都会の子でも きっと野生に馴染む本能的な部分をみんな秘めてるんじゃないかな~

と、真面目に思う私です。

都会暮らしでは そんな本能が・・・発揮できずに機能退化していくんですかね。。。



でも、山留生にしろ、 夏休みにセンターに来た高校生や

この映画の高校生にしろ、 そういう環境や人々に触れているうち

どんどん感化されて引き出されてくるものがあるのだと思います。


映画「森開き」 予告編見ましたが 本編も見てみたいです~♪
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なんて読む??

2010年10月25日 | 優しい時間
子供たちの山村留学先、 美麻(村)には、 青具(あおく)という地名があって

それを知った当初、 我が家では、ちょっと感動があった。


主人の苗字(韓国名) 「具」は、 「ぐ」ではなく 「 く (ー) 」と発音する。

ところが、日本では もちろん そんな読み方はなくて 

よく、 「ぐーさん」 と呼ばれ、 たびたび・・ 「 具と書いて、 くーと読みます 」

と言わなくてはならず ちょっと面倒でもあった。。。



それが、 日本で初めて 「 青具の具です! 」 と言えば、 くーと伝わる!

ちょっとうれしく思ったものでした。


が・・・ やはり、 世代交代?と共に 具を「く」と読む慣例が 薄れていくのか

地元でも、 「く」 「ぐ」 が曖昧になってるケースがあるらしいことを知りました。


全国、 地名の漢字を正しく読むのは 確かに意外と難しい。

知らず知らずに 間違って伝わってしまうこともあるんだな~ と

考えさせられた、 山留受け入れ農家OB?の父さんのブログ記事はこちら。。。
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脱穀

2010年10月17日 | 棚田再生プロジェクト
美麻小中学校の梨の木祭に 日程を合わせてもらって棚田の脱穀。

私たちにとっては 初・脱穀機。 

主人が挑戦するも、見ている人たち全員がハラハラ(汗
手まで脱穀されそうだよ~~~

私たちは、こういう機械の力・・・というものを知らないから
全くもって危機管理能力が欠如している模様、、、
事故が起きないように気をつけなくっちゃ。

脱穀したワラはを束ねておく。


この先のことは・・・(ワラはどこへ? 何も無くなった田んぼの今後は?)
どうなるのか聴く前にタイムリミットになり、私たちは梨の木祭へ。

その晩、父さん母さんのお宅で夕食をご馳走になり
なんと収穫したての「最新米」をいただくことに♪
しあわせ~ しあわせ~ (^^
おいしいのは、もう言うまでもない・・・って感じです。


今後の作業は、来年度に復活させる田んぼの「あぜ道」を作ったり
田んぼの水平をとったり・・・・ いまだ全貌を見せない棚田の草刈・・と
まだまだ準備作業は続きます~
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小5親子レク

2010年10月16日 | Jo(山留小5時代)のこと
感動覚めやらぬ、美麻小中・文化祭(梨の木祭)の翌日、
Joのクラスの親子レクがありました。

安曇野アルプス公園で、サンドアートやパンを焼いて親子で楽しみました。


サンドアート体験。他、クラフトアートいろいろ。。。






パン工房。コツを教わりながら・・・生地を棒に巻きつけて炭火で焼きます。




焼きたては アツアツ♪カリカリ♪ふわふわ~~ おいしいです~


初めて訪れた公園ですが、アスレチックやイベント広場、
工芸教室など・・・緑溢れる大自然の中に
年齢に関わらず楽しめる企画がいっぱい詰っていました。




ぜひまた来たいと思います~


ひとつ・・・反省点というか・・・残念だったことは・・・

もっと父母の皆さんとお話すればよかった~~と(^^;
年に一度のせっかくの機会だったのに、もったいないことしました。。。。。

いつも子供たちがいろいろな場面でお世話になっています。
だれもあえて、こうだった、ああだった・・・とおっしゃらないのですが
何かと気にかけていただいて、本当にありがたいです。。。。
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梨の木祭

2010年10月15日 | 育てる会「山村留学」のこと
先日、美麻小中学校の文化祭「梨の木祭」がありました。

運動会から、約1ヶ月ぶりのJoとの再会。

体育館で遠目に見たJoの表情がなんとなく暗い。
前回の・・・運動会終えての別れ際もちょっと微妙で・・・
平気そうに、じゃ♪と別れたものの、寂しそうではあった。

私たちが行くことで、やっぱり少し不安定になっているのかもしれない。
歌や音楽の発表を控えていて、その緊張もあるかな。。。
(Joは、かなりの緊張しぃだから)

それはさておき、体育館では生徒縦割り混合チームで、風船運びや縄跳び記録を競い

小中一緒の学校ならではの、ほのぼのとした姿に笑みを誘われ・・・・

その後は、中学生が数グループに分かれてプレゼンを行いました。




プレゼンは、それぞれに工夫を凝らし、観客が飽きないように
良く考えられていて、プレゼン能力の高さに驚かされました。
美麻小中学校の生徒は、「発表やプレゼン」の機会が多いせいか
そういう力が充分に磨かれているなぁといつも感じます。

全教室では、子供たちが製作した作品が展示されていました。
どの教室も、ワクワク感たっぷりです♪
アートに力を入れている学校だと耳にしたことがありますが
感性豊かな子供たちの作品に私は感心しきり。







と・・・いっぱい写真を撮りまくっていたらバッテリー切れ、、、


後半は、ステージ発表があり、各クラスの歌や演奏を観覧しました。
どのクラスも少人数ですから、ひとりの影響力は大きいです。
ひとりひとりが一生懸命。精一杯が伝わってくる感動的な発表でした。

先生方の出し物もあり、昨年度のやくざ姿や水戸黄門になった先生の面々も
度肝を抜かれて会場内、大爆笑の渦でしたが
今年は、紅白歌合戦ということで、エグザイルに扮した男性教師のみなさんと、
AKBに扮した女性教師のみなさんが、
相当に無理のあるダンスを披露してくださり、大盛り上がりでした!
(画像の掲載は遠慮させていただきますが(笑)

とにかく、子供たちの手で運営されている感たっぷりの、学校イベントは
美麻小中学校の1番の魅力に感じます。
先生の個性も際立っていて、一変通りで無難な教師・・・は、見当たらない印象です。
(褒めてます・・・念のため(^^;

そして、梨の木祭で最大の盛り上がりをみせるのは「閉会式」です。
生徒会長や中学生が中心になって、会場全員を盛り上げ
小学生と一体になって テーマソングを歌います。熱気むんむん♪
どの子供もなんともいえない生き生きとした笑顔です。

その子供たち手作りのイベントと、ひとり残らず輝く子供たちの姿に
感涙の父母多数(^^

閉会式が一番盛り上がり、一番感動的・・・なんて学校のイベントは
ここしかないんじゃないかっていうくらいステキです♪
オリンピックの閉会式ぐらいすごいです (言いすぎか。。。。)

そうして、毎年 梨の木祭を堺に、3年生は2年生へとバトンを渡し
ひとつの役目を終え受験へと集中することになります。
生徒会長の「2年生、あとは頼んだぞー!」 という言葉にジ~ン。。。

今年もいっぱい感動をありがと~~

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ほおずき

2010年10月10日 | 優しい時間
子供の頃、「ほおずき」でよく遊びました(^^

かわいい~


ほおずき、食べるのは初めて。

こんなに甘いのは、やっぱり干したからなのかな~



里山の暮らしはとっても豊かで優しい。。。。
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かあさんの知恵

2010年10月09日 | 優しい時間
棚田作業の後のかあさんの手料理は 毎回、発見がある。

(毎回・・とか書いてしまうと、かあさんにプレッシャーを与えてしまうようで
                            申し訳ないのだけど、、、)

今回は、テーブルに存在感たっぷりに横たわる巻き寿司に一同、
「うわぁ~~♪」と歓喜の声。



そんなに時間がなかったはずなのに、
かあさん いつの間に、こんな手の込んだお料理を・・・・・


種明かしは、こうでした!

重箱にラップを敷いて、ご飯をぎゅっと押し入れる。
間に入れたい具材をを挟んで、またご飯を詰める。
今回はきゅうりと梅干を刻んだもの。

押し寿司のようにして、形ができたら重箱から取り出して適当な長さに切る。

焼き海苔の大きさは、重箱のサイズと同じなので(知らなんだ~!)
そのまま海苔を巻いて、巻き寿司の出来上がりっ!!!! (拍手!)
簾不要です♪

私が「煮豆が苦手」と言えば
「使い古しの保温ポットで簡単に煮豆ができるよ」と教えてくれたり
かあさん、すごい!! の連続です~
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2010年10月08日 | 優しい時間


こういう罠を仕掛けるにも狩猟の免許がいるってことを知った私ですが
実際に、その仕掛けを目にしたのは初めて。

畑や田んぼを荒らす動物の駆除です。。。。

(父さんの罠は、けっこう実績を積んでいます)


うっかり私が罠にはまらないようにしなければっ、、、、
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草刈隊

2010年10月07日 | 棚田再生プロジェクト
とにかく田んぼ仕事に、草刈は欠かせない。。。。

・・・・ということを私たちは知らなかった。


いまや、夫婦唯一の共通の趣味となった草刈(笑)
回を追うごとに、大分まともな草刈隊になってきた。

ついに主人はマイ草刈機を購入し
最新の?振動が少ない(らしい)草刈機に自慢気だ。


初めての草刈の頃に比べて、最近は密度の濃い草の根や、絡み合うつツル草に
闘志を燃やす♪

悩みどころは・・・・
毎度、刈ってはいけないところを頑張って?刈ってしまったりすること(^^;

父さん 「 あの木の下の辺り(を切れ)」
私   「 あー・・ あの木ですよね? 」

父さんの「あの木」は「あの木」だけど
私の「あの木」は、近づいてみると「どの木??」になってしまったりする(^^;


ついには、棚田マップ (お~~ こんなものが!!) 登場。
そうそう!これ、必要!! これで確認すれば今度は大丈夫そう。

机上で打ち合わせ。今日はこことここの草刈。
地図で見れば、水路も棚もとってもクリアだけど現場は堺がまるでわからない。
初めて足を踏み入れる私たち夫婦にとっては未開の地。
土地の形もでこぼこも分からないから、雑草ぼうぼうの中に入っていくときは
足場を確認しながらだ。

やっぱり地図は持っていこうよ~
という私に、自信たっぷりに「大丈夫!今度はぜんぜんわかった!!」という主人。

結果・・・ やっぱり、他所様の棚田に侵入しキレイに刈ってしまった。
秋だったから良かったものの、そこは実は山菜の宝庫。春なら落雷に打ちのめされてる。

なんか毎回、そんなことから脱却できず監督(とうさん)なき草刈隊は
どうも今ひとつ貢献度が上がらない~~


それでも・・・なんとな~く、ほんの少しの学習機能が働いて
“ この木や葉っぱは切っちゃいけないかも・・ 残しておこう・・・ ” とか
“ おっ!キノコ発見! ” 念のため、キノコを大事に避けて周辺だけ草刈。

のつもりが・・・ 草刈機に給油にしに行って戻る時に
思いっきりキノコ踏んじゃってるし(爆)
我ながら、このアバウトな性格にがっかりするわ、、、

でも あとで、かあさんに確認したら食べられそうもないキノコと知って ほっ。。。


草刈しながらも・・・
そんな余裕がちょっと生まれてきて、キレイなお花やアマブドウとか・・・
葉っぱに上手に身を隠す昆虫とか・・・


いろいろな存在に心が置けるようになったのは、また新しい楽しみ(^^
うまぶどう。青や紫に色づいてとってもキレイ。


一人前の草刈隊になるには
それぞれの棚田の地主さんが誰か・・・とか
棚田全体の地形とか、そこに生きてる草花とか・・・・
一通り、一帯の草刈を終えてみないと、まだまだ身にはならないかんじ。。。
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稲刈り

2010年10月06日 | 棚田再生プロジェクト
スイスから帰国後は、なんだかバタバタしていて
ブログ更新がすっかり遅れてしまいました。。。

ちょっとタイムリーではなくなってしまいましたが
棚田の稲刈りの様子を、記録として残しておこうと思います~

この景色は・・・ ほんとスイスとおんなじ(^^
日本のスイスと言われるだけあるわ~

 
棚田から望む景色。

さて。稲穂の具合は・・・・・


全体的にまだまだ青くて、手でつぶせるくらい柔らかいものも。

でも、もうこれ以上、稲刈りを先延ばしにできないので予定通り稲刈り決行!

稲刈り機登場!! ・・・も、途中から調子が悪くて手作業に。

でも美麻山村留学父母OBと、現役の方も手伝ってくれて午前中には稲刈り無事完了。

個人的には、手で稲刈りも体験してみたかったので丁度良い具合でした(^^

稲を束ねてひとつに結ぶのが以外に大変。。。。
軍手の親指まで一緒に結んじゃう(^^;

結び方を母さんから伝授してもらい、効率アップ♪
これ、ちゃんと結べてないと、はぜ掛けのとき・・・ 稲束崩壊に、、、

はぜ足は、今はこんな便利なのがあるんですね~

安曇野の田んぼでは木を組んではぜ足にしてるところもあったな。

はぜ掛け用の丸太は、父さんと母さんが2人で山から切って下ろしてきたもの。
その丸太の枝のでこぼこをのこぎりやナタで整える作業をちょっと手伝いました。。。

まぁ、しかし・・・若くもない父さん母さんは、何もかも当たり前のようにやってのける。
過去ブログで、ダムに埋め立てられることになった山にぎりぎりまで暮らす、
おじいちゃん、おばあちゃんのことを「魔法使い」のようだと形容しましたが
やっぱ、里山の農家さんはすごいわ~

何がなくても代用できるし、頭がとっても柔らかいんだろうな~
ほんと、なんでもできちゃうから。


はぜ掛け完了♪

午後には雨が降りそうなので シートをかぶせて固定。
たびたび魅せてくれる、とうさんのロープワーク(^^ カッコイイ~

いつか習得したい!




よーーーし!
次は、いよいよ脱穀!!
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