Joの高熱が納まらないので 午後 病院へ行ってきました。
嘔吐下痢や胃痛もあるので 胃腸風邪かと思いましたが
気になるのは、高熱時に起きる幻覚。
motoの時もありましたが、ちゃんとお医者さんに聞いたことはなかったので
この機会に聞いてみようと。
お医者さんは 50代~60代の先生。
「 高熱で幻覚??? それは、私にはわかりません! (きっぱり) 」
念のため インフルの検査をしましたが インフルではないという結果。
結局、整腸剤と高熱時に飲む解熱薬をもらって帰って来ました。
仕方なくネット検索で 似たような症状を追いかけてみると
「 熱せん妄 」 というのが非常に近い。
以下、「ご参考」までに。。。。
( 厳密には然るべく医療機関にてご確認下さい )
以下 参考ブログ:
Dr.田村の健康日記
発熱時の異常な行動は、『熱せん妄[もう]』と呼ばれています。
このせん妄は、軽度又は中等度の意識混濁に、錯視、幻視、幻聴や異常行動が加わり、
特徴ある臨床症状を呈する意識変容[意識の変わる事]の一型です。
熱が高くなると、大脳の温度が上昇します。
大脳では、『暑い! 暑い! 助けてくれ!』という『SOS』が脳細胞から
『ノルアドレナリン・ノルエピネフリン。ドーパミン』等の化学物質を
どんどん放出させる結果、いろいろな複雑な精神神経症状が出現して来ます。
特にこの『熱性せん妄』の場合、『認知機能[今の自分のおかれている状況を
理解する機能]』が傷害されるために、外界は夢幻[ゆめまぼろしの]様に
変わり錯覚が起こり、実在するものと区別ができない。
熱せん妄の場合は、高熱で意識が混濁するとともに、幻覚や錯乱が現れ、
不安・苦悶・精神運動の興奮がみられるせん妄の一種で、「高熱と代謝障害」による
脳の機能障害と病的な[正常ではない]刺激症状と考えられています。
一方『脳波』について。熱せん妄の時は、脳波は軽度に徐波化して、脳の興奮を
表す速波が混入する事があります。これは『レム[Rapid Eye Movement]睡眠』の時と
似た脳波パターンで、急速眼球運動[REM]を伴う。
しかし『レム睡眠』と違うところは、筋電図の消失を伴わない事です。
筋肉の脱力がないので、『レム睡眠中の夢の場合』と異なり幻覚や妄想に従って
体が動いてしまうために、これが異常行動となります。
今回のJoの場合は、
天井やカーテンが、どんどん大きく高く広がって自分に向かってのしかかってきて
つぶされちゃう。。。
お兄ちゃんとお父さんが、大きな声で怒ってる。怒られるから早く逃げなくちゃ。
ここにいたら怒られて大変なことになる。。。 (もちろん2人は爆睡中)
家が潰れるから、早く外に逃げなくちゃ。
こんな話の少し前には、何を言っているのか分からない程度の小声で
もごもごと一人でつぶやいていて
私「 なぁに? Jo、 なんて言ったの? もう一回言って?? 」
というやり取りが必ずあります。
「 お父さんとおにいちゃんがカレーがどうのこうの・・ 」 とか
「 A君とA君のお父さんが青い・・・ を・・・ 」 とか
とにかく聞きなおしても意味不明の話です。
そうこうしているうちに、発作のように
「 怖い! 外に行きたい! 」 「 お母さん! 助けて!!! 」
となります。
『熱せん妄』の典型的な症状のようです。
この時の状態を、正気に戻ったJoに聴くと Joの表現では、
「心と体の内側がそわそわして、ざわざわして、ドキドキしてくる。
すぐに何とかしないと殺されちゃうかも 」 とすごく焦るのだそう。
上記にあげられているように、高熱になったときに 体は何とか汗を出して
体温を下げようとしますが、それが追いつかなくてキャパオーバーに
なったところで、発症するような感じです。
そのときのJoの額や首筋、鼻の頭にも 玉のような汗が吹き出ていて
顔が真っ赤になっています。背中も汗だくです。
手足の指先は、熱を放出しているため、とても冷たくなっています。
ネットでのアドバイスでは
・いつもの通りに解熱剤を使用して、頭や腋下を冷やして
・「騒いでいる時には、軽くひざに抱いて声をかけてあげて、
不安を取ってあげましょう。
・数時間以内に症状は収まります。
とのことです。
Joの場合は、 とにかく本人の意向通り、外に出ないとかなり異常な感じになるので
気持ちを落ち着かせるため、汗を拭いて暖かい格好をさせて、
しっかりと手を繋ぎ腕を抱えて一緒に外に出ます。
(一般的的には、お勧めできないことかもしれませんので要注意)
外の新鮮な空気を吸うこと、今の時期は外気が低いので 体全体を冷やせるので
気持ちも落ち着くのが早い気がします。
だいたい15分から20分で落ち着いてきます。
正気に戻ったら すぐに家に入り、体が冷えたままにならないように
新しい下着に変えて 水分をとらせ安静にします。
一説には 動物性の食品等を取り過ぎると、なりやすい傾向があるということも
別のサイトで見かけました。 また、遺伝の傾向もありと。
確かに我が家は 子供の頃に全員経験者です(^^;
この辺の話は、たぶん医学的な裏づけはないかもしれません。。
ネットでの情報は、真意性や万人に共通でないものもあり、必ずご自身で専門医に
お尋ねしてくださいね。。。
とりあえず。。。。 家にいるときになって良かったです。
山村留学先だったら、結構 周囲に迷惑をおかけしてるはず。。。。
さて・・・ 今夜はどうかな~~