山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

手作り 凍み大根と納豆

2010年02月26日 | 育てる会「山村留学」のこと


先日、 山村留学センターに行ったときのセンター風景です♪


少し前は ここに干し柿が吊るしてありましたが・・・

干し柿は 子供たちのお腹に納まったようで 今は「凍だいこん」が吊るされていました。 





私たちが滞在中の夜・・・厨房で何人かの小学生男子が納豆を作っていました。



ワラを熱湯消毒。 ちょっとコツがいるようです~




これを、コタツで2~3日。部屋は臭くなるけど美味しい納豆ができあがります♪


私たち親も、センターを訪れるたび、 子供たちから いろいろなことを学びます(^^

自由時間は 子供たちが それぞれ興味のあることなどを

有志で集まり、 思い思いに行動しているかんじがいいなぁと思います。。。。


ちなみに中学生は この時間、 宿題タイムになってました~



motoはこの画像の外で 本を読んで爆笑してましたけど、、、 宿題もやらずに、、、
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美麻珈琲 ふたたび・・

2010年02月25日 | お勧めモノ・コト・SHOP
子供たちの山村留学先、長野は大町市美麻にある 「美麻珈琲」

先だってブログに書いた、雑誌「田舎スイッチ」の山村留学特集ページ

の中で、山村留学OBとしても紹介されています。




ご主人はもともとは、 神戸で名のあるケーキ屋さん「サントアン」の

オーナーさんで お子さんの山村留学をきっかけに

美麻の地に惚れこみ ついには移住してしまったということのよう。

今は ご主人と、山村留学OBである娘さんが切り盛りしています。




娘さんは この美麻珈琲の看板娘。

お父さんは 地元の人たちと畑仕事をしたり・・・

旅へ出たり、冬はスキーに・・・

たまに?本業で神戸に戻ったり・・・・・・・ と不在がちな店主の代わりに

しっかりとお店を守っています。


私たちも山村行事があるごとに ほぼ必ずと言っていいくらい

美麻珈琲に立ち寄っては

田園風景を眺めつつ 美味しい珈琲と あれこれ雑談を楽しんで帰ってきます。


いまや 雑誌にテレビに・・・ とすっかり有名になってしまった

美麻珈琲ですが、 ほっ~と息が付ける優しい空間を求めて

近隣からも遠方からも 人が集まってくる、そんなお店です。


ただし・・・

冬場の雪道は四駆じゃないと お店にはたどり着けないので要注意!です~


遠方の方はネットショップもお勧めです。

こだわり珈琲と神戸の老舗スィーツの味はお墨付き(^^
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親離れ序章?

2010年02月24日 | Jo(山留小4時代)のこと



長男motoの影響で、なんとなく行かされた?感・・・の次男Joの山村留学も終盤。

先日の小学校授業参観と山村留学センターの親子スキー行事は

次期の山村留学を継続するかどうかの話し合いの場も併せ持ちます。


このブログでもたびたび書いていますが

Joは 昨年の春の山村留学スタート時から一貫して

“次期継続はなし。横浜の自宅に帰る”と公言していたので

まぁ、こちらもそのつもりでいたのですが・・・



授業参観の合間に 私のところへひょこりと来て

「ぼくは山村留学 継続します!」 とひとこと。


どうしようかな~・・・ という相談もなしに

言い切られてしまいました(笑)



あ~~ そうだ、 継続理由を聞かなくっちゃと

あらためて聴いてみると

「 ともだち 」と。


周囲に影響されにくく 良くも悪くも自我を押し通したいタイプの彼だったので

ちょっと意外な返答。

少なくても正月明けまでは 帰るの一点張りだったのが

この1ヶ月の間に 180度 Joを変えたのは何だったのかなと。


担任の先生ともお話しする機会があり

クラスのお友達との絆がとても深まっていることを知らされました。




センター行事、親子スキーのときも 

センター仲間たちととても楽しそうでしたし



スキーも見違えるほどうまくなっていました。

雪はすっかりお友達のようで 雪まみれになっても平気で遊んでる。




と・・・思っていたら・・・・

お友達と数人で遊んでるうち何やらもめ出して、けんかになってしまい

たまたま近くにいてしまった私は どうしたものかと思いつつ

あえて背を向けて室内に入りました。

けんかなんて きっと日常茶飯事のこと、

いつも子供同士で解決してきたのだろうと・・・

ここで私が口を出すことも、そばで見ていることさえ

よくないんじゃないかなと思ったから。。。。


でも気になってしょうがなく・・・・

彼らから見えない室内の影でそっと見守っていました。


Joは他の子に諭されているような様子でしたが

途中で その場から怒り去って スキー場から一般道へ出て

どんどん遠くへ行ってしまいました。


「あれーーーー Jo、 治ってないじゃん、、、、 」

怒るとその場から消え去ってしまうJoの悪いくせ。


ついには視界から消えてしまいました。

もう午後のスキー開始の時間。

これはさすがに、みんなに迷惑がかかる・・・と思い

担当の指導員さんに声をかける。

そのうち けんかしていた子供たちも、ひとりふたりと・・

Joの後を追いかけはじめ、スキー場から消えていき

指導員さん共々 暫し戻ってこない。。。。。


主人に言うと大事になって 行ってしまうので

とりあえず沈黙を守り みんなが戻ってくるのを待つ。


こ一時間たとうかと言う時 ようやくみんなが戻ってきて

どうやら事態は終息した様子に ほっ。。。。。


後で指導員さんに聴くと Joが消えたのは

入園当初の2回以来とのこと。

やっぱり私がその場にいてしまったことが

なんとなく影響したような気がして・・・・




暫くすると、そんなことなど まるで無かったように

Joも子供たちも また一緒になって遊んでる。


間違っても あのとき口を出したり

私がJoを追いかけたりしなくて良かったな~と

思った私です。。。。




このタイミングで お友達とこじれたら やっぱり横浜に帰る~なんて

言うんじゃないかと ちょっぴりだけ心配してしまいましたが

もう、 そんなことでは簡単にぶれたりしないんですね(^^

Joの親離れ 序章・・・といったところでしょうか。


一方 父の子離れも 深刻な序章を迎えております(^^;

“ Joの継続 ” を聞いての 第一声は

「うわぁ~ オレはこれから Joなしで どうやって生きていけばいいんだ~」

・・・・・ と頭を抱えて言い放ちました、、、、

そう言いながらも 山村留学大肯定派なので

本人のためには それがbetterな選択であることを誰よりわかっているから

心中複雑です(^^



ということで、Joは山村留学、継続を決めました。

5年生では メンドシーノ(アメリカ)交流もあり

すでに クラスでは英語の挨拶など練習が始まっている様子です。

新年度は新たな仲間が増えて さらに楽しい山村留学生活を

Joは満喫することでしょう~


昨年と相反して 新年度は山村留学継続性が多く Joも心強いと思います。

継続のみなさん 引き続きよろしくお願い致します♪

コメント (2)
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棚田

2010年02月19日 | 優しい時間
棚田の謎―千枚田はどうしてできたのか (百の知恵双書)
田村 善次郎,TEM研究所
OM出版

このアイテムの詳細を見る


ちょっとしたマイブーム(死語?)、 「 棚田 」 です。

もう、見ているだけで 心が癒されます。。。


日本には 有名な棚田がいくつかあります。

育てる会/山村留学の 八坂地区にも 棚田があり

地域の農家さんと山村留学生のOB父母らが その保全や活用に勤しんでいます。


個人的にマイブームで盛り上がってるいるところに

先日の山村留学・親子行事の際

“ 今年からは 現役の山村留学生 父母も交えて さらに棚田に力を注いでいこう~”

との打ち出し?がありました。


棚田のことは 私もよくわからず 今は勉強中ですが・・・

地元の農家さんは 「棚田を維持するのはとても大変」だと聞きます。

代々受け継いだ棚田をやめて 平坦な土地の田んぼを購入して農業をする家も

今は多くあります。 棚田では「家業」として収入には繋がらないからですね。



一方では・・・

調べてみると全国の棚田で 維持活用に向けての動きがあるようです。

棚田を中心に村おこしをされているところも。


都会に住む人たちの 田舎回帰、 農業回帰も盛んになってきた昨今。

八坂の棚田も活性化するといいなぁと思います。
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クロスカントリーと誕生日

2010年02月10日 | moto(山留~中3時代)のこと
久しぶりに motoからハガキがきた。

恒例のクロスカントリー記録会が行われ 全校生徒45人で競ったらしい。



・・・・・ ハガキ文 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

学校でクロスカントリーの記録会があった。

いきなり登りで 前の人は速い。しかも1年生。

すごいプレッシャーで焦り 最初からガンガン飛ばしたら すぐにバテた。

だが やるには最後まで全力でやり、悔いの無い最後の記録会にしたかった。


登りばかりで何度も心が折れそうになった。

目の前の人を目標に ひたすら前に向かって進んだ。

気がついたら 1番早い組が来て抜かされた。・・速すぎる・・。

最後まで滑り続けて5位。とてもうれしかった反面、悔しかった。


           ★


やればできる子でしょ。 ということで、もうすぐBIRHDAYが近いんで

PSPのソフト****が ○月○日に発売されるのでお願いします。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ふーーんーーーー

頑張ったから 誕生日プレゼントはこれでヨロシク♪ ってことが本題らしい。


ゲームもテレビもない山村留学生の、 貴重な情報源は クラスの友達。

流行のゲームやテレビ、映画・・・・ 意外とタイムリーに知っている。

新作ゲームの発売日までチェック済み(^^;


卒業の春が 1日1日近づいてきていることを

きっと感じながら 毎日を謳歌していることでしょう。

実際、クロスカントリーの記録も 3年やって今年が自己ベスト。

ハガキからも 笑顔がこぼれ出てるかんじだ。


昨年の同じ頃 苦闘してたmotoを思い出す。。。。

さんざん迷って ぎりぎりまで悩んで出した結論だったけど

ほんとに 山村留学、 3年間継続してよかったね~

その一言に尽きる。。。。

なんだかんだ言って この一年は、 moto自身 「最後の山村留学の仕上げ」を

意識している様に感じられる。

いろいろな面で ある程度の「結果」を生み出しているところを見ると

motoなりに 意識して努力しているのだろうと思う。。。。



あ。。。 そういえば Joは どうするんだろう?

「山村留学は楽しいけど、僕は帰る」 と折に触れてバリアをはっていたJoなので

やっぱり帰ってくるんだろうな~

今週後半は 長野に行って来ます。

子供たちの小中学校の授業参観と個別面談、 

次年度の山村留学を継続するかどうか 親子の話し合い、

山村留学の父母会、 そして最終日は親子交流スキー行事。


Joとの話し合いが ちょっと楽しみ(^^
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いなかスイッチ

2010年02月06日 | 育てる会「山村留学」のこと
いなかスイッチ 2010年 03月号 [雑誌]

かぴさまエンターテインメント

このアイテムの詳細を見る


「 いなかスイッチ 」 2010早春号 VOL8の中で

育てる会 山村留学 八坂・美麻学園の取材記事が掲載されたと聴いて

早速 本屋へ。


わりと大きな本屋だったにもかかわらず、売り切れましたと言われ

ネット購入。先ほど手元に届きました。


この本は、

「 人と人、 都会と田舎をつなぐ田舎暮らし応援マガジン 」

というテーマで、 今号は

「 いなかで子育て、親育て 」 特集。


育てる会の山村留学の他に、 自然なお産、森の幼稚園、古民家暮らし・・など

自然にどっぷりつかって 生き生きと暮らしている人々の笑顔が満載です!


育てる会の山村留学の紹介は、 P32~P38まで 7ページに渡って

オールカラーで その魅力がたっぷり綴られています。


山村留学って???? という免疫の無い方も

ミニ山村留学を体験し、年間のプログラムを検討されてる方も

ぜひ、 読んでいただきたいです♪


何はともあれ このはみださんばかりの子供たちの笑顔を見て欲しいなぁ~

ちゃっかり Joも写真に納まってました(^^

たぶん・・・Joの髪型などから

1月早々に撮影したものだと思われますが

豪雪にも負けず 通学している子供たちの様子や

ひとつ屋根の下、 子供たち同士のやりとりも垣間見ることができます。


年間行事、 里親のご夫婦の様子、さらには通っている村の小学校の教室にまで

カメラが入り、 山村留学全体の取り組みがよくわかる記事になっています。


近くの本屋さんにあるといいのですが

なければアマゾンなどが便利です。




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