山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

山村留学 収穫祭2011

2011年11月14日 | 育てる会「山村留学」のこと
通算4年間の子供たちの山村留学がこの春終了し、

今回、初めてOBとして参加した収穫祭。





現役のときは、あまり心身ともに余裕がなくて

じっくり楽しんだ♪・・という感じではなかった収穫祭。





今年は、久しぶりの懐かしい同期のOBと再会したり

退園した指導員OBの方の顔も見れたし

農家さんとの会話も緊張感が外れて 

短い滞在時間だったものの、とても楽しんできました(^^



 
昔ながらの機械でポン菓子♪

子供たちに大人気(^^


こういう時間は心地よいですね~♪

Joも 久しぶりにセンターに1泊し、相当 満喫したようです。





同期のOB仲間が ひとりふたりと・・・

大町に引っ越してきてる話をたびたび聞いては

やっぱり、ここは良いところだよなぁ~~と心の中で頷く私。



今回の収穫祭。個人的な目玉?企画は、

元指導員さんのマッキーの「まきまき整体院」が、収穫祭に特別出張開業♪



すっかり板についていて 違和感がないのが不思議でした(笑)

本人には言わないでしまったけど、なんかマッキー、キレイになっていて

今が充実してるんだなぁ~~ と、まじまじと顔を見つめてしまったり(笑)



収穫祭が終ると、ぼちぼち冬支度かな。



雪の季節が 子供たちをまたひと回り大きく成長させてくれる山村留学です(^^
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八坂・プチ山留情報

2011年10月04日 | 育てる会「山村留学」のこと
美麻のわかた棚田の稲刈りの日、

用事があって、山村留学「センター」へ車を走らせると



ちょうど、こちらも稲刈り中♪♪



ここも、八坂の棚田の一部。 子供たちが和気藹々、鎌を持って稲刈り。

みんなで手塩にかけて作り、はぜかけしたお米は きっと美味しいはず♪

新米、楽しみですね~(^^


八坂に移住したという修園生のお宅をさがしていたら

なんと、指導員OGの Qちゃんに遭遇! かわいい赤ちゃんを抱いて幸せそうでした(^^

この春は、大好きだった指導員さんが数人離職してしまい 残念に思っていましたが

母になったQちゃんの幸せそうな笑顔や

大町で、整体を開業したというマッキーの話を聞いて

それぞれの人生をしっかり歩んでいるんだなぁと 笑みが浮かんできます(^^


去年から今年にかけて 同期の修園生の大町市移住は3組を数え

縁がいろいろな形で さらに結ばれていっているかんじです(^^


やっぱり ここは魅力的なところなんだなぁと・・・・

八坂、美麻に来るたび思う私です♪
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山留に関わる人々②

2011年03月27日 | 育てる会「山村留学」のこと
八坂美麻センターで、絶対に欠くことのできない人がいます。

毎日毎日、 みんなの胃袋を 「幸せ」いっぱい満たしてくれる、

THE料理人 MURAIさんです。

たいてい いつも調理場にいるので 行事で親がセンターに行っても

そう頻繁に交わることがなくて 

かく言う私も4年もいたのに ちゃんとお話したことがなく。。。。。


現役父母にとっては なぜか「敷居の高い」調理場なので

なかなか こちらから気軽に入っていけなかったりします。


大きな行事がある時は、OB母がわざわざお手伝いにかけつけてくれて

現役父母が行事参加している間に、 調理場に入って切り盛りしてくれるのです。

私も、これからはOBとして もっとMURAIさんと交われたら良いなあと思います。


子供たちは、MURAIさんと、食育担当KAORIさんの愛情たっぷり料理を

毎日いただいて 元気な心と体の元を作っていただいています。

Joのように、センターや農家さんでの食事で 野菜嫌いが治った子はいっぱいいます。


特に山村留学生は お金を一切持っていませんし、好きなものを買い食いしたり

「今日はこれが食べたい」 という希望は叶いません。

小中学生の食欲旺盛な時期でもあり 子供たちにとって 

「ごはんの時間」「食べる楽しみ」は1日の中でもすごく大事なイベントです。

ちょっとぐらい嫌なことがあっても おいしいものを食べれば

それで気が治まることも多いのです。


そんな大事な大事な毎日の食事を作ってくれるMURAIさんは、

センターの隠れた?ヒーローです。


さらにもうひとつ、子供たちがMURAIさんの凄さを味わう時が

通年のランニングと、冬のスキー活動です。

motoは かつて 「 MURAIさん、すごいっ!! 」 を連発していました(^^

とにかく 走る走る走る・・・・

motoも山留後半、けっこう走りこんでたようですが

MURAIさんの山道を軽快に走る姿は憧れだったようです。

そして MURAIさんと言ったらスキー! という子供たちも多いです。

走って滑れるMURAIさんは、実は超アスリートな料理人でした!


いつも美味しい手料理をありがとうございました(^^
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山留に関わる人々①

2011年03月26日 | 育てる会「山村留学」のこと
無事に 修園の集いを終えて 我が家の4年に渡る「山村留学」が終了しました。

今日は、これまで あまり詳しく書くことがなかった、山村留学の「指導員」さんに

スポットをあてて書いてみようと思います。


長男は、小3から夏休みや冬のスキー班など、

短期山村留学の常連?になっていましたが

その頃は、親が指導員さんらと直接交わるチャンスはほぼ皆無。

親は子供を集合駅まで送迎するだけで、その先は一切音信不通?のまま

お迎えの日になります。


子供が帰宅後、「どうだった? どんなことしたの?」「何が一番楽しかった?」

ちょっとでも様子を知ろうと聞いてみるものの

子供は、あまりに盛りだくさん、ドラマチックで毎日が刺激的で、楽しすぎて・・・

何から話して良いか、もう収拾付かない! といった感じ。

そんな子供の口から出てくるのが、指導員さんの名前です。


同じ名前が頻発されて、だんだん・・逢ったこともないのに親近感が沸いてきます。

指導員さんは、何でも知っていて、何でもできて、何でも頑張る。

子供たちの「憧れ」です。


長男は、彼らと出逢って 「自分も将来、指導員になりたい」 と言い、

短期だけでは飽き足らず、長期(通年)の山村留学に意欲を燃やしました。


指導員さんの多くは、20代で未婚者、子育ての経験がない方が多いのですが

どの指導員さんも個性的で子供たちを惹きつける魅力を持っています。

” 子供たちが好き!子供たちの成長に真剣 ” 

その気持が、ちゃんと子供たちに伝わるのだと思います。


時には がみがみ?(笑)叱る お母さんのように

時には がつんと渇を飛ばす お父さんのように

時には 物言わずそっと見守ってくれたり

時には 悩みを聞いてくれる お兄さん、お姉さんのようで

時には はっちゃけて 一緒に遊べる気の置けない仲間であり

時には 優しく包んでとっぷり甘えさせてくれる安心できる存在。。。



親元から離れて 子供(命)を預かるということ、

親の期待、

日々のこなさなければいけないこと、

指導員さんの重圧を考えると

「どうしてこの仕事を選んだの?」

現場を見れば 誰でもが感じるだろうこの疑問。


4年間、見てきて私なりに思うのは

その応えは、1年が終り最後の「修園の集い」の日にあります。

大きく成長した子供たちや親御さんの言葉や涙に

1年のいろいろな苦楽のカタマリは どれもがキレイな宝物に浄化されて

指導員さんの心の何処か深いところに ほんのりと納まり

彼らがこの1年の間に 時に痛めてしまった心の傷や葛藤を 

そっとあたたかく癒してしまうのだろと。


こんな仕事があることを 知らない若者もいると思う。

どんな仕事も大変だし、もがく分だけ成長もすると思うけれど

この仕事は、きっとこの1年、自分が何をやってきたのか、

自分なりに その応えを少しは感じながら、

誇を実感できる仕事のひとつだと思うのです。


ひと頃前は

“指導員さんは ずっと指導員さんでいてくれる” 

という勝手な思い込みがありました(笑)

なので1年目、修園式の最後にある指導員さんが「自身の夢を追いかけたい」と

離職すると聞いたときは 衝撃を隠せませんでした。


でも今は、それってアリだなぁと思いますし

夢への1ステップとして、この仕事を選ぶことも とても価値のあることと

感じています。


子供たちの憧れの指導員さんにも 自身の憧れや夢をどこまでも追いかけて

欲しいと思います。 

目の前のことに一生懸命。

前に向かって一生懸命。。

だからカッコイイのです(^^


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早寝 早起き 朝ご飯

2011年02月08日 | 育てる会「山村留学」のこと
山村留学先の恒例行事、親子スキーと学校の授業参観に行ってきました。

今年は、小学校で取り組んでいる百人一首の長野県大会も丁度重なって

大会会場となった善光寺にも思いがけず足を伸ばすことができました。


試合前におみくじで「凶」を引いてしまったJo(^^; (何で試合前に引くかな~)

昔のJoは、出掛けにテレビの「今日の占い」を見て運が悪いと

「今日は学校に行かない!」 と床に崩れて手を焼いたものですが

さすがに成長したようで、逆にこちらに気を使わせないようにと

顔を引きつらせながらも、「大丈夫。大丈夫」と気持を建て直し

試合には精一杯向き合ったと思います。

ともかく家族ともども、良い経験、良い思い出ができてよかったです(^^


さてさて・・・ 話は変わって授業参観の前に行われた、校長講話。

とても貴重なお話でしたが 何分、時間が短く

もっとたくさんお話を伺いたかったなぁ。。。という内容でした。


全国的に “ こどもたちのからだがおかしい ” と、

医学界でも教育現場でもその異変に警笛を鳴らしています。

根底にあるのは、習慣的な食生活や、生活サイクルの乱れが指摘されています。


「 早寝 早起き 朝ご飯 」と、適度な運動。

家庭での生活習慣が根本です。


そういう意味においても、「山村留学」の子供たちは

いわゆる昔の子供たちの「当たり前の生活」が習慣になっていて

特に毎日「歩く」ことが定着している生活は

体力面だけでなく 気力、気晴らしにもなっていて

すこぶる健全な小学生らしい生活をしていると言えると思います。


熊の出没で「歩けなくなった」一時期は、運動不足から便秘になったり

ストレスがうまく発散できなくなる子供たちが顕著に増えたと

山留の指導員さんから聞いた時は

それだけ生活習慣の変化がもたらす影響力は

大きいものなんだなぁと思ったりしました。。。


2年間の山村留学で Joが身につけた「早寝 早起き 朝ご飯」は

修園して自宅に帰ってきてからも、しっかりと続けて行きたいと思います!
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最終日

2010年12月29日 | 育てる会「山村留学」のこと
今年の山村留学が終了しました。

子供たちは、今朝それぞれの自宅へ向かって帰省の電車に乗ります。


ほとんどの子供たちは、大人の引率なく、子供たちだけで早朝の電車を乗り継いで

主要駅まで帰ります。 (新宿、名古屋)

中学生が中心になって小学生をまとめて、乗り遅れや事故のないよう気を配ります。

主要駅のホームでは、親が子供たちとの再会を心待ちにしています。

大きなリュックを背負って電車を降り立つ子供たちに 

もう一回り大きくなった成長の姿を感じる瞬間です。


時には、 忘れ物をしたり・・・ 小さなトラブルもあったりしますが

育てる会は、 この、 子供たちだけの(集団)帰省を推奨しています。

子供たちの大きな自信にも繋がるからです。


いろいろな家庭の都合や、学年によっては学校行事などにより、 

集団帰省ではなく 直接、センターや出発駅の信濃大町まで 

車で迎えに行く場合もあります。

我が家もお盆や年末年始は、実家に行くことがあったりで

3回に1回は現地お迎えになってしまいます。。。。。

今回も、都合あって我が家は現地お迎えですが

今日の新宿、名古屋のホームでは

再会の笑顔が満開に咲くことと思います(^^


今年も1年、 センターの指導員さんはじめ、受け入れ農家さん、

学校の教員の皆さん、そして八坂美麻の地元のみなさんには

子供たちも、たびたび訪問する親の私たちも

本当にお世話になりました!!!!

たくさん、ご迷惑もおかけしたと思います。。。。

いつも、優しく厳しく見守っていただき ほんとうにありがとうございます。


また来年もひき続きよろしくお願い致します。

僅かな冬休みのひと時ですが ゆっくりお休み下さい(^^
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収穫祭2010

2010年11月19日 | 育てる会「山村留学」のこと
毎年恒例のメインイベント「収穫祭」が無事終りました。。。

収穫祭前日は、Joの授業参観や個人面談もあり、私たちは少し遅れてセンター入り。
センターへ行くと・・・
あれ? いつもと違う雰囲気。

だいたい収穫祭前夜といえば、 多くの子供たちが個人研究発表の準備におおわらわ・・
のはず。

発表の練習をしていたり、 まだ模造紙にまとまらない子もいたりで
見ているこっちの方が 間に合うのかしら??とドキドキするような光景。


ところが、今年は・・・ 妙に落ち着いてるセンター内。
だれも、ドタバタ焦る様子もなく。

指導員さんに聴いてみると 
「 そ~~なんですよ~~ 今年はなんか、さらっと終ってしまって・・・ 」


今年は3年ぶりに 子供たちの演劇も復活とのこと。
ただでさえ忙しい山留生。 台本から全部子供たちで作り上げるので
かなりエネルギーがいるし、ある程度 子供たち全員の意思がないとやり切れず
その辺の具合があって、ここ3年ほどは劇を見送っていたよう。

いつも通りの学校生活に加えて、太鼓の練習、個人研究の準備、そして演劇・・
・・でいて、前日のこの静けさ・・・


例年の子供たちの苦闘の様子を見て来ただけに、実は・・・
もしかして個人研究も演劇も、内容の浅いものになっちゃうのかな・・と
少し心配したのですが、ふたを開けてみたら、いやいや失礼しました、、かなり感動的♪

個人研究もしっかり取り組めていることが伝わる内容でしたし
太鼓もお見事! よくまとまっていました。
演劇は、台本がよく出来ていて、笑いもしっかり取りながら、子供たちの演技の巧ささに
ストーリーにも入り込めるクオリティ。

ほんとうに楽しませてもらいました(^^

4月から始まったこのメンバーで、子供たちそれぞれの成長が確認でき感無量の収穫祭。
素晴らしかったです。


2日目の模擬店&バザーも好天に恵まれて、たくさんの来場者の方でにぎわいました。
前日から遅くまで仕込んだ父母営業のお好み焼きも、焼き鳥も、たこ焼き、豚汁、
クッキー、ケーキ・・ 全てが完売しました!!


みなさんお疲れ様でした(^^
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山村留学 説明会

2010年10月28日 | 育てる会「山村留学」のこと
育てる会/山村留学の学園説明&相談会についてお知らせです。

(2011年度 入園希望者対象)

主な内容は、 山村留学についての説明とビデオ上映、 留学に関する相談。



< 東 京 >

・第2回 2010年11月3日(水) 10:30~12:00

    国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟109号室

    ※最寄駅・・・小田急線「参宮橋」駅より徒歩7分

・第3回 2010年12月12日(日) 10:30~12:00

    国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟107号室

    ※最寄駅・・・小田急線「参宮橋」駅より徒歩7分


< 名古屋 >

・第2回 2010年12月4日(土) 15:00~16:30

    ウイルあいち 3階会議室5

    ※最寄駅…地下鉄市役所駅より徒歩10分

・第3回 2011年1月29日(土) 13:30~15:00

    ウイルあいち 2階セミナールーム3

    ※最寄駅…地下鉄市役所駅より徒歩10分


< 大阪 >

・第2回 2010年12月5日(日) 15:00~16:30

    アネックスパル法円坂 3階6号室

    ※最寄駅…JR森ノ宮駅より徒歩10分

・第3回 2011年1月30日(日) 10:00~12:00

    アネックスパル法円坂 3階6号室

    ※最寄駅…JR森ノ宮駅より徒歩10分



詳細は 育てる会HPをご覧下さい。


 冬休み短期プログラムも募集開始しています。
        3泊4日~4泊5日 幼児年長~高校生、親子参加で
        雪遊びと山村生活、冬の自然研究班、サバイバル雪中キャンプ、
        キッズスキー班、アルペンスキー班、ファミリースキーなど。。
        *短期プログラムは人気が高いのでお申し込みはお早めに♪   
        
    
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梨の木祭

2010年10月15日 | 育てる会「山村留学」のこと
先日、美麻小中学校の文化祭「梨の木祭」がありました。

運動会から、約1ヶ月ぶりのJoとの再会。

体育館で遠目に見たJoの表情がなんとなく暗い。
前回の・・・運動会終えての別れ際もちょっと微妙で・・・
平気そうに、じゃ♪と別れたものの、寂しそうではあった。

私たちが行くことで、やっぱり少し不安定になっているのかもしれない。
歌や音楽の発表を控えていて、その緊張もあるかな。。。
(Joは、かなりの緊張しぃだから)

それはさておき、体育館では生徒縦割り混合チームで、風船運びや縄跳び記録を競い

小中一緒の学校ならではの、ほのぼのとした姿に笑みを誘われ・・・・

その後は、中学生が数グループに分かれてプレゼンを行いました。




プレゼンは、それぞれに工夫を凝らし、観客が飽きないように
良く考えられていて、プレゼン能力の高さに驚かされました。
美麻小中学校の生徒は、「発表やプレゼン」の機会が多いせいか
そういう力が充分に磨かれているなぁといつも感じます。

全教室では、子供たちが製作した作品が展示されていました。
どの教室も、ワクワク感たっぷりです♪
アートに力を入れている学校だと耳にしたことがありますが
感性豊かな子供たちの作品に私は感心しきり。







と・・・いっぱい写真を撮りまくっていたらバッテリー切れ、、、


後半は、ステージ発表があり、各クラスの歌や演奏を観覧しました。
どのクラスも少人数ですから、ひとりの影響力は大きいです。
ひとりひとりが一生懸命。精一杯が伝わってくる感動的な発表でした。

先生方の出し物もあり、昨年度のやくざ姿や水戸黄門になった先生の面々も
度肝を抜かれて会場内、大爆笑の渦でしたが
今年は、紅白歌合戦ということで、エグザイルに扮した男性教師のみなさんと、
AKBに扮した女性教師のみなさんが、
相当に無理のあるダンスを披露してくださり、大盛り上がりでした!
(画像の掲載は遠慮させていただきますが(笑)

とにかく、子供たちの手で運営されている感たっぷりの、学校イベントは
美麻小中学校の1番の魅力に感じます。
先生の個性も際立っていて、一変通りで無難な教師・・・は、見当たらない印象です。
(褒めてます・・・念のため(^^;

そして、梨の木祭で最大の盛り上がりをみせるのは「閉会式」です。
生徒会長や中学生が中心になって、会場全員を盛り上げ
小学生と一体になって テーマソングを歌います。熱気むんむん♪
どの子供もなんともいえない生き生きとした笑顔です。

その子供たち手作りのイベントと、ひとり残らず輝く子供たちの姿に
感涙の父母多数(^^

閉会式が一番盛り上がり、一番感動的・・・なんて学校のイベントは
ここしかないんじゃないかっていうくらいステキです♪
オリンピックの閉会式ぐらいすごいです (言いすぎか。。。。)

そうして、毎年 梨の木祭を堺に、3年生は2年生へとバトンを渡し
ひとつの役目を終え受験へと集中することになります。
生徒会長の「2年生、あとは頼んだぞー!」 という言葉にジ~ン。。。

今年もいっぱい感動をありがと~~

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Superwe 「渡り鳥」

2010年09月09日 | 育てる会「山村留学」のこと
久しぶりに Joの担任の先生作、学級通信「Superwe」の更新です!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

渡り鳥は、先頭が一番空気抵抗を受けるので、もっとも辛く、もっとも嫌な場所だ。

数千キロ旅をする渡り鳥は、ずっと同じ鳥が先頭ではない。

疲れたら、2~5列目までにいた鳥が先頭に変わって、先頭だった鳥は後ろへ下がる。

それを繰り返し、繰り返し飛んでいく。

いろいろな鳥(人)が先頭に立つから渡り鳥(人)はその旅を成し遂げることができる。



この渡り鳥を引用して、担任の先生は

自ら嫌な場所に飛び込む人のみが成長できる。 

(どんな場面でもいいので)クラスの先頭に立つこと、

自分がクラスのためにできることで「先頭に立つ場所」を見つけていこう。


と締めくくりました。



さらに数日後のSuperweでは

自ら行動できるか できないか・・・

行動してもしなくても 最終的にそのツケを払うのは自分でしかない。。。。

ということを、イギリスの劇作家の詩を引用、

「 夜はいつも 月の下で眠った

  昼はいつも 日光浴を楽しんだ

  いつも 「やればできる」と気ままな人生を送った

  そして何もしないまま 死んでしまった 」

この詩を読んで何を感じるだろうか?

・・・と投げかけている。



誰がどうだから・・と言うことじゃなしに、自分を律することの大切さ、

それが全ては自分に返って来ることを伝えてくれています。
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八坂&美麻学園 関東父母会

2010年07月11日 | 育てる会「山村留学」のこと
7月10日。 motoがスイスへ旅たった日の夜は、

山村留学・八坂&美麻学園の関東父母会の日でもありました。

私たち夫婦は、成田でmotoを見送り、KLASの父母懇親会の後

会場になっている新宿へ。

毎年この時期に行われる関東父母会は、 

山村留学生OBがやっている焼き鳥やさん、 「 ぼるが 」 が会場です。


例年より、ちょっと参加者が少ない印象でしたが

現役父母はもちろん、 古いOBの方々や、 育てる会の理事長や指導員の皆さんも

参加してくださり、 楽しい交流の時間をすごしました。

ここで、Joの様子や、今回のmotoへのメッセージのことはじめ、 他の子供たちの様子を

指導員さんからうかがう事ができました。

担当の指導員さんが 本当に子供たちの気持ちに寄り添って 接していただいていて

安心して任せきれることは本当にありがたいですね。。。。


春の入園から3ヶ月が経過し、 新入の子供たちも慣れと共に徐々に 「素」が

現れてくる時期。 表面だけの仲良しから、一歩踏み込んだ関係の始まりは

様々な摩擦を起こし 傷ついたり傷つけたりしながら

大事な何かを掴んでいく大切な時。

そんな成長期の大切な時期に、 周囲の大人の適切な干渉と見守る温かさで

包囲網は万全です。


motoの進学先、 KLASでも先生がたびたび親に向けておっしゃったていたことですが、

「時」が解決することは多くあります。 子供たちの一時的な感情の波に惑わされて

親が干渉しすぎないようにと。 全ては親から遠く離れたスイスで起きていること。

たとえ電話や手紙で子どもから聞かされても、

いっそ知らなかったことにしてください。。。。

というような内容でしたが、 まさに山村留学と同じですね。


山村留学の1年を通じて いろいろな事を経ての修園の時期は

毎年、見ていて羨ましいほど、子供たちの「絆」を感じます。

この1年、 このメンバーだからこそ得られるものがきっとあるはずです。

それぞれの成長が楽しみです。
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Superwe 続「天国言葉」

2010年06月24日 | 育てる会「山村留学」のこと
◆小5 Joのクラスの担任の先生が発信している学級通信です。

 生徒の名前や固有名詞などは伏せさせていただく都合や全文記載はボリューム的に

 厳しいため できるだけ内容、趣旨に忠実に 編集してお送りします~ 

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


先生は 子供たちに言いました。


1 自分の知ってる天国言葉を書きなさい。

2 自分の嫌いな言葉を書きなさい。

3 人に言われて 「 嫌だった 」 言葉を書きなさい。

4 自分がこの一年、言い続けたい 「 天国言葉 」 を選びなさい。



この質問を投げかけて 子供たちの反応に 先生がびっくりしたことがありました。

3番の質問に戸惑いを見せた子供たち。

先生が かつて感じたことのない違和感に

「 どうしたの? 」 と聞くと、

子供たちは 「 (嫌な言葉を) 言われたことがないんです・・・ 」 と。


 ” 目玉が落ちるかと思うほどびっくりした ” 先生は

「 お母さんとか、 兄弟に言われたことがあるでしょ? 」 と聞きなおします。

「 ありません 。」 という子供たち。
 


お母さん・・・・とか????? ですか(笑)

我が家では お父さんはありがちですが 私も言霊ってあると思ってるので

基本、 ないですね~

兄弟間は・・・ 4年前 一緒に暮らしてる頃はありました。

大概、 兄が弟にキレて、、、 という場面ですが

その頃は Joも小さかったので もう覚えていないのかもしれませんね。。。

山留生の間では・・・ だれかしらと喧嘩やいざこざもゼロじゃないでしょうから

あっても不思議じゃないですけど。。。。


たぶん 言われたことはあるのでしょうが、

記憶に深く残ったり、 根に持ったりする深さがないか

遊びの延長上のことだったりするのでしょうか・・・


でも それは とてもステキなこと。

先生は そんな子供たちを見て

「 ご家庭での 言葉環境が とても良いという事だ。 そのような家庭環境が

  素晴らしい子供たちを育てているのだろう。 心からありがたい。 」

と綴ってくださいました。



最後に先生は 子供たちに

天国言葉を言い続けることの良さを ご自身の体験を通じて伝えました。

天国言葉をいっぱい使うことで プラス思考になり、 

そして自分にとって、 楽しいこと、良いことが 自然と目に付くようになり、 

それが、 自分の人生を さらに良い方向にもっていってくれるのだと締めくくりました。


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Superwe 「 天国言葉 」

2010年06月22日 | 育てる会「山村留学」のこと
◆小5・Joのクラスの担任の先生が発信している学級通信、

「Superwe」ダイジェスト版を転載しています。 

 生徒の名前や固有名詞などは伏せさせていただく都合や全文記載はボリューム的に

 厳しいため、できるだけ内容、趣旨に忠実に編集してお送りします~ 



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「 天国言葉 」

ついてる♪ うれしい♪ 楽しい♪ 感謝しています♪ しあわせ♪ 

ありがとう♪ ゆるします♪



「 地獄言葉 」

ついてない、、 不平・不満・愚痴・泣き言・悪口・文句・心配事・許せない、、



先生は 子供たちに この両方の言葉を教えました。 そして・・・

どっちの言葉を教室に溢れさせたいだろうか? 

という先生の問いに 子供たちは 当然 「 天国言葉 」と答えました。


天国言葉を使えば 周りのみんなは楽しい。 明るくなる。 

そんなクラスを作っていくために

「 言葉から 考えていこう 」 ということを

先生は子供たちに伝えました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


言霊って やっぱりあると信じています。

プラスの意味の言葉は 聞いていても 心が気持ちいい。

心が気持ちよければ 気持ちよく行動ができます。

そんな気持ちのよい言葉が飛び交う空間は

みんなが居心地がいいはず。


家庭も、 会社も、 お店も、 社会も。。。。。 (^^
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Superwe 「壁を階段に変えるコツ」

2010年06月21日 | 育てる会「山村留学」のこと
◆小5・Joのクラスの担任の先生が発信している学級通信、

「Superwe」ダイジェスト版を転載しています。 

 生徒の名前や固有名詞などは伏せさせていただく都合や全文記載はボリューム的に

 厳しいため、できるだけ内容、趣旨に忠実に編集してお送りします~ 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


先生は 子供たちに 「 苦手としていることはどんなことか? 」 を聴きました。

多くの子が 「 算数 」 と・・

また、 「 国語 」 「 理科 」 という声も。


先生は言います。

これが 「 壁 」である・・・と。

それこそが 自分たちを 「 変革 」 していく、 素晴らしい 「 壁 」 だ!

それらはすべては 「 超えていける 」 壁。

できない、 苦手、 つまらない・・ というのは 自分で決めてしまっているのだ。

壁を乗り越えれば、 それは一気に 「 成長のための階段 」 に早変わりする。

壁を階段に変化させる条件を 子供たちに話しました。


1 素直さ

2 努力を継続する

3 「 わかりません 」 は通用しない。

  頭をひねって考えたことなら認めます。 でも難しいから、まぁいいや~ の

  わかりません・・・を多く許すと、 「 わかりません病 」 が教室に蔓延します。

  それ以上に、 「 間違えて、 間違えて、 間違えて、 賢くなる 」 ことが

  大事なのです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「 わからない時は聞きなさい 」 大人はすぐにそう言ってしまいます。。。

なぜかというと・・・

わからないまま やって失敗されると 

こちらが面倒だったり困ったことになるからですね。

そのうち 子供たちは

勝手にやって失敗して叱られるより 聞いてからやろう。。。 ってなことになり

依存度の高い大人が出来上がります。

失敗して身につける・・・ これは本人にとって最善の成長法。


どんどん「考えない」大人を作ってるのは 今の大人かもしれません、、 反省。

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Superwe 「 和 わっ! ○ 輪  」

2010年06月20日 | 育てる会「山村留学」のこと
◆小5 Joのクラスの担任の先生が発信している学級通信です。

 生徒の名前や固有名詞などは伏せさせていただく都合や

 全文記載はボリューム的に厳しいため

 できるだけ内容、趣旨に忠実に 編集してお送りします~ 

 ( 4月発行分に遡って 少しずつ更新して行きます )


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

新学期がスタートした初日。 (私たち父母もこの時は同席していました)


先生は 「 和 」 という言葉を黒板に貼り、 

その周りに “ 5年生になってがんばりたいこと ” を

子供たちに書かせた上で

では、 和は 他にどんな読み方をするか? という質問を子供たちに投げかけました。

子供たちは躊躇しつつも考えました。

ノキグチ? しる???

先生はどの答えも否定しない。

むしろ 戸惑いながらも勇気を出して発言した子を褒めました。


わからなければ、 「あ」とか、言えばいいんだ。

“ とにかく 言うこと 挑戦すること ” がもっとも大事だと

先生は子供たちに伝えたかったのです。


そのときのことが Superweに記されていました。


次に 和という言葉には どんな意味が込められているか。

先生は 子供たち全員に一斉に「和」を読ませました。

「 13人中8人そろってました。 もう一度 」 もう一度声を出す子供たち。

「 9人になりました。 もう一度 」 さらに揃えようとする子供たち。

「 揃ってきた。 あと一人だ。 もう一度 」

自然と自分の呼吸を周りに揃えようとする・・・・


やっと 子供たちの声がひとつになって 「 わっ! 」 と揃った時、

先生が言いました。

「 これが “ 和 ” です。 “ 和 ” とは ○のことだ。

  みんなで今、 一丸となりまとまった “ 和 (輪) ” になった。 」 



たった一文字 「 和 」 を 子供たちと共有するために

平面的で一方的な教え・・・ではなく

子供たちにわかりやすく 心に残りやすく 

そして子供たちが小さな自信を持てる方法を

先生が考えてくださっていることは とてもありがたいですし

ステキなことです。

育む・・・ということの原点を学んだ気がします。
コメント (2)
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