山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

5月親子行事②小4次男の様子

2009年05月09日 | 育てる会「山村留学」のこと
センター入りすると あちらこちらで子供たちの元気な声が。

約1ヶ月ぶりの対面です。


次男は 全体的に引き締まり 顔も少し日に焼けて健康的な印象。

同年代のやんちゃそうな子供たちと

とにかく楽しそうで 顔が生き生きしていました。

一応、 「 山村留学、 来て良かった? 」 と聞いてはみましたが

実は 聞くまでもないくらいに 楽しい事が体からにじみ出ています(^^


とは言っても 家にいた時は あれほど 「ひっつき虫」だった次男。

私のそばに寄る事に躊躇しているようで

他の子供たちの手前もあり 甘えん坊の部分を

彼なりに ぐっと我慢している様子。

ここが自立の一歩なのかなぁ。。。。

ちょっぴりさびしくもありますが ここは私もがんばらなくっちゃ、、、


次男は いつも暗いところが嫌いで

夜寝るときも ひとりでは寝られず 私が仕事をしている脇に

子猫のようにくっついて寝入ってしまう夜もありました。


ここでは たくさんの友達と枕を並べて

消灯ぎりぎりまで ギャグの応酬。 笑いこけながら寝る毎日のようで

それはそれは 楽しそうです。。。


偏食で野菜や魚が苦手だったのも ここでは 頑張って完食。

徒歩5キロ バス7キロの通学路も

自然を楽しむ余裕も見せて 子供らしい好奇心が活性されている様子。

彼が 山村留学を躊躇した理由のひとつが 「虫嫌い」だったのですが

虫どころか、 もぐらや蛇も可愛がる?野生児になっていました、、、


環境って・・・ すごく影響大きいですね~

1ヶ月で こんなに変わるなんて・・・・


というよりも、 本来持っている好奇心や野生児の部分が

これまでの横浜の生活では 引き出せてあげられていなかったんだなぁと。。。

親としては・・・ 思うところいろいろ・・あります~



月の半分を 村の農家さんのお宅でお世話になるわけですが

農家入り後 さっそく近隣の畑で悪さをして

地域の方や 農家の母さんには 多大なご迷惑をおかけしてしまいました、、、


まだ始まったばかりの山村生活。。。。

ちょっと・・・先が怖いです~


何はともあれ 山村生活を満喫中の次男に ほっとしている私です。。。。
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5月親子行事①センター入り

2009年05月09日 | 育てる会「山村留学」のこと
毎年恒例の5月連休中に行われる

農家訪問と 山菜採り、味噌造りのためセンター入り。


今年は、 高速道路料金が 1000円! という経済対策や

7年に一度の善光寺ご開帳の年と重なり

私たちも渋滞を覚悟して 横浜出発。


夜明け前の AM3時に家をでました。

ほぼスムーズに 大町まで走り

朝9時前に着いてしまったので 時間調整もかねて 鷹狩山に登りました。

まさに五月晴れの山村は 空気が澄んでいて

青い空にそびえ立つ 北アルプスの迫力は圧巻でした。



鷹狩山は 子供たちのいる センターの程近くにあります。

よく私たちは 「センター」と言いますが

正式名称は・・ 何だろうと思うことがあります。


入り口には こんな看板が。



やまなみ山荘。

またの名を 八坂・美麻学園。

厳密には 八坂学園と美麻学園とに分かれていて 

この拠点センターから

八坂小・中学校に通う山村留学生は 八坂学園生、

美麻小・中学校に通う子達は、 美麻学園生と 区別されていて

それぞれに担当の指導員がついています。


学園と言うと ここ自体が 学校かと勘違いしてしまいますが

通学する村の小・中学校とは 別のもので

ここでの山村生活自体が 心身の成長を促進する学び舎であることから

学園という表現になっていると察することが出来ます。


整理すると

やまなみ山荘 = 八坂・美麻学園 = 育てる会 山村留学 = センター

ということで 関わる人の間では 「センター」と言うことが多いです。

この部分で 当初 私は非常に混乱し、 子供の言っていることが

まったく要領を得ない時期がありました、、、


センターの玄関口にたどり着くまでの間には

池があったり 子供たちやOBの棚田、

子供たちが作った ブランコやツリーハウスなどがあります。










みんなのアイドル そして癒し犬 「 てる 」(手前) とゲスト。






みそ造りの準備もできているようで・・

少し前に 子供たちが 「みそ玉」を作り 乾燥させています。



今年度は 小学生が多いせいなのか・・・・

粘土遊びになってるものもあったりして 楽しいです(^^




続。
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1枚目のハガキ

2009年05月01日 | moto(山留~中3時代)のこと
山村留学期間中、 子供たちとの通信手段として許可されているのは

 「 ハガキ 」 のみ。

親子で ハガキのやりとりをする・・・ なんてことは

こういう機会でもない限り 経験することはないように思う。


なかなか・・・ いいもんです(^^


手紙・・・ ではなく ハガキ・・・と言うところには理由があって

封書にしてしまうと 秘密性が高くなり

子供たちの一時的な感情や主観で

断片的かつ一方的な情報だけが 親に伝わってしまうことで

必要以上に 親が不安になったり、 また事態修復に親が安易に動いてしまい

返って事態を複雑化させる可能性の危惧や・・・



一方では

子供たちを預かってくださっている 農家の父さん母さんが

封書の中には いったいどんなことを書かれているんだろう~と

疑心暗鬼になってしまったりすることも ないとはいえない・・・


ということで・・・

その辺のデリケートな心情を想像して 配慮されているとのことです。



さて・・・ きのう 今年度初 長男からのハガキが到着。

いつも通り 9割がた、 必要な物資?(本や資料、着替えなど) を送って欲しい・・

という業務連絡的なことなのだけど

テストや行事などを終えた感想なども ほんのちょっとだけ織り込まれていて

文体や文字の書き方で 心身の状態が垣間見れたりする。


今回は 進級早々に行った修学旅行で 金閣寺に感動したことや

漢字検定のこと、 夏休みの予定について書いてあり

昨年度の不安定さは消え 心の平穏さが感じられるハガキでした。



次男JOは・・・

きっと 持っていったハガキが どこにあるかも忘れちゃってるんじゃないかな~

もしくは、 毎日が盛りだくさんで 「 親にハガキを書く 」 発想さえ

思い浮かばないのかな~


便りがないのが 良い便り。。。。 ということですね(^^



ちょうど同日に 学園からの定期通信も届き

子供たちの様子を知ることができました。

今年度は なんとなく・・ 全体的に穏やかな雰囲気をかもし出しています(^^


山村留学生の生活の様子や行事レポートや

学校からのお便りが同封されている他

ひとりひとりの子供たちの写真とともに ちょっとしたエピソードを

毎月 指導員が伝えてくれる。

ほかの子供たちの様子も伺えるので 私はいつも読むのを楽しみにしている。


今年度は 指導員の人数が減っていることもあり

例年よりも指導員の負荷が増えている中、 こういう作業は大変だと思います。 

感謝です。。。



明日は 親子行事と農家さん訪問のため 長野入り。

高速道路 渋滞のピークと聞いて

いったい 何時に出発したらいいんだろう~・・ と・・・


7年に1度の善光寺ご開帳ということもあり

大町周辺は 例年より確実に混雑しているだろうから

夜が空ける前に横浜をでないといけないかな、、、

コメント (2)
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