今日からついに、
「 やるぞ、やるぞ 」 といいながら、先延ばしにしてきた
” 台湾肉まん ” の報告を開始するゾ。
名づけて ” 台南包子研究中心 ” シリーズ。
このシリーズは、研究センターこそ台南におくが、
肉まんそのものについては、特に台南に限定せず、
広く、台湾全体の
” 有名肉まん ” を詳細に分析する予定なので、
台南以外に、住んでいる/行く人も、肉まん好きなら、必見だ。
( 台南にいながら、他の土地の肉まんを手に入れる方法も紹介するゾ。 )
それから分析方法については、
都合がつく限り 多数の研究員の意見を取り入れて
オレ一人の好みに偏らない、公平なものにする予定だ。
但し肉まんは、蒸してから食うまでの時間が、
評価にものすごく影響するので
オレだけしか “ 蒸したて ” を食えないようなときは、
オレが食って、その上で、
なるべく客観的な評価をするように、心がけることにする。
さて、この
” 台南包子研究中心 ” シリーズの、記念すべき第一回は、
スタッフ全員の協議の上、あの有名な、新竹の
” 黒猫包、ヘイマオパオ ”
を分析することにした。
そして、本題に入る前に、
” 黒猫包 ” って言う名前の由来をちょびっと説明しておく。
もともと、この肉まんは、
清朝末期の朝廷に仕えて、
福建スタイルの肉まんを作っていた料理人が、
台湾に移ってきて、伝えたものなんだが、
その人が伝えた相手が、新竹でも最高の美人で
” 黒猫嫂、オーニャオサゥ ” と呼ばれていたから、
こんな名前になったんだそうだ。
( もともと、台湾では、福建省南方出身の人で
男前の人を ” 黒狗兄、オーガオヒャー ” と呼び
美人の人を ” 黒猫嫂、オーニャオサゥ ” と呼ぶ習慣があった。 )
さて、上が “ 黒猫包 ” の外見だ。
普通の平べったい肉まんより、高さがあるのが特徴だ。
大きさは、中くらいって感じかな。
ところで、このシリーズを開始するにあたって
“ 基準 ” とする肉まんを、
オレが、毎日のように食っている、家の裏の
“ 康林 ” で売っている肉まんにした。
皮も餡もたっぷりして、あひるの卵の黄身まで入った
大きくてウマイ肉まんだ。
1個食って、結構腹がふくれるのに、たった15円しかしない。
良心の固まりみたいな肉まんだ。
食ってみて、これよりダメな肉まんは、
分析結果報告自体をしないことにする。
実物は、一番上の写真2枚を見てくれ。
さて上が、“ 黒猫包 ” の断面だ。
皮はQQ ( もちもち ) 感があって、甘い風味で、味が良い。
しかし、オレは肉まんの皮は、ある程度厚いのが好きだが、
スタッフのうち、vivian と no-su は
この皮は、少し厚すぎると感じていたようだ。
餡は、普通の肉まんの餡に較べると、色が黒っぽくて
ちょっと焦げっちい風味がするが、なかなかコクがあってうまい。
特筆すべきは、
“ ジャブジャブ ” っていう感じで入っている肉汁だろう。
これほどジューシーな餡は、あまり見たことがない。
これには全員、すごく高い評価をつけた。
さて上が、オレと各スタッフの評価をまとめたものだ。
さすがは、台湾に数ある肉まんの中でも、知名度超一級の
“ 黒猫包 ” !
初回から、こんな高得点で、2回以後の肉まんはどうなってしまうんだろう?
いやいや、心配することはない。
台南包子研究中心には、
まだまだ、とてつもなくウマイ肉まんの情報が、ゴマンと用意されているゾ !
最後に、この肉まんの入手方法を紹介する。
新竹近辺に住んでいる人は、
“ 新竹市北門街187号 ” の “ 黒猫包 ” に直接買いに行けばよい。
そして、オレみたいに、新竹から遠い場所に住んでいる人間は
03(523)3560
へ電話注文すれば、冷蔵便で翌日までに届けてくれる。
詳しい頼み方は、下のURLを参照してくれ。
http://www.t-cat.com.tw/catSearch.do?method=viewShopInfo&t_code=1019300113
今回の報告はここまで。
では!
一昨昨日のヒット数 - 524
一昨日のヒット数 - 504
昨日のヒット数 - 518
一昨日は、夜に成功大学のトラックを14km流して走りました。
昨日は、練習は休みでした。
今日は、ウェイトだけやりました。
舒跑盃ロードレースまで、あと33日
コメントありがとうございます。
” 黒猫包 ” 、
kool_tada もとてもおいしいと思います。
油ぎった肉が少なくて、女性にも人気があるようです。
形もこんもりした感じが可愛いですし、遠い台南のこのBLOGのスタッフも
みんな前から知っていました。
(新竹の皆さんがご存知なかったのは、灯台もと暗し-っていうことかもしれませんね。)
肉まんのシリーズは、ネタが多いのでかなり長くなりそうです。
頑張って書いていきますので、また時間がおありの時には、ぜひお越しください。
では。
今回のレポート、すごく興味をそそられました。
さっそく周りの新竹県民(新豊 や 竹北) 4-5人に聞いてみたのですが、
知っている人は 1人だけでした。(しかも名前だけで店の場所は知らなかった。)
紹介のあった住所をたよりに店に行ってみました。
夕方6時 という肉まんを食べるには中途半端な時間に
いったおかげで、客は私の前に1組いただけでした。
(しかしこの後、私の後ろにどこからともなく
客がわさわさと わいてきたのにはちょっと驚きでした。)
で、味ですが、いやーーこれ ほんとに うまいっ!!
1個しか買わなかったのを後悔したほどです。
今まで私が台湾で食べた肉まんは、餡にクセがあり
私の口に合わなかったものがほとんどだったのですが、
ここの餡はコクはあるけどすごく食べやすかったです。
goodです。きっとまた買いにいくと思います。
また他の店の おいしい肉まんをどんどん紹介して下さいね。
期待しています。!
では。