今日は休みだったので、
前に ” 情報提供者 ” として紹介した
” 李秀玲 ” 小姐が推薦してくれた
” 安平貴記 ( アンピンクゥエイチー ) ” に行ってみた。
ここは 台南でも有名な観光地の ” 安平古堡 ( アンピングーバオ ) ”
の近くにあるミセで、"
” 芋粿 ( オーコエ ) ” 、
” 鼎辺坐 ( ティンペンツォ ) ” 、
” 蚵仔煎 ( オアツェン ) ”
なんていう、いわゆる
” 台南古早味 ( タイナングーツァオウェイ、台南の懐かしい味 ) ”
を何でもかんでも ひととおり食わせてくれる、えらい便利なミセだ。
どうして もっと日本の観光ガイドとかでも、大々的に紹介してないんだろう?
今日食ったのは上の写真左で、右下から時計マワリに
” 芋粿 ( オーコエ、タロイモ重ね蒸し ) ”
” 肉燥飯 ( ローザオハン、肉そぼろのっけご飯 ) ”
” 鼎辺坐 ( ティンペンツォ、米パスタ入りスープ ) ”
” 肉圓 ( ローユェン/マーワン、肉アン入り団子 ) ” だ。
” 肉燥飯 ” は別に ” 台南古早味 ” じゃないけれど、
ココのは ” 魚鬆 ( ユイソン、魚のそぼろ ) ” も乗っている特別バージョンだ。
” 鼎辺坐 ( ティンペンツォ、米パスタ入りスープ ) ” は、
基隆の名物でもあって、台湾じゃ わりと普通に食うものだけど、
日本にはあまり紹介されていない食材だナ。
知らないヒトが多いと思うから、少し説明しておこう。
” 鼎辺坐 ” は、米の粉から 作られた麺で、
ベトナムの ” 河粉 ” とか 客家 ( ” 全福荘 ” の回参照 ) の ” 板條 ” とかの兄弟分だ。
福建省が原産のもので、製法の特殊性が、その名前に表れている。
” 鼎辺 ” っていうのはナベの淵の部分のことで、
” 坐 ” って言うのは、本当は 走ヘンがついた漢字で、
粘液質のものの ” ドロリ~ン ”とした状態の意味だ。
つまりこの麺は、
水を入れたナベの淵に、米粉をゆるく練った生地を
” ドロリ~ン ” とぬって作るのサ。
ぬられた生地は、
上面が ナベの中の水が沸騰した 蒸気で蒸され、
下面が ナベの地肌で焼かれて、
表と裏が違う、独特の口あたりの 麺になる っていうわけだ。
右上の写真は、
” 蚵仔煎 ( オアツェン、もやしにカキオムレツを乗せたもの ) ” で
台湾南部では すごく一般的な食いものだが、
特に安平では 多くのミセで売られいる。
” 広島焼き ”
の卵と生地のところに カキが沢山入って 、
キャベツと焼きそばのところが、炒めもやしに変わった ものだ、
-と思えば間違いない。
上にかかっているタレが 甘くないミセを選べば、
なかなか うまい食い物だ。
このミセは、
もともと 日本軍占領時代の防空壕 ( 台湾では ” 防空洞 ” って言う。 )
があった場所の上に建っている。
だから、なんか食いにきたついでに、地下の防空壕を見たりできるし、
食堂の床の一部が ガラスになっているので、
飯を食いながら 床下の防空倉庫とかを 見ることもできるゾ。
いよいよ来週の日曜日は、
” 中華汽車国際カップ ” のレースだが、
相変わらずカラダは重いし、練習もカル~くしかやってない。
タイムが悪くても 前みたいに 誰もこのダイアリーを 知らなかった時なら、
正直に記録を書けたけど、今は知り合いはみんな読んでるし-。
困 ったなぁ。
( 「 TADAサンオトロエマシタネ。 」
とか わざわざ 電話で言ってくるような
心のやさしい (?) 友達が、オレには沢山いる。 )
一昨日は、練習を休みました。
昨日は、ウエイトと30分JOGしました。
今日も、ウェイトと30分JOGをやりました。
一昨昨日のヒット数 - 965(60位ランキング入り)
一昨日のヒット数 - 1065(60位ランキング入り)
昨日のヒット数 - 834(80位ランキング入り)
ご滞在中は特にお構いもできませんで、申し訳ありませんでした。
台湾の仕事は、環境という意味で、中東よりはよほどすごしやすいと思いますので、今回に懲りずに、またお越しください。
そのときまでにまた、おいしいもの、珍しいところなど色々開発しておきます。
草々