大政・小政の気ままな日誌

キャンピングカー(小政号)の出番が減って覚書のブログになっています。ボケ防止の為に毎日継続することを目標にしています。

実りの秋を求めて筑前岩屋へ

2012年09月23日 | 小政号の旅日記
昨年は晩秋に、筑前岩屋竹地区の棚田へ行ったのですが黄金色の稲穂は

すっかり刈り取られていたので、今年こそはと秋の実りを求めて出かけます。

いつもの道の駅「おうとう桜街道」一億円トイレに寄って買出しをします。



途中自転車競技レースが開催されていて通行止め



JR日田彦山線の筑前岩屋~大行司駅にかかる3つの、めがね橋は昭和18年に

完成した多連アーチ橋で近代土木遺産にも選ばれた、里山を駆け抜ける列車が

美しく見えます。









大雨の爪痕が所々に見られますが、田んぼの崖が崩れています。



JR前岩屋駅の前に車を置いて棚田に向けて歩きます。



今日は棚田と彼岸花見物・・・



岩屋駅を線路の上から・・・



後ろ歩いていたカミさんがついて来ません。秋を探しているようです!



ここから棚田100選に選ばれた竹地区です。



黄金色の稲穂をイメージしていたのですが、刈り入れの真っ最中で40%位は

刈り取り済みの畑でした。少しだけ遅かったかな・・・





ここの棚田は400枚あり24戸の集落で守っているようです。最も古い棚田は

室町時代だと言うから凄い・・・・・・長い歴史を感じる。



中腹にある展望台休憩所で丁度12時のサイレンがなります。道の駅で仕入れた

弁当とカミさんが作った、栗おこわのおにぎりで、日本晴れをおかずに昼食です。

昼食後、前回気がつかなかたが、岩屋神社があるようで、寄り道をしてみる。



大公孫樹と言う、大きな銀杏の大木です。



ここから急階段を登って琴平宮へ



明治維新後新政府は西欧列強諸国に対抗するために神仏分離令・修験道禁止令を出して

廃仏毀釈運動で、ここの仏像群が破壊されて谷底に投げ捨てられた。その後、村民が

川からわずかに拾い出した石像は153体しかなく首がなかった言う。

少し見にくい写真ですが、岩屋の首無し地蔵群です。



岩屋の馬の首根岩と洞門(洞門を良く見るとタガネの後が残っています)



この洞門を抜けると国重要文化財の岩屋神社がります。この登りも急な階段で

カミさんはここでリタイヤ、一人で登ります。



権現岩を切り開いて神社が建っています。



少し下って更に登ると熊野岩をくり抜いて熊野神社が建造されています。



かなり寄り道をしながらJR岩屋駅に到着して、水を汲んで帰ります(30ℓ/100円)

途中で彼岸花の美しい群れが・・・





散歩の道中で少しずつ拾った・・・・盗んだ訳ではない・・カミさんの成果!



これは断って貰った・・・誰も居なかったが・・国有林であったので・・・誰の物?



今日も良く歩いた。