爛漫日記

インターネット古書店 独楽知の、春爛漫ではなくて、秋爛漫?の日記です。

『重森三玲ー永遠のモダンを求めつづけたアヴァンギャルド』

2007-10-20 12:15:36 | 私の本
「重森三玲の庭 地上の小宇宙」を見てきた。
静岡駅南口のサウスポット3階の静岡アートギャラリーで開催されている。

「庭は大地に描かれた立体的な絵画であり彫刻である。」(三玲の庭園観)



受付で買ったこの本。
亡くなって30年以上経って再評価されるようになったという重森三玲。
重森三玲の手がけた庭の美しい写真とともに、三玲が庭に込めた想いと背景が書かれていて、とても魅力的な本だ。

最後の座談会「21世紀は重森三玲をどう感じるか」がとてもおもしろかった。
三玲の門人たちが自由に話し合っていて、強い個性の三玲から受けた影響をどの人も誇りにしているのが感じられて、興味深かった。

私も名前しか知らなかった重森三玲の庭を見たくなった。
京都で紅葉と一緒に見られるだろうか?


コメント (4)
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