爛漫日記

インターネット古書店 独楽知の、春爛漫ではなくて、秋爛漫?の日記です。

谷内六郎「あられ」

2007-03-25 15:02:12 | 谷内六郎


いつも行く農協の市場で野菜と一緒に売られている花は、新鮮で安くておもしろいものがある。
青い麦を売っていたので、春らしいなあと買ってきた。

谷内六郎さんの絵は「あられ」。
絵に添えられてる文は、やっぱり変!で素敵です。


「あられ」(文・谷内六郎)

 プスッとふくれたアラレがスモウトリに見えます、オヒナ様の季節になるとアラレを食べる慣わしは、お姫のくせにアラレもないと言われないようです、この頃ではお姫がプレスリーのロックンロールでドライで踊ります、それでボクもドライのブロマイドみたいになってやれと思い、石原慎太郎さんみたいにホールのところで時々マユゲなどピクッと動かしてボクシングの格好をしていると、タキシードを着た人が見ていて、具合が悪いのですか顔面がケイレンしていますよ、顔面神経痛にはオンバコの葉がよいよと言いました、ボクはサッソウと見られなくてがっかりしましたが、タキシードの人でも田舎のお爺さん風のせんじ薬をすすめるのだ思うと安心です、そう無理してまでもドライや新しい感じにしなくてもいいなと思ったのです。









コメント
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