食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

見舞客

2012年03月02日 20時53分46秒 | 日記

3月になり春の声を待っているのに、何処で道草をくっているのか。雪はない

ものの未だストーブは焚かなければならない。ただ、以前はストーブに火をつ

ける時も寒かったのに、今はさほどでもなくなってきたし、火がつくと部屋が直

ぐに温まる。春は遠いと言いつつも案外と近くに来ているかも。

前回、病院に行った時、散髪をしなかったので髪は伸び放題になっていた。

日のネタの続きみたいに病院の散髪屋に行った。いつもはガラガラなの

に今日に限って、客待ち状態そのうえ予約も受けていたので、再度の来店で

やっとサッパリ。

 

『見舞い客』

誰にも内緒で入院、だから当然お見舞いも禁止を基調にした。病院でも見舞

客を受けつけないようにお願いした。考え方は色々あるだろうが、私は相手を

するのが面倒くさかったからという単純な理由。来られる見舞客相手に病状を

オウム返しのように説明、それもいつ来られるのかも分からないから、ゆっくりも

しておられないだろうし。

ただ娘の嫁ぎ先からのお見舞いだけは断れなかったので、わざわざ来てもら

った。他の病室は、土日には次々とお見舞客が来られるが、私の所はいつも

暇。自由気ままに病院ライフを過ごす、これぞ入院患者のあるべき姿だと思う

が。日曜日の夕方は、いつもは賑わっている食堂もうらぶれた姿をみせる。

昼間には沢山来られた見舞客も帰宅されガランとなり、そのギャップが大きい

から、余計にそう思わせる。夜行列車の窓から家灯りを見ているような、何と

も言えない寂しさを感じ

させた。


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