『今頃の若い者は・・・・』昔から、若者が羽目を外して、年寄りと若者の時代感覚の
違いなどで嘆く言葉である。その程度に差があるとすれば時代と共に変わっていく
生活環境や社会環境ではないかと思う。いつの世にも死んでも治らない馬鹿は存在
する。何かこうした事があると世間から批判を浴びようが、模倣犯のようにそれに続け
と真似をするものが現れる。今の時代はネットに投稿という手段があるから、悪ふざけ
を友達に自慢するような感覚で、世間にお披露目してしまうから分かるのであって、
昔ならこんな大きな問題にはなり得なかった。例え今と同じことをしたとしても伝聞の
世界だから、一部の人から馬鹿げたことを『若気のいたり』として済ませてきた。私もこ
うした行為を快く思っているのではないが、同じような行為は昔からあると思えば、取
り立てて今の若者ばかりが責め立てられるのは可愛そうな気がしないでもない。
ただ、時代は進化しているから、人間も進化しなければならない。だから昔の若者と
今の若者では違うはずだ。時代の進化は万人にネット、携帯などのツールを手に入
れることを可能にした。進化した人間なら進化した使い方をしなければならないのに、
進化したツールをこんな悪ふざけ投稿などで使うのは、猿に携帯を持たしたのと同
じことで、魔が差したとか、悪気はなかったとか程度の言い訳しかできないのである。
被害に遭った店の対応にも、こうした事を再発させる一つの要因になっていると思う。
被害者でとんでもない迷惑を被っているのに、こんな言い方されるのは、とてもお気
の毒なことだが、毅然とした態度で臨んで頂きたいのだ。未成年を相手に大人気な
いとか、冷たい対応などと逆に非難されるのを恐れるあまり、寛大の度を越した対応
で済ませてしまおうとするのは感心しない。
不始末は自分で始末をしなければならないのが社会人だ。未成年と言えど、バイト
で働きお金を稼いでいるから立派な社会人の一人であることを忘れ、都合が悪くな
ると未成年と逃げるのは卑怯だと思う。
暫くは後に続く馬鹿が現れるのでは・・・・
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