食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

がん治療費のこと Ⅱ

2012年05月17日 21時13分57秒 | 日記

『シンガポールの墓参り』

シンガポールママが亡くなり今月の26日が49日になる。Eさんたちの宗教は

仏教だから、こうしたしきたりは私たちが執り行うのと同じだが、決定的に違う

のが位牌や墓のことだ。昔は公共墓地があったが、今は縮小され続け、日本

のような墓地は皆無に近い。それには国土、面積が関係している。シンガポ

ールは685K㎡で松江市は573K㎡だから松江市の1.2倍の広さ。国として

如何に小さい国かわかる。そこに480万人もの人が暮らしているから、土地不足

は深刻な問題なのだ。

イスラム教、仏教、キリスト教など様々な宗教があり、埋葬方法も其々だが、墓

はないから散骨や何処かへという事になるのか。Eさんは分骨という形で富

士宮の総本山に納骨するという。

位牌は49日までは自宅、それ以後はシンガポールにある分院に納めるそう

だ。だから、日本のような墓参りのイメージはなく、シンガポールの分院で位

牌さんを拝む、総本山の分骨堂で拝む、故人を偲び自宅を訪問する、この

中から選択することになる。

ママとは自宅を訪問した時と先日、日本でと2度お目にかかっている。Eさん

は6/1に分骨の際、私たちの家に来る予定だったが調整がつかず、今回は

中止となった。だから、ということではないが、墓参りの真似ごとになるがママ

のいた家と分院に参ることにした。これから、日程を調整し来月の半ば以降

になると思う。

        

『がん治療費のこと Ⅱ』

1/20のブログに治療費のことについて記述した。ざっくりと計算してしまった

為、少々間違いがあったので、訂正を兼ねて再度、記述することにした。私

自身は大病をしたことはないから病気入院の経験はない。ただ、足のひど

い捻挫で2週間の入院をした。怪我による入院だから、ただ痛いのを我慢す

るだけ、休養してさえいれば先が見える気楽なものだから、看護婦に隠れて

毎晩、酒盛りをしていた。

昔のことだから個人負担は1割だったろうし、治療といっても電気をかける程

度のものだったから、微々たるものだったのではないかと思う。

 

さて、この度の治療費を再計算してみると、H21.8.19から現在までの計は77

万円。初診から検査づくしの治療費が約10万円、抗癌剤治療を2回で35.6

万円、手術入院費が約20万円、その他の診察が約10万円となる。国保の3

割負担でこの金額だ。  

食道、胃の摘出手術は病院でも、大きい部類の手術だと言われていたが、治

療費は意外に安かったと思う。

25年くらい前、妻が頸椎ヘルニアで手術したことがある。この時、30万円くら

いだったと記憶している。当時と貨幣価値は異なるだろから、もっとすごい金

額になるとばかり思っていたから拍子抜けした。

ただ、高いだの安いだのと言っても、病気にならなければ、別のことに使える

から、もったいないことだ。

今まで払った77万円が、もし戻ってきたなら、何に使おうか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿