食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『殿、ご乱心?』

2014年01月12日 17時56分38秒 | 日記

都知事選挙の候補者選びは段々ヒートアップし、いつものことながら本人が立候補すると

言っていないのに、それとも本人が意図的にリークしているのか本命と目される人は正式

に表明していない。

誰が立とうと地方の人間には関係ないと言えばそうかもしれないが、首都での政治的な動

行は国政の流れを作ることもあり、強(あなが)ち関係ないとは言い切れない。時流を今

のままでキープしたい政党は『都政に関係ない政策は論点にすべきではない』と言い、今

の力関係に楔(くさび)を打ち込みたい政党は出来る限り今の流れを変えようと躍起になる。

その結果、政党は自分の都合のいい方向に振り子のように揺れ動く。そこに理がなくても

平気で理を取り繕う。与党たる自民党は候補者の一人とされる舛添要一元厚労大臣を

支援すると決めた。???・・この人は自民党を飛び出し、除名されたのではなかったの

か。言わば自民党からみれば組織内の犯罪人。なのに、何もなかったかのように、都知事

選挙では勝って貰おうとしている。何が目的なんだい、自民党よ ?

こんな馬鹿な騒ぎをしている内に、小泉・細川元総理大臣がデュオを組みそうになってい

る。原発反対を軸にした勢力の結集を狙ってのことだ。東京都は東電の大株主でもあるか

ら『物言う株主』の存在は無視できなくなる。この流れは出来る限り波風を立たせないで原

発再稼働を狙う自民党にとっては誠に都合の悪いことになる。しかも、自民党は小泉元総

理と袂を分かち闘うことだけは避けたかった構図のはず。私の希望は細川元総理が勝利

し国政が原発問題をきちんと論議する流れを作って欲しい。どんな行方になるのか神のみ

ぞ知るである。それにしても甘利大臣はこの報道に対して『殿、ご乱心』と揶揄した。ならば

舛添支援はご乱心ではないのか。


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