食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、クメール宮廷舞踊アプサラダンスショー』

2014年02月04日 18時15分57秒 | 旅行

ツアーにはカンボジアのエンターテイメントとしてアプサラダンスとスパエクという影絵劇が

食事とセットされている。アプサラダンスはカンボジア美人が指を反らせたり、色々な形を

作りゆっくりとした天保で踊る有名な伝統舞踊だ。

踊り子になるには厳しい修行があり女性に人気のある職業の一つ。若い人たちが受け継

いでいくため、高校生が練習・本番の経験を積むため舞台に立つことがある。私たちもそ

れに遭遇したことがある。そういう事情を知っているから、そういう目で観ているだろうが、や

はりお姉さん踊り子とは格が違うように見える。踊り子さんに共通しているのは飛び切りの美

人ということとスリム。

踊りの為に身体が柔らかいとか、特殊な指使い、バランスが良いなどは訓練の賜物だろうが、

美人は持って生まれたものだから、こればかりは努力次第とはならない。ベトナム、シンガポ

ールも同様に欧米で見られる肥満の女性は殆ど見かけることはない。

ホテル劇場兼レストラン、2~3百人は入れるだろうか広いレストランの座席に座ると、飲物のオ

ーダーを取に来る。それを確保したら周囲に置かれている種類豊富なご当地料理の山々、こ

んなに多くの人たちの胃袋を満たすのだから当然のことだろうが。

料理を求めて周囲をぐるりと歩くと自席に帰って来るのに10~5分はかかる。料理の中には調理

人が目の前で作ってくれる屋台物も何種類か用意されている。踊りにはストーリーがあり最後は

目出度しめでたしで終わるものに人気があるようだ。尤もここは観光客相手の劇場だから現地の

人にどのような演目が好まれているのかは分からない。

もう一つのスパエクも筋があり簡単な演目の説明はあるが、私には余りにもマニアックな世界に思

え面白いとは思わない、むしろ退屈だった。影絵に合わせた生演奏付だから高尚なものに間違い

はない。ポルポトの気狂いじみた政策で、こうした伝統文化も抹殺され、台本、影絵を作る人形や

演じる人にまで及んだ。結果として、今日のようになるまでの間は長い間途絶えていた。とは言え、

今演じているものは極一部でしかなく、古式に則ったスパエクを取り戻すことは不可能ではないか

とも言われている。

 

             高校生チーム

 お姉さんチーム


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