食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『枕と逆流』

2013年09月04日 17時05分45秒 | 癌のこと

いい値段をしていた低反発素素材の枕も価格競争で安くなってきた。子供のころは

蕎麦殻か数珠を中に入れたものがポピュラーだった。しかし最近は色々な素材のも

のがあり、専門店では体系に合わせたマイ枕を作ってくれる。

私はフワフワのスポンジ系は駄目なのに日本、海外ともにホテルや宿屋では頭が沈

み込むような柔らかいものが多い。だからずっと堅めの枕を使用、術後は市販品のも

のだと低過ぎ逆流を起こすので、バスタオルを敷いたりして高さを調整していた。

ホームセンターに行った時、低反発枕を発見。どれも普通の高さだから私には逆流

恐れありで、これを使うわけにはいかない。しかし、この枕は2枚重ねになっており、高

くするにはもう1つ枕を買って3枚にすれば希望の高さを作ることができそうだ。幅、長

さは丁度いいから取り敢えず2枚重ねのものを使って、塩梅をみることにした。その高

さは以前のものと同じくらいだと思っていたが、使ってみるとどうも高さが足らないので

バスタオルを追加してみた。万全のはずなのに最近は調子よく、ご無沙汰の軽い逆流

が起こるようになった。3晩も続いたので更にもう1枚のバスタオルを追加。これが計っ

たようにフィットし以後、逆流現象は全く出なくなった。低反発材だから頭の沈み込みは

少ないながら頭は固定されるから私はお気に入りだ。頭が胃より低い状態になれば逆

流になるのは分かっているが、術後はそんな寝相をしていないはずだし、逆流で目が覚

めた時も極端に頭が低い状態ではなかったように思う。どんな姿勢の時に起きているの

か本当の所は分からない。しかし枕の高さを変えてやれば逆流を防ぐことは可能だから、

頭が枕から外れていることではないのは間違いない。そんなに微妙なことではないと思

うが実際にはタオル1枚の高さで左右されるからデリケートなようだ。


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