FACE OFF

毎日がスタート

全日本選手権⑦

2007年02月08日 23時18分03秒 | アイスホッケー
そりゃあ、当然負けた事はやはり悔しいけど、選手としても主務としても
自分のやれる事はやり尽くした満足感と、それ以上に
みんなで語り、飲み明かした「あの時間」は何にも変え難い財産だ。
この場を借りてたくさんの方にお礼を言いたい。

まずは対戦した高校生。久しぶりに本当のホッケーに触れて基礎の大切さを
感じられた事と、何より気持ちのいい試合をしてくれて本当にありがとう。
「オヤジホッケー」だろ♪なんて手を抜いたりせず、最後まで全力で戦って
くれた事に感謝したいと思います。社会人なったらウチ来いよ(笑)

八戸で差し入れ、応援に来てくれた大学OBの馬場さん、チームOBの田中さん
病院でお世話になった都連、青森連盟の皆さん。また来年戻ってきたいと思いま
す。

わざわざリポDとウィダーインゼリーを差し入れしてくれた俺の「親父」。
今大会にドーピング検査あったら全員引っかかるぞ(笑)
俺の試合は10年ぶりの観戦かな?控え室に顔出した時チームが盛り上がった
よ♪目の前で得点できて嬉しかったです。今度帰省したらまた語りましょう笑

今回遠征に帯同したチームメイトのお母さん方、奥様方、彼女の
みんな。ユニフォーム縫ってくれたり、横断幕作ってくれたり、試合中救急車に
付き添ってくれたり、協力してくれてホンッと感謝します。ビジターユニフォーム
着ての声援、ベンチまで届いていました。

そして、俺のかみさん。影でみんなの応援用のボンボン?作ってくれたり
陰ながら横断幕作りも仕切ったり。途中で俺にバレていましたが笑
遠征中も主務作業でほぼ放置しまくってましたが文句1つ言わずに・・・奇跡だわ笑
病院で不在中の俺の変わりに写真撮影してくれたり、
まだあまり人間関係のできていない女性陣を潤滑油の様に良くまとめてもくれて
選手宿舎にいて、女性陣を本当に安心して任せられました。
今度は二人でゆっくり旅行に行きましょう。

チームメイトも関係者もみんなみんな本当にありがとう。
これからもよろしくお願い致します。

出陣

シュート

ゴール!

今度は主将も一緒に
コメント (9)
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全日本選手権⑥

2007年02月08日 23時03分42秒 | アイスホッケー
いろいろあった大会だけど、それだけにいろいろ考えさせられ、たくさんの
収穫を得た3日間だった。仕事はすっかり後輩に迷惑かけたけど、ここでの
経験で必ず恩返しをしたいと思う。まだ大会の余韻で仕事モードに戻れて
いないけどさ(^^;

今のチームは俺が入部した6年前とは比べ物にならない程「弱い」。
当時は当然都内敵なし、北海道第1代表のチームと接戦していた。
オーナーがまだ元気で毎週練習枠も取れていたしお金もそんなにいらなかった。
それに何と言っても元実業団で「名」のある選手ばかりで敷居が高かった。
紹介とは言え、俺が入れただけでも奇跡みたいなもの。
そんなチームだから練習や試合をダラダラしていても勝ち進めたし
ある程度までなら結束力なんて必要なかったのかもしれない。

けど今の状態はオーナーも高齢で正直今は名ばかり。(もちろん大恩は忘れない
が)限られた予算内でどれだけ充実したホッケーライフを送れるか。
いろんな目的で集まった仲間達をどうまとめて、モチベーションを高めるのか。
いろんな課題は山積みだけど、1つだけ言えるのは、例え昔より「激弱」でも
結束した仲間達に囲まれ最高の雰囲気なのは「今」って事。

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全日本選手権⑤

2007年02月08日 22時34分16秒 | 私生活
試合後、連盟、病院から携帯に次々と入る報告と事実確認の連絡。
帰りのバスでは全て悪い方向にしか考えられず頭が真っ白。
変な話、骨なら何本折っても平気だけど、後遺症だけは・・・こればかり。
結構パニクってホント涙出そうだった。
バスで宿舎到着後、皆は気が気でないが、まずは一旦予約してた店で
打ち上げを行わせるなか俺だけ即病院へ。病院到着し、医師より検査結果を
待つよう指示される。待つ事1時間半。彼との面会ができるとの事。
行ってみたら「拍子抜け」
全身固定されつつもすげー元気で、どこそこに管通されて痛てえよ~笑♪だの
ギャグ飛ばすわで逆に安心し過ぎて泣きそうな俺。

「あの後試合はどうだった・・・?」「ん・・・ああ、負けたよ」
「そっか・・・すまねえな」「いいんだよ。それより早く元気なれよ」
「ああ・・・。分かった。」

医師よりいろいろ説明受けたり、家族の代理で署名したりで落ち着いたところで
集中治療室へ移動・・・そこはすごい場所だった。
薄暗い明かりの中で黙々と動く看護婦と医師。周りには全身管だらけで
「ヒューヒュー」息だけしている患者ばかり。中にはそれを看取っている家族。
こんな緊急時なのに、医療現場の凄みを体感し驚く俺。
そんな何とも言えない空気の中で入院説明を受けたり、
家族への連絡を入れたり・・・。
手続きも終わり、ここから先はご遠慮下さいと言われる。
「じゃあ、俺行くな。明日また来るから頑張れよ」
「おお。いろいろありがとな。みんなにもよろしくな・・・」
気付いたら深夜2時。結構経ったんだな・・・。

最悪の事態は避けられた喜びを皆にメール。店では歓喜の声が響いたとか。
宿舎に戻っていた皆に報告。明日みんなで行きましょう!と全員が一致。
その日はおとなしく就寝。

翌日は朝一から後輩数名と同じ東京の第2代表の応援に行く。こちらは
補強を強めた成果で現役高校生と大接戦。元日本代表なんてすげー足遅いのに
高校生で止められるの誰もいなかった。2ピリも終え、1点差の接戦。
普段俺らと接戦する第2代表が、昨日の俺らの大敗した高校生とほぼ同レベルの
高校生相手に大接戦を演じる。スポーツは分からない。
昨夜みんなで見に行こう!なんて行ってたチームメイトもすっかり見舞いの事な
ど忘れている模様。時間も無いのでこっそり1人席を立つ。みんな試合に夢中。
「まあ、あの試合はみんな見たいよな。仕方ない。」歩きながらそんなことを
考えつつ、ふと後を振り返る。
チームメイトの後輩達が後から来ていた。すげー嬉しかった。
みんなを背に歩いたけど、嬉しくて泣きそうだった。
初戦では負けたけど、ここまではるばる来て本当に良かった。




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全日本選手権④

2007年02月08日 22時29分11秒 | アイスホッケー
今大会改めてホッケーの危険さを考えさせられた。

俺自体、右足靭帯断裂、左肩脱臼、右肋骨骨折(今でも飛び出したまま・・・涙)
顔を縫う事7箇所(これマジで笑)耳を縫う事1箇所(1/4ちぎれた涙)
打撲、捻挫、もう日常茶飯事。一流選手は怪我しないって言うけど
ホッケーに関しては俺よりやばい事を一流のみんなが紙一重で経験してるはず。

ウチの主将とは学生時代からの腐縁。
彼に誘われ3部チームに入部したものの、若いうちは少しでも上でやりたい一心で
退部。今のチームに入り、今度は逆勧誘(向こうにしたら嫌なヤツだよな)
お互い、性格が反対なのが功を奏し昔から仕切り屋と縁の下屋のいい関係。
今大会だけでなく、普段チーム内の運営での良き相談、理解者。

試合も5点差かな?結構キツイ雰囲気から3点返しいよいよ反撃。
雰囲気も最高潮だったその時。
主将が倒れた。後から見ていて決してハデは当たりではないだけに、
痛がりながら退場する姿を見て「どうしたの???」って感じ。
集中して戦う、そんな試合中、応援組の女の子から報告受けて動揺。
「救急車で運ばれたんですが、危険な状態なんで終わったら来て下さい」
個人の話だけに詳しくは記載できないが、下手してたら下半身不随の可能性が
あった。いや、少なからず検査結果を知らない試合中はその可能性が多いに
あった。チームが動揺。競ってた試合も一気に相手ペース。
もう止められない。4点差で迎える3P開始までのインタバル。
控え室のホワイトボードに残っていた「がんばれ!!」のメッセージ。
救急車で運ばれる直前に書いたのだろう。
皆が奮起した。
けど、一度傾いた流れはそう簡単には戻せず結局完敗。

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全日本選手権③

2007年02月08日 21時29分06秒 | 私生活
以前のB大会が廃止、A・B統合になり初めての出場であった今大会。
監督会議に出て実感したのは、西武や日本製紙と言った実業団チームの
監督を目の前にし、改めて同じ土俵に立てる喜びと驚きを感じた。

その反面、この大会は社会人チームの事など一切考えない大会でも
あると強く感じた。これは実際の出場手続き、宿泊手続き一切全てを
1人で行った実体験から強く感じたこと。

まずは平日の試合。ベストメンバーなど組むのはまず無理。
社会人でも県の選抜や企業のバックアップがある他のチームは可能でも
我々一般クラブチームには至難の業。
今回の日程2/6~2/12で行うなら、10、11、12の土日祝日を1回戦~3回戦に
当てるべき。社会人もこれならだいぶ楽になるし、休みの高校生や大学生は
平日は関係ないけど、応援のご両親などには嬉しい曜日であるはず。
ベスト8~決勝は「ぶっちゃけ」残るのせいぜい大学生と企業付き社会人と
実業団だけでしょ。休日にベスト8以上を当てたのは観客動員を増やす事が
目的なのだが、これも試合時間を平日19:00、20:00に設定すれば
十分入場者は確保できるでは・・・どうせ満席でも2,000人程度。
野球みたく5万とか集めるなら休日設定も分かるけど。
休日に上位の試合を入れたのは入場料収入も目的の1つなのだろだが、これも
疑問。ナゼかと言うと、全くと言っていいほど入場チェックが無い。
事実俺の知り合いなんてタダで2つのリンクを自由に出入りしてたし。
チケット係自体、必死こいてチェックしても自分の身銭には関係ないのだろう
か・・・それなら俺も面倒なことはしないな。

あと選手登録。期限決まっていたから年末年始のクソ忙しいなか必死で出席確認
したのに、後で最終締め切りは監督会議までとの事・・・マジで!?
今までの激務は一体なんなんだよ(怒)
早く分かっていれば出れる選手他にいたかもしれないのに。

せめて組み合わせ日程も早く出て欲しい。早くて朝10時、遅いと
19時。しかもリンクが40分の距離で2箇所のどっちか。
試合時間分からないから宿舎、新幹線が取れない・・・でも直前だと値段も高いし
希望通り予約できるかも怪しい。結局安全策で前日入りの劇安プランを確保。
結局試合時間は19時開始。当日入りでも平気だったじゃない・・・。1泊で申し込
んでいたら1人¥5,000は削減できたのに・・・。
先輩、浮いたお金で子供においしいもの食べさせられるますよね?

A大会に出る魅力以上にチーム関係者泣かせの大会であることだけは
間違いないです。特に社会人はね。
中途半端なチーム状態でやるのは相手にも失礼だしさ。
あの高校生達、絶対思ってるよ。
このおっさん達、本当に東京40チームの頂点なの???って(笑)
4年前までやっていた(金)~(日)のB大復活・・・
なーんてならないかなー。
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全日本選手権②

2007年02月08日 21時10分45秒 | アイスホッケー
試合結果は別物。
実はこの大会で求めていたものは、「チームの結束」。

社会人だけに、普段メンバーのホッケー以外での交流はゼロに等しい。
仕事も家庭もあれば仕方の無い事。だからこそ主務としても
僅か2泊でも同じ屋根の下で同じ釜の飯を食べる「その」効果を多いに
期待していた。

ミーティングを終え、さあ!さっそく飲みの場へ。
盛り上がること何時間だ?俺はみんなの手前と
お酒が苦手なので1次会で宿舎へ戻ったが、同部屋の主将が戻った時間は
・・・4時?後で聞けば、「へえ・・・あいつが!?」って思うような話がたくさん
あり、今更ながらも同じチーム内での交流が深まった模様。
1次会時点でも俺が「へえ・・・」なんて思う事たくさんあったしさ。
普段寡黙な仲間が翌日、良く話しかけてくれたり、俺に対していつも堅苦しい
敬語だった後輩が普通にジョークを言ったり。

あ・・・八戸まで何しに行ってんだ!?試合だろ?
なんて思う方がいらっしゃるかもしれません。けど。
そう、僕らは試合をしに来ている「だけ」ではありませんから。
あくまで試合も真剣、でもそれ以外の楽しみを目的に来ているのでもあります。
プロ選手だったり親のお金でプレーさせてもらっている学生ならいざ知らず。
俺らは自分の稼いだお金を払って続けている「趣味」の一環なんですから♪

翌日同じ居酒屋で北海道1位の某社会人チームも、翌日試合なのに2時位に
飲んでいる姿見て、こんな強いチームでも結局俺らと同じなんだなぁ・・・
なんて少し心温まりました☆

今回の大会での一番の収穫は「団結力」を強められた事・・・これかな。
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全日本選手権①

2007年02月08日 19時17分53秒 | アイスホッケー
「予定通り」本日無事帰りました。

夢のような3日間。本当にあっという間。
ホッケーでの泊まり遠征は国体以来だから10年ぶり以上。
とても楽しい話と残念な話とたくさん話題はありますが・・・
まずは肝心な試合結果。

現役高校生に10点ゲームで大敗・・・ま、こんなもんっスよ(笑)
分かっていたけど高校生は走る走る。練習もしっかりやってるね。
個々の力に頼らず組織プレーがしっかり機能していた。
社会人チームならではのズル賢い「老獪」さなんてどこにいったやら?
そんなものを大きく凌駕する「若さ」に防戦一方。
あれだけ足が動かなければ、まあ納得の結果です。
若い連中はそうでもなかったけど(笑)
対戦相手は以前の「北海道ワル集団」のイメージとは程遠く、
みーんなさわやかでいい子ばかり。
スティックが入ったらホイッスルの後に「大丈夫っすか?」とか、試合終わって
すれ違う時なんて「ありがとうございましたぁ!」なんて挨拶もしっかり
してた。あのさわやかさ、負け試合になると試合中に人の給与を野次るのが好きな
某広告代理店、某商社チームに爪の垢でも煎じて飲ませたいね(笑)

少し意外だったのが、自分達の前評判。
監督会議やリンクでホッケー関係者と会うたびに言われた事。
「いい組み合わせじゃない♪」・・・え???そうなの???

みーんな東京のホッケー事情分かっていないよ。
東京の1クラブチームが若いとは言え元気な現役選手と当たる事に
「いい組み合わせ♪」なんて思うこと自体。
そりゃあ、ウチのメンバー数名にしてみれば高校生の時ならラッキー♪なんて
思った相手だろうし、こちらも大学1部2部リーグ出身選手やら実業団OBも
いるチームだけど、所詮月2回・・・例え月3・4回やってもリンク代削減の為
2チーム合同練習程度しかやっていない「草ホッケー」だよ。
しかも練習とは言え全員集まったことなんて入部以来5年間で一度も
無いっつーの。ウチの選手で余裕♪なんて思った選手は1人もいないって。
まあセミプロの釧路や苫小牧の社会人やら関東の現役大学生よりはまだマシとは
言えたかもしれないし、「個人」では負けない!なんて思ったウチのエース2人
だけは実際あの中でも2人「ずば抜けて」おり相手が3人がかりで囲んでも
スルスル抜いたりもしてし。
でも彼らだってチームとしては「余裕」♪なんて全く思っていないワケよ。
それなのに関係者の多くは揃って「初戦はいけるね笑」・・・
中にはお世辞もあったかもしれないけど、言われる度に嬉しさよりも
胸クソ悪いだけ。仕事やら家庭を持ってても、必死こいて時間作って
参加するホッケーをそんなチャラチャラ余裕持ってやってはいないんだよ・・・
ってね。

メンバーだって主力DF3人とメインセンター3人もいなくて何とか
人数だけでも揃えただけ。仕方なくFWの1人をDF、頼みのエースを
センターに使わざるを得ない。前にここの記事に書いたとおり
メンバー揃ったって勝てる見込み2割程度かな?って読み。
実はあのメンバーであの点差は俺なりには満足の内容でしたが
全く現実知らない人たちからの(仕方ないのかな・・・)緊張感ない台詞に
試合前はすっかりウンザリしていたのでした。
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