執着を手放す

2015-08-27 18:51:59 | 恋と愛・結婚

もう秋です。

ススキ、菊など盛りだくさんに。

 

最近、執着を手放すということを考えました。

「執着」

何かに、こだわり離れられない感情。

 

スパッと忘れられない、払っても払ってもまた、とらわれる感情。

なくすには、どうしたらいいのかと思う。

そんな生優しいものではない。

長い間、何年も、何十年も、そんな感情が支配している。

 

ものの本には、

「自分は、そのことに執着しているんだなあと思う」

笑っちゃえ、などとというような解決法が、書いてある。

 

そう生やさしいものではない。

 

何にとらわれている?

自分をもう一人の自分が見る。

声に出して言ってみる。

書いてみる。

たくさんたくさん。

 

何に執着しているのかに気づくこと。

彼や彼女への想い。

自分のプライド。

お金、などなど。

 

彼のどこが、何が、何にひかれるのか。

プライドはどうなのか。

なんでお金に執着することになったのか。

 

そこから生まれた、苦しみをじっと見てみる。

 

それは、自分を形造ってきた大切なものともいえる。

一緒にいたもの、簡単に捨てられないものだったんだ。

 

なんで、執着しているのか、その意味はなにか。

 

この苦しみは、自分をどうしようとして出てきたものか。

この苦しみの意味はなんなのか。

意味があって、執着していたんだから。

 

でも、もう苦しくて、限界にきた、その時、思う。

 

この苦しみを乗り越えたら何があるのか。

成長した自分、変わった自分がいるのか。

 

そして、執着しているものを、全うする、手に入れることに、希望が残されているのかどうか。

希望が残されていて、可能性があるのなら、それに向かって努力する。

 

どう考えても、希望がないなら、諦める。

諦める。諦める。

きっぱりと諦める。

 

大事なのは、「私はもう執着しない」と自分に向かって宣言して、行動する。

誰かに向かって、宣言する人がいたらそれも荒療治でいいかも。

 

物理的に仕掛ける。

離れる。

 

その過程で、四苦八苦するのが人間。

結局そんなに、ぱっと切り替えられない。

人に話したり、

カウンセリングを受けたり、

意外に、見方が変わったりもする。

 

山に登ったり、

本を読んだり。

体を動かすといい。

 

夢中になるものを探していく。

 

その間は不安定。

それは仕方がない。

無理に笑ったり、泣いたり。

あるいは、怒りの感情がでる。

 

そして、いつの間にか、薄れていくのではないだろうか。。。結構長くかかるかも。

病気と同じで、病気になるまでの年数と同じくらい治るのには時間がかかるという。

 

時間がかかるから、少しずつ少しずつ。

そして、執着していた自分がかわいいやつと思えたらいい。

 

乗り越えた自分を想像しながら。