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引越しいたします。

中国のウイグル三悪勢力の主張は本当なのか?The Sunday Times誌

2007-08-14 00:06:45 | ニュース

その一から続く)

中国はパキスタンとカザフスタンに尋問や秘密裁判そして処刑をする為に捕獲した闘士を引き渡すことを説得した、その政策はパキスタンで人の心をつかんでいる原理主義的な怒りに火をつけた可能性がある。

セメド氏はグループ(東トルキスタンイスラム運動)の政治的思想家として訴追されたが、ラワルピンディで2003年に逮捕されて中国に送られた。

来月(07年8月)ロシアと旧ソ連中央アジア諸国と中国はイスラム過激主義者に対して協力するための合同軍事演習を行う予定だ。
Chinapolicexj

中国の公安はまた、広く浸透した密告機関を作り出しまた、黒づくめの反テロリスト警察のあたらしい機関を展開させ新疆の都市のモスクと市場中をパトロールさせている。

しかし、鉄拳の警備政策は仲間よりも敵をより多く生み出している。今月の新疆での広範囲の取材旅行と聞き取りで宗教と民族性によって隔離され、相互不信によって分割されている、きびしく警備された都市で別々の場所で生活している社会であることが明らかになった。

同じような人権侵害は中国全土に存在する、農民への強制労働、誘拐されてこじきの如く奴隷にする為に送られた子供達、搾取工場に誘われた少女達、深められた政治的緊張があり若者を暴力的にしている。

二人の西欧のインテリジェンスオフィサーは中国は自国の敵対者を厳打する機会を利用するために、絶え間なくウイグルテロリストとアル・カーイダとの関係を誇張すると言う。中国の情報は当てにならず西側の諜報機関は中国へムスリムの市民を送還したことはない、と彼らは言う。

オフィサーの一人は中国の抑圧がテロリズムへの新規採用を創出していることが実際懸念すべきことであると言う。

この数週間、58年間の中国の軍事占領が大いに敵対勢力を叩き潰してきたが忠誠を勝ち取ることに失敗したことが証明されている。政府職員が増えつつある
イスラム武装派の影響力をそぐための取り締まりの仲で何千人ものムスリムのパスポートを没収している。

公安はムスリム達にパスポートを提出するように命令し、彼らに当局から旅行が認可されたときだけにその書類は返還されると申し渡した。

この没収の目的は、中国籍ムスリムをサウジアラビアや、パキスタン、アフガニスタンで武装派に合流することから防ぐためのものである。

この決定は12月に例年のハッジ(巡礼)にメッカに行くことを準備していたムスリム達に怒りを燃え上がらせた。
「ビンラディン、好(ハオ)」ある怒っているムスリムが言った。彼はパスポートを奪われていた。「サッダーム、好。アラファト、好」
その3につづく)

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ウイグル政治犯イスマイル・セメド氏の最期、 The Sunday Times誌

2007-08-12 00:08:00 | ニュース

さる7月22日英国の新聞The timesのウェブサイトの記事でカシュガルからそのMichael Sheridan記者がウイグル情勢にかなり突っ込んだレポートを発表した。

今年はじめに銃殺刑にあったイスマイル・セメド氏の遺族を取材したり、1997年2月のグルジャ事件の中国漢族側の人間(元人民武装警察隊員)にインタビューしたりしているところが衝撃的なところである。紹介します。

サンデータイムス誌

http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/china/article2116123.ece

中国人の死刑執行人がイスマイル・セメドの元に来たのは朝の9時であった。執行人たちはセメド氏が東トルキスタンと呼ぶこの地の天山山脈から日が昇るときに彼を独房から導き出した。
処刑の前の日、彼は妻のBuhejer、息子7歳、娘6歳に会えた。監獄での3年と秘密裁判からの15ヶ月の不安の月日、10分間の別れを告げる時間が与えられた。

セメドは37歳だった。一人のムスリムで政治的な活動家、彼は殺人やどんな暴力でも有罪だったのではなかった。

三人の中国人裁判官が「祖国分裂未遂」と銃および爆発物の所持で死刑を宣告された。セメド氏は拷問され自白に追い込まれたのだと言った。セメド氏に対する証言をした二人の男はすでに死んでいた、1999年に処刑されたのだ。

家族との最後の時間、両親、兄弟姉妹がそこにいた。全員が泣いていた、彼は運命を静かに受け入れた。

「無実を証明するために全力を尽くした。君と二人の子供を残した去るのは残念だ。子供達の世話を頼む、良い教育を受けさせてやってくれ。」セメド氏は妻に言った。

終わりの時は突然やってきた。その朝監獄で一団の収監者が処刑された。2月8日中国の政府職員は確認した。
職員らはセメド氏の死体を埃っぽい敬虔なムスリム達が墓のしるしの墓石もなく横たわり休む共同墓地で彼の家族に引き渡した。
妻のBuhejerさんはこの禁じられた土地の普通のニュースのただ一つのソースであるラジオフリーアジアのある記者の電話に話した。
「ただ1つの銃痕を見ました。」「彼の心臓に」

彼は中国の最西部の900万のムスリムたるウイグル人の一人である。彼らトルコ系の人々は国家的アイデンティティを求めているがそれは1つの失われた歴史上の大義のひとつである。

1990年代、消えかかっている彼らの闘争の残り火は抵抗運動、銃撃事件、爆発事件の中に燃え盛った、すべては2001年9月11日までは世界から隠蔽された、そして中国が「対テロ戦争」の使い勝手を発見するまでは。

今日、中国は新疆への管理統制を保障するためにプロパギャンダと安全の闘争を推し進めている。新疆はその名を鉱物や石油やガスの戦略的な供給が豊かな広大な州として高くするが、中国の拡大する経済にとって不可欠である。

中国はアルカーイダがアメリカと国連がテロ集団として分類している、1000人以上の「東トルキスタンイスラム運動」のメンバーを訓練してきたと主張している。

このグループは短命であった、第2次世界大戦後に新疆で独立宣言して1949年の共産革命で鎮圧された、東トルキスタン共和国から名をとっている。

その2につづく)

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中田英寿 新疆ウイグル、ウルムチに現る。

2007-08-03 22:15:28 | ニュース


え、ソースはこちらです。朝青龍とゲームをしていたと思ったらすぐ隣の国まで来ていたと言うわけですか。
http://blog.goo.ne.jp/zhende/e/382c2a88248663b7191fc41f4d5654c9

http://blog.livedoor.jp/gulgine/archives/50881798.html

TBはやっぱり送られないなぁ。

新疆研究のサイトには、フットボールウイグル起源説なんていうのもあります。http://www.kashghar.org/uyghur/orpadet/putbol.htm

自分探しの旅とかで世界漫遊のNAKATA氏、北新疆に足を踏み入れたかもしれないがあそこ辺はもうほとんど中国内地であるし。ウイグルを感じることはないでしょう。
しかし、思い出すのは2002年のワールドカップ、中国を破ったトルコに密かに歓声を上げた人たちがいます。
そして、1997年のグルジャ(クルジャ、伊寧)虐殺事件。事件の発端となったのがやはりサッカーでありました。

我々は忘れることを拒む
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060206

ラビア・カーディルのグルジャ事件の証言
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20070205

中田英寿サイト
http://www.nakata.net/jp/

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第2沙漠公路が完成

2007-08-02 22:46:36 | ニュース

新華網 英語サイト
http://news.xinhuanet.com/english/2007-08/01/content_6463129.htm
Desertway2
@新華社

タリム盆地、タクラマカン砂漠を横断する2本目の道路が八一建軍節に合わせたかのように8月1日完成した。
(八一建軍節についてはチナヲチさんの解説をお読みください)
この424キロのハイウェイは新疆中央部タリム盆地北部の都市アラルから南部のホタンまでホタン川沿いにタクラマカン砂漠を横断する。
この工事は2005年6月に始まり7億9千万元(1億500万ドル)でこのうち180キロを建設したのは人民武装警察である。
開業するのは10月1日が計画され、アクス県(アラルの行政区)からホタン地域までの所要時間を半分にすると言う。

日本とは制度が違うとはいえ人民武装「警察」が道路を作るというのも違和感がある。わずか2年弱での突貫工事には驚かされる。

もちろんこの道路は石油開発、観光開発の意味以上に軍事的な要素も大きいと思う。
中国で新疆ウイグル自治区ののDeep Southとも言うべき南疆三地州、カシュガル県、ホタン県、キジルスクルグス自治州で不測の事態に備えた最短侵攻路とも考えられるだろう。

写真を見ると道路の両端には何筋の線の如く植物が植えられている。これはすなから道路を守るために植えられており、その正体は葦であるという話だ。
葦を育てるために地下にはパイプで水を流しているらしい。ホタン川がそばにあるとはいえ、大量の水を使用してもちろん環境悪化が懸念される。
Desertway2b

携帯電話を使用するホタン住民、もしかすると携帯の中継局も道路沿いにできたのかもしれない。


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諸君!07年9月号でグアンタナモに囚われのウイグル人にインタビュー

2007-08-01 00:31:34 | ニュース

特報です。
Albaniauighurs4
当ブログが応援している水谷尚子先生の衝撃的インタビューがまた、文藝春秋の月刊誌、諸君!07年9月号に掲載されることになった。

なんとグアンタナモからアルバニアに移送されたウイグル人たちにインタビューをまたもや敢行されたということである。
当ブログもその5人に関しては海外メディアのレポートを紹介してきた。いち早くお買い求めになられることを推薦します。

<iframe marginwidth="0" marginheight="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=truthofsilkro-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=B000TUWXDS&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" frameborder="0" scrolling="no" style="WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px"> </iframe>

諸君!07年9月号

グアンタナモ基地に囚われたウイグル人たち
中国政府よ、「対テロ戦争」の名を騙るなかれ

水谷尚子(中央大学非常勤講師)

アフガン山岳地帯から米国のテロ容疑者収容所へ。数奇な運命に弄ばれた五人が、獄中の苦悩を語った

http://www.bunshun.co.jp/mag/shokun/
関連 ウイグル版The Road to Guantanamo
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060731

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