(その4よりつづく)
同じように悪いことは、砂漠の村々から「勤労体験」として搾取工場に送られた何百人ものムスリム少女の苦しみである。さる3月中国の政府職員がカシュガルの南のヤルカンド周辺の貧しい村に入ってきて、200人以上の15歳ぐらいの少女を勤労プログラムに徴集した。
少女達は故郷から1,000マイル以上はなれた中国の東海岸のある工場で長時間労働しなければならなかった。彼女らは一月33ポンド賃金を約束されていたが支払われなかった。
2、3人の少女が逃亡して新疆へ向かった。それで中国の政府職員は彼らの親族に罰を与えると脅かした。
伝統的なムスリムのコミュニティでは恥をおそれ尊厳を重んじる、このような運命は死よりも悪いことと見なされ得る。このことは武装派にとっての大きな誘因である。
新疆全域で、中国は輝く繁栄、よりきれいな水、新しい学校、舗装された道路、近代的な病院、能率的な空港、ネットショッピングや大きなエネルギ-プラントを指し示す。
その対価とは、ウイグル人たちが言うに彼らのアイデンティティの緩やかな消滅であると。ウイグル人の子供達は強制的に漢語の授業を受けさせられる。ウイグル語での授業は主たる大学では禁止されている。彼らの文学、詩歌そして音楽はカラオケ文化の攻撃の下に消えつつある。ウイグル人の歴史は書き換えられている。
新疆に来てシルクロードの遺跡に感嘆する目的で来た西側の旅行者のために、中国は新しい博物館をウルムチに建てた。それはこの厳しい領域での最後の漢族の征服を描写している。最初に漢の皇帝にキリスト誕生以前の時代に主張されたものである。
巧妙な展示は900万のウイグル人と4,900人のタタール人(塔塔爾族)、11,000人のロシア人(俄羅斯族)14,500人のウズベク人を同等に扱っている。
「すべて(の民族)は中国共産党の偉大な民族政策の下、1つの家族である。」漢字でのその主張は記されている。
イスマイル・セメド氏の家族にとって、しかしそれは栄光ではなく悲しみを表している。
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