新華網 英語サイト
http://news.xinhuanet.com/english/2007-08/01/content_6463129.htm
@新華社
タリム盆地、タクラマカン砂漠を横断する2本目の道路が八一建軍節に合わせたかのように8月1日完成した。
(八一建軍節についてはチナヲチさんの解説をお読みください)
この424キロのハイウェイは新疆中央部タリム盆地北部の都市アラルから南部のホタンまでホタン川沿いにタクラマカン砂漠を横断する。
この工事は2005年6月に始まり7億9千万元(1億500万ドル)でこのうち180キロを建設したのは人民武装警察である。
開業するのは10月1日が計画され、アクス県(アラルの行政区)からホタン地域までの所要時間を半分にすると言う。
日本とは制度が違うとはいえ人民武装「警察」が道路を作るというのも違和感がある。わずか2年弱での突貫工事には驚かされる。
もちろんこの道路は石油開発、観光開発の意味以上に軍事的な要素も大きいと思う。
中国で新疆ウイグル自治区ののDeep Southとも言うべき南疆三地州、カシュガル県、ホタン県、キジルスクルグス自治州で不測の事態に備えた最短侵攻路とも考えられるだろう。
写真を見ると道路の両端には何筋の線の如く植物が植えられている。これはすなから道路を守るために植えられており、その正体は葦であるという話だ。
葦を育てるために地下にはパイプで水を流しているらしい。ホタン川がそばにあるとはいえ、大量の水を使用してもちろん環境悪化が懸念される。
携帯電話を使用するホタン住民、もしかすると携帯の中継局も道路沿いにできたのかもしれない。
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