real SR

引越しいたします。

インターナショナルヘラルドトリビューン、ハワードフレンチ記者「中国は新疆を武力で併合」

2005-04-23 11:08:24 | デジタル・インターネット
最近での中国反日デモに関して、元ニューヨークタイムス東京支局長ハワードフレンチ記者は、中国の教科書に対しても批判的なスタンスで記事を書いている。フレンチ記者は東京時代には小林善範氏と対論するなど、朝日新聞社に間借りしている立場でか、対日には批判的だった。一転中国に転勤後は、対中にきびしい姿勢をとっている。

seize,campaignってどう考えても、併合、戦役ですね。

China also claims never to have seized territory from a neighbor, but China attacked India by surprise in 1962 and the details of other campaigns, from Korea and Xinjiang in the north to Vietnam and Tibet in the country's south and west, are also absent from textbooks.

.http://www.iht.com/articles/2005/04/20/news/journal.html

Hey,Howard, why didn't you write about that in your Tokyo days. The man who is in your post(Onishi)sucks!
なお、この記事に関してはジャーナリストの山岡俊介さんのブログでも言及があった。


ジャパンタイムスTheJapanTimes新疆ウイグルの宗教弾圧を(一応)報道

2005-04-22 23:39:14 | デジタル・インターネット
これは一応、報道といえるのだろうか、日本の英字新聞The Japan Timesの論説、意見記事(社説Editorialのとなり)でヒューマンライツウォッチ、中国人権が発表したウイグル宗教弾圧レポート"Devastating blows"に言及したものが掲載された。日本の活字メディアで確認出来たのはこれだけ、これだけや。情けない。
内容は主として中国の反日デモを批判したもの。日本の姿勢も批判しているが、それより中国は余計悪いとしている。
こういう記事は珍しいと思う。The Japan Timesはその前にAntiの4字をくわえたほうがいいのではないかと思っていた。

By DAVID WALL
Special to The Japan Times

Just last week I chaired a meeting at Chatham House in which the civil-rights groups Human Rights Watch and Human Rights in China presented their new report, "Devastating Blows," on the current religious repression of Uighurs in Xinjiang, China's oil-rich colony in Central Asia. Using CCP, local and central government documents and regulations, and newspaper reports and interviews, the report argues that, by equating religious activities with terrorism, the CCP and its state and local government machines have suppressed a wide range of human rights in Xinjiang.

つい先週、私はヒューマンライツウォッチと中国人権の人権2団体の提出した中央アジアの石油が豊富な中国の植民地である新疆のウイグル人の新しいレポート「破壊的打撃」に関してのチャザムハウスでの集会の議長役をやった。
中華人民共和国の地方、中央政府の書類、法規及び新聞報道とインタビューを使い、宗教活動とテロリズムを同一視することによって中国共産党及び中央、地方政府は新疆で広い範囲にわたり人権を抑圧している、とそのレポートは論じている。

The report makes a well-documented claim, based on extensive research, that "religious activity among Uighurs is presumptively illegitimate unless approved by the CCP apparatus." It alleges, again with supporting documentation, that almost half of all detainees in the re-education camps in Xinjiang have been sent there for engaging in illegal religious activities. Illegal activities include children (under 18) participating in, or allowing children to participate in, religious activities

このレポートはよく編集された、詳しい調査に基づく、「ウイグル人の宗教活動は中国共産党組織に承認されなければ、非合法となる」ことを主張している。また、補助書類によって新疆の再教育キャンプに拘束されている人々のほぼ半数は非合法宗教活動をしたとしてそこに送られている人々であることを告発している。非合法宗教活動には18歳以下で宗教活動に参加した子供たちも含まれている。.

デヴィッド ウォール氏はいったいどのような人物なのだろうか。

http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?eo20050422a1.htm


アメリカ国務省人権報告(中国新疆ウイグル)8

2005-04-21 23:27:13 | アメリカ国務省人権報告(新疆)
昨日の続きです。
文化的アイデンティティにおいての誇りを強調する活動をする他のウイグル人に対しては政府より嫌がらせが行われたり、拘束されたりする。作家であり通訳のアブデュルガニ・メメテミンは2003年6月にニュース記事を中国語からウイグル語に翻訳し、政府談話を東トルキスタン情報センターに転送したことで、国家機密を海外に送った容疑で拘束され、9年の刑の判決を受けた。2001年の末に国連の恣意的拘束についてのワーキンググループは、ウイグル学者で新疆の少数民族の研究者のトホティ・トゥニヤズが恣意的に拘束されていると裁定した。彼は1999年に「分離主義の扇動」と「国家機密の不法入手」のために11年の監獄刑を宣告され、この年の終りにまだ監獄に収監されている。

独立や他の微妙な問題を討議している出版や音声動画資料の所持は許されていない。報告によればそれらの資料の所持は長期の監獄刑の宣告の結果となる。
この地域の官員は分離主義に対する活動は公的な秩序の維持に必要不可欠であると主張する。3月に新疆主席のイスマイル・ティリワルディは(対分離主義)活動は安全を向上させてきたと語った、報告書を引用して、2003年にはじまって以来この地域で爆発も暗殺もなく旅行者も新疆では殺されてはいない。と


漢族のこの地域の政治的及び経済的社会制度のコントロールはまた、緊張を目立たせることに貢献してきた。政府の施策が有形の経済的向上を新疆にもたらしたにもかかわらず、漢族居住者はその利益の不均衡的な分け前を享受してきた。ウイグル人の大多数は貧しい農業従事者である。そしてその25%は文盲である。法規ではウイグル人は名前や身元証明書を漢字北京語を使わなければならないで要求されている。



アメリカ国務省人権報告(中国新疆)7

2005-04-20 23:24:30 | アメリカ国務省人権報告(新疆)
昨日からのつづきです。

分離主義の容疑を受けたウイグル人は長期の懲役刑を受けて、刑期の間に処刑されてしまうこともある。「厳打」キャンペーンの間、それは公的には2003年に終わったとされているが、当局は新疆において3000件、訴追を行い、30万人以上が出席する「集団判決大会」を開いたと言う。政府自身の算定に寄れば、22のグループが分離主義とテロリズム活動に加担したとして解散させられ、1月から8月まで分離主義行動の咎で50人に死刑が割り当てられた。7月には2人のムスリムが不法に東トルキスタン人民党を組織し、国家分裂に武力を用いたとして、新疆アクス市で有罪を宣告され処刑されたと報じられた。
rebiya_kadeerakida
カディールさんと娘、アクダさん

多くのウイグル人にとって、現在収監中(注、3月17日釈放)のウイグル人実業家レビヤ・カディールさんの収監は中国政府のウイグル人への誤った扱いを象徴している。2000年に新疆の法廷は、元は省レベルの中国人民政治協商会議メンバーであったカディールさんに「国家機密の」国外流出容疑で懲役8年の判決を受けた。公的な報道のレポートによれば、彼女が引き渡したとして告発された情報は新聞記事と法廷で扱われた事件における人々の名前を含んでいた。カディールさん、彼女の息子及び秘書は1999年に訪問していた外国の代表団と面会する途上に逮捕された。カディールさんは伝えられるところによれば監獄の中で多くの健康問題を抱えている。海外のウオッチャーは、カディールさんはウイグル人を代表しての行動と彼女の夫のウイグルの大義と、ラジオフリーアジアへのかかわりで狙い撃ちされたと信じている。3月にカディールさんは良い態度ということで1年の減刑を受けた。中国政府は彼女は「分離主義」の犠牲者であると認め、「党および人民の立場」に留まると認めた、と主張した。彼女は2006年8月に釈放されることになっている。ウイグル人、ディルケックス・ティリィヴァルディは外国のジャーナリストと会った後、拘束された、そしてどこにいるのかは判明していない。



トラックバック御礼

2005-04-20 22:48:19 | ブログ
Bible777様、安保様、FRANK LLOYDE様、トラックバックありがとうございます。
>どうしたら良いのか
実のところ、まぁ、何もできないんですけど、新教皇ベネディクト16世猊下及び教皇庁には対中華人民共和国には慎重な姿勢をお願いしていただくとか。中国ではムスリムだけでなく、キリスト教徒も静かなる抑圧は受けているらしいです。