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引越しいたします。

アメリカ国務省人権報告(中国新疆)6

2005-04-19 23:02:47 | アメリカ国務省人権報告(新疆)
昨日からの続き アメリカ国務省人権報告
漢族とウイグル族の緊張は続いている、そして当局はこの地域での政治的、公民的、宗教的自由を取り締まることを続けている。1997年にはじまった、団結を強調し、「分離主義」と宗教的な過激主義を非難するキャンペーンは、衰える気配がない。
この年、当局は彼らが実在している分離主義者とみなした活動を禁止し続け、安全条例の引き締めを宣告し、反対派を取り締まるキャンペーンをおこなった。
新疆においての分離主義に対する運動は具体的に「3つの悪」過激主義、分離主義、テロリズムが新疆の社会の安定に対する、主な脅威としている。新疆の政府当局は定常的に「民族分裂主義、不法宗教活動、暴力テロリズム」に係わった人々を一まとめにしてしまうので、特定の急襲強制捜査、拘留、司法による処罰が標的にしたのが、平和的に政治的あるいは、宗教的意見を表明した人々なのか、あるいは暴力に係わった人々に対してなのか、往々にして明確ではない。多くの観察者は政府の対テロ戦争が、平和的に政治的な異見を表明する人や、独立した宗教指導者を激しく取り締まる口実として使われていた事を憂慮している。2003年12月に政府は世界ウイグル青年会議、や東トルキスタン情報センターをテロリストの実体としてレッテルを貼った「東トルキスタンテロリスト一覧」を出版した。これらのグループは公然と東トルキスタン独立を唱導しているが、ひとつの例外のグループがある。東トルキスタンイスラム運動(ETIM)である。彼らが目的を達成する為に暴力を主張しているとする有効な証拠はなかった。国連はETIMをテロ組織であると指名している。