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引越しいたします。

(ウイグル)レビヤカディールさんインタビュー1(女性事業家)

2005-04-16 23:49:49 | ニュース
4月4日にラジオフリーアジアサイトに掲載された、レビヤ・カディールさん、娘のアクダさんのインタビュー(3月28日取材)
を紹介したい。

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RFA:あなたの設立した「千人の母親運動」について教えてください。
レビヤ:私はまずウイグルの女性たちが、教育を受けず、息子や夫に頼っていたことを見出しました。教育を受けた女性は本当に少ない。私は自分のビジネスの経験を通してより多くのことを学びました。彼女らは何が社会で起こっているか知らない、すなわち、ウイグル女性の生活はとても抑制されているということです。私はウイグル人の女性に自分の二本の足で立ち、自分自身を守り、独立することを教えたいと思いました。そうすれば自分たちを家庭に閉じ込めておくことより、多くのことを学べることが出来るでしょう。私は国家のため前進することを学びました、その母親たちも前進しなければなりません。
私は自分自身に「絶対、女性を、母親を私に降りかかった同じ運命から救おう」と誓ったのです。ずっとそう思ってきました。私はそれから30年間戦ってきました。
RFA:あなたは、成功した実業家でありましたし、今もそうです。あなたは他のウイグル人女性が今、苦しんでいる同じ社会的状況、同じ抑圧と取り組んできたひとりのウイグル人女性です。どこであなたは風潮に逆らって泳ぐ勇気を見い出しましたか?どこでそうする勇気を得ましたか?
レビヤ:私は二回の結婚をしました。最初の結婚では、他の多くのウイグル女性と同じでした。家にいて、料理をし、私の子供たちを育てました、そして夫が家にお金を入れてくるのに頼っていました。私は単なる母親で、6人の子供の母親でした。
それから、私は夫が家に十分なお金を入れてくれないことに気がつきました、そして家族はお金の不足に悩むことになったのです。それで私は内職として小さなビジネスを控えめにやっていました。衣料品を作り、それを配達したり、小さなものを縫って作ったりして売っていました。それで、中国当局に見つかってしまいました。
それで、中国の政府、中国の地方官員は私の夫、前夫に私と離婚しろと命じました。彼らは夫に圧力を加えました。なぜなら、私が秘密裏に事業をしたことを責めたからです。それで、彼らは私の前夫に離婚せよと圧力をかけました。それでそのとき私の前夫は私と分かれることを強いられました。
それで、私はウイグル人女性は目覚めなければならないと分かりました。こういうことに対して行動しなければならないと。私は法廷で夫と離婚した後、誓いました、私は女性たちを絶対に救う。私に降りかかったと同じ運命から、私はその言葉を守りました。それから30年にわたって戦ってきました。
RFA:アジアの女性たちはウイグル人の女性と同じような問題に直面しています。貧困、男性への依存、(法的)権利の欠如。すべての抑圧されている社会の女性たちは、あなたの経験から、成功から、暗黒の日々から、どんな教訓を広く学ぶべきでしょうか?
レビヤ:私の国の多くの女性が多くを学んできました、多くの教訓を。私が例となりました。そして多くの女性が私の足跡をたどりました。今私は私に何が起こったのか書きとめて、私がウイグル人の権利と女性の権利のために何を行ったか、何冊かの本に書きたいと思っています。そして私は他の女性と、世界の前に前進することが必要である事がわかっている他の人びとを助けるつもりです。
RFA:男性は不可欠のの部分ですね。女性の地位向上の重要性を理解してもらう為に男性を関わらせるつもりはありますか?
レビヤ:男性と女性、同時に同じ教訓を学ぶべきです。男性と女性は手を取り合って同じ未来の為、そして同時に何かを成さんが為いっしょに戦うべきです。
私たちが今できることは西側世界及び、ヨーロッパから中央アジアに影響を与えてもらうことです。男性と女性は互いに尊敬すべきことを学ぶべきですし、それから私たちはより多くのことをやり遂げることができます。
RFA:ウイグルの女性といっしょにした仕事について教えてください。彼女らの学んだビジネスや商売とはどのようなものでしたか。
レビヤ:私は何度となくレクチャーをしました。どこへいっても女性を集め、私が学んだ方法を彼女らに教えました。そして私はビジネスのやり方を教えました。どうしたら人を頼らないですむのかを教えました。私は稼いだお金で慈善の仕事をすることも彼女らに頼みました。
例を挙げれば、しばしば私の例に倣ってくれていた、親睦会にいた女性たちは、私の経験で私が学んだことから多くを得てくれました、事業の方法を学んだのです、そして多くのお金を稼ぎました。今でも稼いでます。そしてコミュニティの中で他の人といっしょに稼いだ富を共有しお金を配分することをはじめました。それが私がウイグル人に教えようと試みていたことなのです。
その2



(ウイグル)レビヤカディールさんインタビュー2(女性事業家)

2005-04-16 23:44:29 | ニュース
その1からの
続きです
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RFA:どのような事業なのでしょうか?
レビヤ:多くの方法があります。具体的に言えば、ある事柄に関して、得意な女性がいますし、他の女性にはまた、他のことが得意です。好きな、得意なものを選びます。例を挙げれば、私たちはファストフードのレストランをやりました。複数のものでした。輸出入、多くの場所から違った品物を買い、私たちの地域へ配送しました。不動産事業もやりました。
私は、たった60元を元手に企業帝国を作り上げました。私の人生での成功を女性たちは見、彼女らにとっても可能であると考えたのです。彼女たちは私が人生でとった方法を学んだのです。そして私がたどった小事業をはじめて、大きな事業にそれをするという段階をたどっていったのです。
地震があったとき、人々には家がなくなりました。、私は女性たちを集め、彼女らは被害にあった地域を訪ね、援助活動をして、ほおって置かれた人々を助けたものでした。
RFA:彼女らの(家族の)男性たちはどう反応しましたか
レビヤ:私の故郷の多くの男性たちは私に一目置いてくれました。それで、女性たち、ウイグルの母親たちは私の例に続いてくれました。いっしょに物事を完遂するのはよいことであると見たのです。彼女らは理解しました。日がたつにつれ理解は深まっていきました。
私の逮捕はウイグルの女性を怒らせました、私の行動を通して彼女らは多くのことを学びました。勇気をもつべきだと学んだのです。今彼女らはもっと進んでいます。私の経験により彼女らはついに目覚めたのです。
ついに、彼ら男性は言いました。「この女性たちは一丸となって国の為に実際良いことをしている。だから、やらせる事にしてみよう。」これが男性から受けた反応でした。私はウイグルの女性に事業を教えただけではありません。私は道義を教えていました。私は彼女らにひととなりを教えました。男性にさえも教えました。
RFA:中国政府の官員としての任期の間、ウイグル女性が能力をつけるにつれて、中国政府は取り締まることになるということを恐れましたか?
レビヤ:それはひとつの恐れでした。これらの変化(ウイグル女性が立ち上がったこと)は中国政府を恐れさせました。ウイグル女性がこのように頑張っているとき、彼ら中国政府はウイグル人社会に恐れを感じたのです。私が逮捕されたことにウイグル女性は怒りました、そして私の行動を通してウイグル女性は多くのことを学んだのです。勇気をもつことを学んだのです。今彼女たちはもっと頑張っています。彼女たちはついに私の経験により目覚めたのです。
RFA:あなたはここ(アメリカ)で新疆のウイグル人女性の生活に影響を与えることにアメリカ在住ウイグル人女性を関わらせることを考えていますか?
レビヤ:私は私の戦いを国際的なものにしたい。参加したい人には関わってもらいたいです。そのことによって私は新疆のより多くの人を助けることができる。この戦いに助けがほしいです。アメリカの政府やアメリカの人々からも、人権に関心のある人なら誰でもです。彼らの助けがあってこそ、私はこちらで戦うことができるし、母国の人々に影響を及ぼすことができる。
RFA:何人かの中国の反体制派が、中国から釈放されたものの、中国への再接近は許されなかったことで、草の根の運動をすることは中国に近づけないゆえに非常に困難であると悟ってきました。そして彼らは無力感を感じ始めています。この距離感を克服する何か考えがありますか?
レビヤ:私は失敗の存在を信じません。私は不可能なことはないと信じています。母国に近づくことなしに懸念を克服するただひとつの方法、それはより多くの人々に新疆で起こっていることを理解してもらうことであり、国外でより多くの人に関わってもらってお互いに支持しあいながら、実際に同じ懸念を言葉に表し、世界中の人々に何が新疆で起こっているのかを知ってもらうこと、これが事実多くの人々の生命に影響するのです。
このやり方で私たちはより多くのことを達成できます、このやり方で多くの母国の人々に影響を与えることができます。近づくことができなければ人々に知ってもらうことです。それでもし、十分な数の人々が同じ懸念を表明すれば、母国で人々は耳を傾けるでしょう。この戦いの中で私は孤独ではありません。私はかつて成功しました。もう一度成功します。そして私は懸命に努力します。このことに全力を尽くします。
RFA:あなたは獄中にいるとき、そこにはたのウイグル女性はいましたか?
レビヤ:私は周りを見回しました。私は監視されていました。私が彼女らに話しかけることを許されず、彼女らも私に話しかけることは許されていませんでした、私は62人の同じ運命を共有する政治犯を見ました。そのひとりにはウイグル人女性の政治犯で96歳で監獄に入れられていたのです。
その3


(ウイグル)レビヤカディールさんインタビュー3(女性事業家)

2005-04-16 23:39:46 | ニュース
その2からの続きです。
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RFA:あなたは、明らかに夢と理想を持った一人の女性です。あなたの同胞への夢は何ですか?
レビヤ:私の夢は同胞の人々に自由をもたらすことです。私の生きているうちにそうならなくても、私は子供たちに引き継ぎます、若い世代に、彼らはいつか達成するでしょう。
それが私の夢です。私は高い希望と信条を人権組織とアメリカ政府及びアメリカの人々に持っております。それはいつかはそうなるでしょう。
RFA:(レビヤの娘に)あなたはしっかりとした模範を持っています。あなたの隣に。あなたのお母さんはあなたの人生ににどういった影響を与えましたか?
アクダ:(英語で)まず初めに、母が逮捕されたとき、ショックでした。しかし、私は彼女のしていることを知っていました、私は彼女が関わっている政治的問題を知っていたのです、私は母が同胞の人たちの権利の為に戦っていることを知っていました。つまり、私は同じ家で育ちましたので私はそれらの問題をわかっていました。私は見守っていましたし、学びました。
しかし、その逮捕はまったく衝撃でした。私は若かったので、誰も私の母に接触することはできず、指一本触れることはできないと思っていました。殺されなかったことで強くなれます。私の人生のすべてのことは学業です。母は大いなる模範です。私は絶えず学んでいます。私は彼女の歩みをたどっています。母の話すすべてのこと、彼女の生活でするすべてのことは私に人間である為には、一人の女性である為には如何にすべきかということを教えてくれます。とくに少数民族であることから生じることについてです。
明らかに母は私を強くしてくれました。育っていくにつれ、私は弱くはありませんでした。しかし彼女ほど強くはありません。しかし私は毎日変化しています。母の存在のおかげで私はより強くなっていきます。
RFA:(レビヤの娘に)あなた自身は中国にいるあなたの兄弟、姉妹のことが心配ではありませんか?
アクダ:彼らのことが心配です。しかし私には母の戦いを誰も止めることができないことがわかっています。誰も私たちの同胞の人たちのための戦いを止めることができないことが私にはわかっています。彼らもまた同じことを言っています。「やりたいことをやれ、できる力で同胞を助けることを何でもやれ」と。
彼らはいつも言っていました。「私らのことは心配いらないよ。」しかし私はもし彼らに何かが起こったら、世界は見過ごすとは思っていません。なぜなら彼らは何も罪は犯していないからです。彼らは母国にいて事業をやっているだけです。そして私の母はここにいます。戦っています。彼らは私たちを助けてくれますが、言葉の上でだけです
彼らが何も悪いことをしていないように、私たちも何も犯罪は犯していません。だからきょうだいのことが心配です。中国政府は私の母を監獄に押し込めました。彼女は無実です。無実です。母にそんな仕打ちができたのなら、多くの人に多くの仕打ちができたのです。私は恐れています。しかし私は世界がそういうことを妨げるように(行動)すると希望をもっています。

http://www.rfa.org/english/background/2005/04/04/kadeer_text/