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引越しいたします。

パキスタン、イスラマバード中心部のモスクでの学生と治安部隊の衝突

2007-07-06 00:34:28 | ニュース

7月5日 朝日
パキスタンの首都イスラマバード中心部のモスク(イスラム礼拝所)に併設された神学校で治安部隊と武装学生が衝突した事件で、学生らが立てこもるモスクでは5日早朝、治安部隊が外壁の一部を爆破した。部隊が突入したとの情報も流れたが、軍報道官は否定した。学生の投降が続いており、その数は約1200人に達した。
治安当局は4日夜、モスク指導者のアブドゥル・アジズ師を逮捕したが、アジズ師と一緒にモスクを運営する弟ガジ師とその支持者が校内にとどまっている模様だ。ガジ師は地元テレビに「投降はしない」と語った。拡声機で投降を呼びかける治安部隊に対し、学生側は手投げ弾を投げるなどして抵抗した。
しかしアジズ師の逮捕によって、動揺した学生が相次いで投降している。女学生の指導にあたるアジズ師の妻も逮捕され、内務省報道官は「問題は間もなく解決する」との見通しを示した。
アジズ師は全身を覆うブルカと呼ばれる女性用の外衣を着てモスクから逃げようとしたが、不審に思った女性警官に見抜かれたという。

http://www.asahi.com/international/update/0705/TKY200707050060.html

朝日から珍しく転載、
数日前から始まっている、このモスクの学生と治安部隊の衝突、http://www.dailytimes.com.pk/default.asp?page=2007%5C06%5C29%5Cstory_29-6-2007_pg3_1

パキスタンのデイリータイムズによると、このイスラマバードのモスクはLal Masjid(赤いモスク)と呼ばれ、アル・カーイダに影響を受けたような過激な思想の学生が多く、なんとパキスタン在住の中国人にも攻撃を仕掛けていたらしい。
http://www.dailyindia.com/show/151926.php/Lal-Masjid-releases-nine-Chinese-hostages

日本で報道されているのか知らないが、学生はイスラマバード在住の中国人を誘拐していたが、6月24日にその9人を解放したらしい。その理由というのはウイグル問題ではなく、中国人のマッサージセンターやヘルスクリニックでの行動(いったい何のことかさっぱりわからないなんちゃって)であるというものだ。

このデイリータイムズの社説には新疆の独立派と赤いモスクの過激派とかかわりを匂わせていうものの真相は明らかになっていない。

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