アナン前国連事務総長と2006年国連週間中、UN本部にて
1月10日AFP
http://www.afpbb.com/article/1224104
http://news.yahoo.com/s/afp/20070110/wl_asia_afp/uschinaattacksxinjiang_070110052107
ワシントンD.C/米国 10日 AFP】米国に亡命している、中国からのウイグル独立を掲げる国際組織「世界ウイグル会議(World Uighur Congress 」総裁のラビア・カーディル氏は、イスラム過激派が新彊ウイグル自治区で活動をしているとされる問題を巡り、中国政府に対して国連査察の受け入れを要請した。
新彊ウイグル自治区は、住民の多くがイスラム教を信仰する地域。公安当局がイスラム過激派訓練キャンプとされる場所でテロリスト18人を殺害した事件を受けて、今回の要請が出された。この事件で、公安当局側も死者1人と負傷者1人を出したと発表した。
中国政府は事件前、米国ワシントンD.C.( Washington D.C.)に亡命中のカーディル氏がテロ活動による国家転覆を謀っているとして非難していた。カーディル氏は、「中国政府が、今後本当に国際社会の一員としての責任を負うつもりなら、第三者による査察を受け入れるべき」との声明を出し、「国連などの第三者機関による、東トルキスタンでのテロ活動に関する査察の受け入れを、政府に要請する」と述べた。
カーディル氏が率いる「Uighur American Association」も同時に声明を発表。中国政府がすべてのウイグル人による反政府活動を「テロリズム」と断定し、非暴力的な活動にもかかわらず弾圧を行っていると非難した。
また、公安当局との衝突については、「当局は証拠を一切提示していない。証拠映像も、目撃情報も何もない。第三者からの情報も一切ない」と疑問を呈している。
ラビア・カーディル紹介サイト↓
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