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ニュースサイト 宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が3党協議を現地で取材したり国会中継を見たりして雑報を書いています。

首相官邸「政策情報ポータルサイト」を活用しがいがある まずは「宮崎信行」で検索してみよう

2012年04月12日 08時24分13秒 | その他

 首相官邸ホームページに、このほど「政策情報ポータルサイト」(http://www.kantei.go.jp/jp/joho/index.html)がオープン。政権交代ある政治の実現で、「情報=権力」ということがこの2年半でお分かりいただけたと存じます。この「政策情報ポータルサイト」を使うと、「内閣府」「内閣官房」「人事院」「財務省」の情報が横断的に検索できます。残念ながら日本国憲法の「権力分立」の考え方から、「衆議院」「参議院」「会計検査院」「国立国会図書館」「自治体」が所有する情報へのアクセスはできませんが、政治を国民の手に取り戻すうえで大きな一歩です。

 私も今後、徐々に慣れていきたいと思いますが、例えばキーワードに「宮崎信行」と入れてみてください。2012年4月11日夜11時現在の検索結果は15件ヒットします。

 岡田克也副総理の記者会見で、その日に最初に質問する際は、私はフルネームを名乗っていますから、次のようにヒットするんですね。これが「宮崎」だったら多くて大変です。以前から言っているとおり、私はあまり記者会見という取材方法は好きではないのですが、こうやって電子情報というのは色あせずに、ずっと残ります。公文書管理法第5条における保存期間が何年に設定されているかは分かりませんが、良い時代になったなと感じます。建国以来の最大の国難の今、ジャーナリストとして歴史の証人になれることを心から幸運に感じます。吉田茂いわく「三千年、いや四千年生きたい。しかし、人はいつか死ぬ。しかし、国は生き続ける」。後世に恥じないよう、時代の息づかいを感じることができる、しっかりとした質疑応答を議事録に残せるよう研鑚を積まねばなりません。

 実際に見てもらえば分かりますが、首相官邸(内閣官房)と内閣府で同じ議事録が公開されているのですが、これはどっちかに統合した方が無駄づかいの削減につながるのではないでしょうか? まあ、情報こそが熟議の民主政治のスタートです。衆議院事務局、参議院事務局、国立国会図書館ももっと頑張ってください。 




 

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