虫えい(虫こぶ)というと植物の芽や枝、葉、花など色々な場所に形成され、コブ状だったりイボ状だったり、時にはカビと見紛うようなものまであってあまり気持ちの良くないものも多いのですが、一方では宝石ではないか思えるものや他の生き物を連想させるような形をしたものもあります。
今回は後者の部類に属させていいと思われるヤナギシントメハナガタフシの登場です。
先日訪れた川沿いにイヌコリヤナギの大きな株があって何の気なしに眺めていたら、かなりの高率で枝先に大小さまざまなヤナギシントメハナガタフシが作られていました。
大きいものでは3cmに達するものもあって見ごたえがありました。
この虫えい(虫こぶ)はヤナギシントメタマバエによって作られるのですが、名前のとおり芯(頂芽)の成長が止められ節が伸びない一方で芽の中にあった葉の原型が肥大して幾重にも重なってあたかも緑色の八重咲の花のように見えるようになるのです(人によっては巻かないキャベツみたいと言う人も居ますが・・・)。
縦に割ってみると構造が良く分かりますよね・・・
ヤナギシントメタマバエは年1世代で虫えい(虫こぶ)の中で越冬し、4月下旬から5月下旬にかけて羽化し葉に産卵、孵化した幼虫が頂芽の中にもぐりこんで虫えい(虫こぶ)を作り始めるのだそうです。幼虫を見たくて幾つかの虫えい(虫こぶ)を切断したら中心部に1匹発見・・・
トリミングして拡大してみました。
「にほんブログ村ランキング」に参加中です。下のバナーを押して応援よろしくお願いします。(3124話目)
「人気ブログランキング」にも参加しています。こちらの応援もよろしくお願いします。
![]() |
日本原色虫えい図鑑 |
クリエーター情報なし |
|
全国農村教育協 |