虫えいばかりが続いて目が奇形になりそうなので、たまには花も・・・と思い初夏に咲いている花をいくつか紹介しましょう。
ヤマボウシの花
真っ白な花びらのように見えるのは、つぼみを包んでいた4枚の総苞片(葉の一種)なのですよね。オシロイバナの花(本当は萼)の基部の緑色の葉のようなものも、タンポポの萼に見える部分も苞なのですから、ややこしいですよね。
センダンの花
樹木園内をカメラ片手に歩いていると清楚で甘~い匂いが漂ってきました。思わず立ち止まって周りを見渡すとセンダンの淡い紫色の花が目に入ってきました。街路樹として咲いているときには排気ガスの方が強くてあまり匂いに気がつかなかったのかも・・・。
オニグルミの花
オニグルミの花は葉が開く5~6月頃に目立たないように咲かせます。雌花は新枝の先端に付いて、赤く見えるのが柱頭です。雄花(一枚目の写真)は前年の枝から穂状に垂れ下がります。
オニグルミの花を見ると金子みすずさんの「星とたんぽぽ」と言う詩を思い浮かべてしまいます・・・「見えぬけれどもあるのだよ」というフレーズを・・・。
金銀花(きんぎんか:スイカズラ)
名前の由来は聞けば「なんだぁ、そうなのか」と納得します。黄色い花(金)と白い花(銀)が並んで咲いている(本当は白から黄色へ色変わりするのですが・・・)から金と銀の花ということです。スイカズラはツル性であるこの花を摘んで下の方にある密を吸っていたから「吸い葛」とか・・・。
英名も「Honeysuckle:ハニーサックル」で「密を吸う」・・・どの国も同じなのかな!
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