今年の天然アユの遡上は絶好調のようです。日本一のアユを取り戻す会の福田さんからレポートが届けられましたので会のホームページに掲載いたしました。是非、お読みください。
平成19年の遡上量ほどでは無いけれども、調査を始めて以来3番目の遡上量を記録しそうです。
県の水産係で金ヶ崎堰や板鼻堰などの魚道を改修してきた結果が如実に出たということでしょうか!
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サクラなどの花が終り、森林は若葉が芽吹き大きくなってくる時期となりました。この頃は虫えい(虫こぶ)も観察には絶好の季節となってきます。
恒例となってしまった昼休み散歩で樹木園を歩いていると十数種の虫こぶが目につきましたので数回に分けて紹介しておきます。
マンサクハフクロフシ
マンサクの葉の表面に作られた袋状の虫えい(虫こぶ)です。マンサクの葉に袋状のものが出来るからマンサク+ハ+フクロ+フシという命名です。(1枚目の写真もマンサクハフクロフシです)
虫えい(虫こぶ)の形成生物はマンサクフクロフシアブラムシで、7月中旬には底に穴が開いて有翅胎生虫が現れてシラカバなどに移り住むのだそうです。
ハルニレハフクロフシ
ハルニレの葉の表面に5月ごろに形成される袋状の虫こぶです。色は緑色から赤色までさまざまで一枚の葉に多数作られています。
虫えい(虫こぶ)の形成生物はオカボノクロアブラムシですが、他に類似の袋状のえいを形成するタマワタムシ科の種が幾つかあるようです。
オカボノクロアブラムシは6月下旬から7月にかけて一つの虫えいから1尾の幹母が出現してイネ科の植物に二次寄生し、秋に産性虫がハルニレに集まって来るのだそうです。
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