日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

清元梅吉家元の新居

2009-11-26 00:52:25 | 日本舞踊
梅吉先生は誰にも知らせず、下馬のお屋敷から臨海地区の高層マンションにお引越しをされました。転居の御葉書を頂いて一同ビックリ!その潔さはさすが江戸っ子。さて伺った梅丸先生や直弟子さん達からその景色の良さ、高級さは聞いておりましたが、今日、勉強会のお稽古をして下さるというので嬉しく(お稽古が?お宅訪問が?)伺いました。我が家の前のバス停から家元のマンション前のバス停まで殆ど歩かず伺える地の利の良さ!3重のチェックのオートロックでセキュリテイーも万全で、モダンで素敵なお部屋は見晴らし良く、シンプルに住まわれてます。
「明烏」のお稽古を終えると家元はニコニコとして人差し指を上に向けます。すると奥様が「あ。うん。」の呼吸で肯きます。「梅紫寿さん、時間は大丈夫?」「ハイ」「じゃあ、上のラウンジに行きましょう」と慣れた手つきでビールをバックに詰め、姉弟子さんと誘ってくださって上がりました。まあ、五右衛門じゃあないけれど「絶景かな絶景かなあ」いつも豊洲から見る角度とは違い綺麗!!!お部屋からは我が家が見える近さで、奥様と豊洲のあおきやイトーヨーカドー木場店のネットスーパーの話をしてこんな所帯じみた話を家元の奥様とするなんて、、、家元はららぽを気に入っていらっしゃるとか、、、そして新しい機械にも詳しくて、、、軽いカルチャーショックです。だって日本一の清元の名人ですよー。伝統芸能の第一人者はモダンでハイカラでおしゃれです。やっぱりセンスの良さは芸に出るものなんですね。新しい刺激を受けて益々瑞々しく良い曲が出来るのではないでしょうか。
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