日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

歌舞伎座に行ってきました

2008-02-24 23:43:18 | 日本舞踊
かなりの過密スケジュールなので日本舞踊のお稽古の無い今日くらい、一日ゆっくりしたかったのですが、こんなことになるとは露知らぬ頃に立てた予定で、学習院国劇部の観劇会で、「七段目」が出るからと、出席することにしていたのでした。
大和屋の元気なこと、先週はこの舞台の後、国立劇場の舞踊協会で坂東流家元として常磐津を踊っていたのだと改めて、役者はタフだなあと感心しました。若手の「車引き」ではやはり橋之助が各上の風格。お待ちかね「七段目」歌右衛門、梅幸、雀衛門、玉三郎、とお軽を見てますが、芝雀のお軽は初めて拝見しますが、一言で言えば「京屋」らしいなと思いました。出すぎず引っ込みすぎず、私は好きです。幸四郎の由良之助は最後のの科白で発散して、お父さんの家老の風格、腹芸とは又違った、幅広いジャンルで活躍してきたこの方ならではでした。やっぱり「忠臣蔵」はいいです、泣けます。このブログを書いて思ったこと、、、先代や他のいろいろの人と比較して見られる年齢になったのだなということ。昔祖母が六代目はこうだった、十五代目は、名人の三津五郎はなどと言っていたのが羨ましかったものです。年をとるって満更わるくはないかも、、、
コメント
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