小金沢ライブラリー

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SCP-1971~1980

2019年10月11日 | SCP紹介
SCP-1971 - Town That Never Existed (決して存在しなかった街)
アイオワ州に存在しないダンホーンという街。記録上は存在しないが公立図書館の写真や蔵書等が発見された。アイオワ州の住民から聴取したところ、5%がダンホーンを知っていたが位置は特定出来なかった。またその半分は実際にダンホーンに行った事があると語り、彼らの証言は一致する

SCP-1972 - The Whore and the Cop (アバズレ&オマワリ)
2.4mでヘラジカのような頭部と192本の手を持つ人型実体と、浮遊する金属球。人型実体と実際に会った人物のほとんどは、その異常な姿形を正確に認識しながらも恐怖を感じない。写真や映像にはその効果は現れない。彼女(?)は男達への愛の為に娼婦をしていると語る。金属球は正義の執行官を名乗り、その人型実体を目の敵にして追い回し、熱線で殺害しようとする

SCP-1973 - The Sinking Field
※未翻訳

SCP-1974 - Debating Tub and Communist Water (議論する浴槽と共産主義水)
セラミックの浴槽。常に124リットルの水量を保ち、水に触れた人物には二人の男の口論が聴こえる。彼等は資本主義の浴槽と共産主義の水で、趣味で口論していると語る

SCP-1975 - Vindictive Hula Girl (執念深いフラガール)
フラガールの置物。自動車内に置き、一定以上の速度で走行すると事故を引き起こす。事故の規模は速度に比例し、置物は車が破壊されると事故現場に最も近い車両内に再出現する

SCP-1976 - To My Son Who Will Never Know Me (私を決して知りえないであろう息子へ)
植物状態にある人型生物。思春期以上の年齢の人物が視認すると、寝たきりになった父親だと認識し、逆に実父は他人だと思い込む。父親を知らなかったり、既に亡くしている人物には効果が無い。複数の人物が同時に視認しても全員が父親だと認識する。重病に冒されたアランという男性が、幼い息子達に父親を残す為に行った事に失敗した結果と思われる

SCP-1977 - Eye of the Storm (嵐の眼)
169本のメイソンジャー(ガラス瓶)と眼球。瓶には赤色ガスが充填されており、6本を一列に並べるとガスを旋回させ、光の反射により人間の顔を形作る。眼球は宙に浮かび、その人物の視覚を司り、読唇術で会話出来る。人物は1980年に失踪したポルトガル人の天文学者を名乗り、瓶の組み合わせによって感情が変化する。ガスは木星の大気と一致し、木星の写真を見せたところガスが銀灰色に変化し発火したが、人物はそれを認識していなかった

SCP-1978 - Imperfect Redemption (不完全な償還)
シャワー室。利用した人物の暴力行為に関する罪悪感や証拠が半径1750km以内から消滅する。関係者達の記憶からも消え、範囲外から持ち込まれた証拠も決して信じない。稀に利用者自身が消滅することもある

SCP-1979 - Relativistic Treadmill (相対論的トレッドミル)
トレッドミル(ランニングマシン)。設定した速度に応じて、使用者と外部との間に相対論に基づき時間の流れにずれが生じる。直近60分間に累計30分以上使用しないと、周囲へ効果範囲が拡大する。効果範囲内に入った物は即座に時間のずれの影響を受ける

SCP-1980 - Alien Invasion (異星人の侵略)
南極の地下2.4kmに埋まった建造物。およそ1450万年前に建てられたと考えられ、内部にあるディスクに触れた者は、仮死状態で収容された古代の人物と思われる存在に精神を乗っ取られる。彼等は異星人の侵略に備える為、自分達のように変換するべきだと主張する

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