
昨日の浦和レッズのホームC大阪戦は、0-0の引き分けに終わりました。ここ2試合で1敗1分けと勝利がない浦和にとっては勝っておきたかった試合ですが、内容を見ると勝てる試合ではなかった印象です。そう感じた理由として、相手の右MFルーカス・フェルナンデスが面白いように機能していたことがあります。
C大阪は4-2-3-1の布陣で、右MFのLフェルナンデスにボールを集めて、クロスをCFのハットンに合わせる狙いでした。Lフェルナンデスのボールキープが上手いので、右SBの奥田やトップ下の柴山もかかわって、右サイドに拠点を作れていました。浦和の左SBの長沼はどちらかといえば攻撃的なタイプなので、このC大阪の攻めを止め切れていない印象が強いです。
浦和はこのC大阪戦は勝ち点3が欲しいとみて、現時点で考えられるベストメンバーを並べてきました。これまでCFで出場することが多かったスピード型の松尾は左ウイング気味の位置にいて、マテウス・サヴィオの「偽9番」の1トップでした。松尾が左サイドで持つと時折個人技で打開してくれるので、C大阪が誇るLフェルナンデスを守備に回して消耗させればという期待もありました。
しかし、浦和の攻撃は思うようにはつながりませんでした。その要因となったのは、ボールの失い方の悪さでした。せっかく前に人数をかけて攻めても、バックパスを出した先をC大阪に狙われており、そこから相手の速攻を浴びる場面が多かった印象を受けます。また、C大阪ではボランチで出場していた香川真司が効いていた印象もあります。
香川は35歳で、さすがに日本代表にも選ばれていた全盛期と比べると運動量は落ちていました。それでも、ボールの近くにはできるだけいるようなポジショニングと、フリーな選手を探す指示の動きはさすがでした。香川の手の動き通りに、C大阪のパスが回ることが多かったので、今は「ピッチ上の将軍」なのでしょう。
この展開を見ていると、浦和が勝利するためには相手CKなどのタイミングで、一発のカウンターをはめて少ない得点を守り切るしかないと思えました。前半は両者とも手堅い入りでしたが、後半は一転打ち合いになるのですが、それはあとでマニアック分析で補足します。
C大阪は4-2-3-1の布陣で、右MFのLフェルナンデスにボールを集めて、クロスをCFのハットンに合わせる狙いでした。Lフェルナンデスのボールキープが上手いので、右SBの奥田やトップ下の柴山もかかわって、右サイドに拠点を作れていました。浦和の左SBの長沼はどちらかといえば攻撃的なタイプなので、このC大阪の攻めを止め切れていない印象が強いです。
浦和はこのC大阪戦は勝ち点3が欲しいとみて、現時点で考えられるベストメンバーを並べてきました。これまでCFで出場することが多かったスピード型の松尾は左ウイング気味の位置にいて、マテウス・サヴィオの「偽9番」の1トップでした。松尾が左サイドで持つと時折個人技で打開してくれるので、C大阪が誇るLフェルナンデスを守備に回して消耗させればという期待もありました。
しかし、浦和の攻撃は思うようにはつながりませんでした。その要因となったのは、ボールの失い方の悪さでした。せっかく前に人数をかけて攻めても、バックパスを出した先をC大阪に狙われており、そこから相手の速攻を浴びる場面が多かった印象を受けます。また、C大阪ではボランチで出場していた香川真司が効いていた印象もあります。
香川は35歳で、さすがに日本代表にも選ばれていた全盛期と比べると運動量は落ちていました。それでも、ボールの近くにはできるだけいるようなポジショニングと、フリーな選手を探す指示の動きはさすがでした。香川の手の動き通りに、C大阪のパスが回ることが多かったので、今は「ピッチ上の将軍」なのでしょう。
この展開を見ていると、浦和が勝利するためには相手CKなどのタイミングで、一発のカウンターをはめて少ない得点を守り切るしかないと思えました。前半は両者とも手堅い入りでしたが、後半は一転打ち合いになるのですが、それはあとでマニアック分析で補足します。
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