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狙いの見えない前半(10/5浦和対C大阪)

2024-10-05 22:08:01 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのホームC大阪戦は、0-1で浦和の敗戦に終わりました。一日経って、ようやくこのゲームを落ち着いて振り返れるようになりました。C大阪は5-4-1気味の3-6-1の布陣でした。5バックの布陣を採用するということは、攻めの圧力は多少弱まりますが、それでも浦和が攻め込むスペースをなくして試合を膠着状態に持ち込みたいという狙いがあったものと思われます。

こういう相手と対戦するときは、もちろん先制点を取るに越したことはないですが、序盤で不用意な失点をしないことです。1点先に失ってしまえば、0-1の勝利を目指して相手はもっと引いてくるでしょう。ここ数試合、スコルジャ監督の戦術や規律とは関係ない、セットプレーやPKの失点が続いている浦和としては嫌な相手です。

前節で対戦した神戸と比べて攻撃の枚数が1枚少ないので、攻めの圧力はそれほど感じなかった相手ですが、そんな相手に対し浦和の自陣でのつなぎにはぎこちなさを感じました。CBホイブラーテンの欠場で、CBは佐藤、井上の急造布陣になっている浦和は、この二人があまり実戦で合わせ込めていない問題点があらわでした。

また、右SBで起用された関根が、ミスキックで相手に取られたCKも問題でした。そういう、不要なミスで取られたCKはよく失点につながるからです。その悪い予感は当たり、ルーカス・フェルナンデスが蹴ったCKは浦和のゾーン守備が守れていない外側を狙っており、そこからの為田のシュートで、前半19分で浦和は1点ビハインドとなる最悪の流れになりました。

攻撃陣も、この日の前半の内容はチームがバラバラになりかけているような印象でした。この日は渡邉凌磨をボランチに下げ、これまでボランチで起用されてきた原口をトップ下に回してきましたが、原口や左ウイングの松尾がボールを受けても出す場所がない悪循環に陥り、バックパスをしてはGK西川に戻し、西川が蹴ったロングボールを相手に回収されるひどい内容でした。

これでは、ハーフタイムに二人か三人をまとめて交代でもさせないと、このチームの攻撃は機能させられないと、絶望感すらあったハーフタイムになりました。もっと引いてくるであろう、C大阪の守備陣を個人技で突破でもしないと、このゲームは動かないと、中島や前田の投入を期待せざるを得ませんでした。


































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