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古都が生んだドリブラー(駒井善成)

2017-04-03 22:26:42 | 浦和レッズ
今、旬の選手といえば、代表で活躍する久保裕也選手です。その久保と、京都サンガのユースでともにプレーした浦和MF、駒井善成選手を取り上げます。駒井自身も久保の活躍には刺激を受けていると聞きます。

駒井の名前が自分の中でインプットされたのは、京都時代の2013年のJ1昇格プレーオフ決勝です。当時、駒井は4-1-4-1システムの右のウイングとして出場していました。このシステムはウイングの突破を生かすためのもので、駒井は相手、徳島の左SBアレックスが本来攻撃的MFの選手なので、そこを仕掛けるゲームプランと理解できました。

駒井は身長が168cmと小さいですが、瞬間的なスピードを持っています。相手SBに対して果敢に仕掛けるところは関根と似ていますが、違いはあります。関根は縦に行ってクロスを上げるスタイルですが、駒井は内に切れ込んでいくドリブルを武器にしており、中でのプレーを苦にしない強みがあります。

ジュニアユース、ユースと京都で育ち、トップチームでも京都でプレーした駒井ですが、京都がJ2に低迷していたこともあり、自身初のJ1でのプレーを求めて浦和からのオファーを受けて昨年浦和に移籍してきました。京都とは複数年契約を結んでいたため、浦和は移籍金を払っての獲得です。

駒井は京都時代、1トップやSBでも出場するなど、様々なポジションをこなせました。どうしても上背がないので、相手にフィジカルで勝負されると弱さを見せることもありますが、ミシャのサッカーでは右のアウトサイドが彼に最も向いているポジションです。ボランチで起用されることもあります。

同郷の宇佐美貴史とも比較されたドリブラーで、もちろんJ1という舞台にたどり着いた以上、代表を狙いたい意識はあるでしょう。ハリルホジッチ監督のサッカーだと右のFWを狙うことになり、久保が皮肉にもライバルになりますが、それが実現すればいろんなところにいい影響が出るはずです。そんな活躍を期待しています。

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