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大相撲秋場所総括

2023-09-26 22:09:37 | 他スポーツ
大相撲秋場所は、写真の大関貴景勝が11勝4敗で4回目の優勝を果たしました。11勝4敗とレベルの高い優勝ではないので、これで来場所に横綱昇進がかかることにはならないでしょうが、それでも若い熱海富士には負けられないと大関の意地は見せた優勝でした。もっとも、今回の優勝争いは先頭を走っていたのが再入幕の熱海富士だったので、複雑に状況が変わる展開になりました。

14日目に、貴景勝が6勝7敗と崖っぷちだった大関豊昇龍に土俵際で上手投げを食らって負けたことで、再び熱海富士が単独トップに立つという波乱含みの展開になりました。熱海富士が勝てば平幕優勝が決まる千秋楽は、朝乃山と対戦しました。元大関の朝乃山は熱海富士にとっては難敵で、事実終始朝乃山が先手を取る展開になり、熱海富士は決定戦を待つことになります。

大栄翔と貴景勝の4敗同士の相撲の勝者が決定戦に出る相撲は期待できましたが、貴景勝が押し込んで勝利し、熱海富士と貴景勝の決定戦になります。ここのところの相撲では、優勝決定戦は得てしてつまらない相撲になる印象があり、事実貴景勝がまっすぐ当たってくる熱海富士に対し左にずれる立ち合いを選択し、熱海富士が対応できず土俵に落ちて貴景勝の勝利に終わりました。

貴景勝以外の大関陣は振るいませんでした。新大関豊昇龍は一時6勝7敗と崖っぷちに追い込まれてからの連勝で何とか負け越しは免れましたが、8勝7敗は大関の責任を果たした成績ではありません。カド番の大関霧島も9勝6敗とカド番脱出はできたものの取りこぼしが目立ちました。今場所の優勝争いのレベルが下がったのは、この大関陣の不振も一つの理由です。

三役を巡る争いでは、錦木と翔猿が負け越して陥落します。そこに入るのは、東前頭筆頭の北勝富士が8勝7敗、東前頭2枚目の阿炎が9勝6敗、西前頭2枚目の朝乃山が9勝6敗で、この3人の中から二人でしょう。北勝富士が慣例通り上がるとするなら、東の方が半枚上という扱いになるので、朝乃山が上がれないという残念な裁定がなされる可能性があります。

下位では、新十両の大の里が12勝3敗と十両優勝こそ逃したものの見事な成績でした。突いても組んでも強さを見せるダイナミックな相撲を取る力士で、来場所も活躍すれば幕内に上がってくる可能性もあります。元稀勢の里の二所ノ関部屋は、最近関取数が増えていて活気が出てきており、大の里の活躍はそんな流れから出たものでしょうね。
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オニバス

2023-09-26 21:45:24 | 埼玉
森林公園ネタでは、この夏の終わりの時期に咲く、「オニバス」の花です。この水生植物の池は大抵蓮の葉が茂っていますが、花はなかなか見られないので、いい時期に当たったと思います。



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