今日の西武ライオンズは、先発今井が8回に四死球を連発して崩れかけましたが、必死の継投で1点差を守り切って4-3でオリックスに勝利しました。今は抑えの増田が登録抹消になっており、その代役の抑えになっているクリスキー投手を取り上げます。クリスキーはメジャーリーグの経験はあるものの、1イニング4暴投というメジャーのワースト記録も持っており、「不安定な剛腕」でした。
昨年、オリオールズからFAになった彼を、横浜DeNAが獲得しています。もっとも、彼は1年目のシーズンにトミージョン手術を受けており、肘の不安を抱えながら何とか18試合登板、防御率2.57を記録しますが、やはり中継ぎは1年間フルで投げないと評価されなかったようで、DeNAをオフに自由契約になりロイヤルズとマイナー契約を結んでアメリカに一旦は戻ります。
今回のライオンズ入りは、ティノコ、ボーと剛腕タイプの中継ぎの二人が不安定さを露呈していたこともあり、また中継ぎだった平良の先発転向もあって、どうしても戦力になる中継ぎが欲しかったためでしょう。昨日と今日、彼の投球を映像で見ましたが、どうしても力任せにストレートを投げ込む投手ということで、ボールが先行する展開を我慢して使う必要があります。
それでも、彼の強みも見えました。それは、ストレートが152km、スプリットが130kmと球速の差が大きいことです。そのため、相手打者がストライクを取りに来ると確信してストレートを待っていると、スプリットにタイミングが合わず内野ゴロを打たされてしまいます。まだ、7試合で無失点ではあるものの、四死球で崩れる試合はあると、覚悟して出す必要がある抑えです。
この時期に契約しているということはおそらく来季の契約も込みでしょう。メジャーでは防御率11点台と通用しなかった投手ではありますが、こういう「原石」が日本の細かい野球を学んで、伸びてくれることに期待したいです。
昨年、オリオールズからFAになった彼を、横浜DeNAが獲得しています。もっとも、彼は1年目のシーズンにトミージョン手術を受けており、肘の不安を抱えながら何とか18試合登板、防御率2.57を記録しますが、やはり中継ぎは1年間フルで投げないと評価されなかったようで、DeNAをオフに自由契約になりロイヤルズとマイナー契約を結んでアメリカに一旦は戻ります。
今回のライオンズ入りは、ティノコ、ボーと剛腕タイプの中継ぎの二人が不安定さを露呈していたこともあり、また中継ぎだった平良の先発転向もあって、どうしても戦力になる中継ぎが欲しかったためでしょう。昨日と今日、彼の投球を映像で見ましたが、どうしても力任せにストレートを投げ込む投手ということで、ボールが先行する展開を我慢して使う必要があります。
それでも、彼の強みも見えました。それは、ストレートが152km、スプリットが130kmと球速の差が大きいことです。そのため、相手打者がストライクを取りに来ると確信してストレートを待っていると、スプリットにタイミングが合わず内野ゴロを打たされてしまいます。まだ、7試合で無失点ではあるものの、四死球で崩れる試合はあると、覚悟して出す必要がある抑えです。
この時期に契約しているということはおそらく来季の契約も込みでしょう。メジャーでは防御率11点台と通用しなかった投手ではありますが、こういう「原石」が日本の細かい野球を学んで、伸びてくれることに期待したいです。