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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

攻めていた浦和(6/23柏対浦和)

2021-06-27 22:27:46 | 浦和レッズ
今日は水曜日のアウェイの柏戦の映像も見ていました。柏は4-4-2の布陣で、サイドにクリスティアーノと瀬川を置いて、アンジェロッティとイッペイ・シノズカの2トップでした。この2トップで、浦和の2センターバックをつかみに行く守り方で、GK西川周作から短いボールをつないでくる浦和から、高い位置でボールを奪って点を取ろうとしてきました。

もっとも、浦和もビルドアップを狙われた湘南戦の教訓もあって、早めにサイドへ回すなど対策も練っていました。最初は右SBの宇賀神にパスミスが出て危ない場面も作られましたが、次第にスタメンを9人入れ替えたとは思えないほどの連携を見せて、柏を自陣に押し込めるようになります。汰木と山中で連携できた、左サイドが機能していた印象です。

この日の浦和はユンカーをベンチスタートにして、興梠慎三の1トップでした。柏ボールを奪ってからのロングボールから興梠が抜け出す攻めは一貫して狙っており、興梠が外して点にこそならなかったものの柏DFに脅威を与え続けました。そうやって、攻めたことはいい影響があったようで、FWユンカーとMF小泉を投入して、ベストに近いメンバーが出てから浦和の攻めが躍動しました。

ゴールになった形は、左サイドで山中が上げたクロスを、関根がキープして下げて、宇賀神がミドルシュートを決めたものです。本人も「ビューティフルゴール」と言ったように、かつて2018年の天皇杯決勝でゴールを決めている宇賀神の「意外性」が出ました。その後は浦和が何本かCKを取って攻め、ユンカーにこそゴールが出なかったものの、浦和が優位に試合を運びます。

最後はCKが流れたところを決めた柴戸のゴールで2-0として、浦和は湘南戦で不安視されたチーム状態を一気に戻す勝利を、入れ替えたメンバーで得ることができました。最初からメンバーを入れ替えることはロドリゲス監督が決めていたようで、それだけ誰が出ても大丈夫な浦和というチームを確立したという意味で、価値のある勝利になりました。
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うまく使えたラインの間(6/27浦和対福岡)

2021-06-27 21:39:34 | 浦和レッズ
今日の浦和のホーム、アビスパ福岡戦は2-0で浦和の勝利に終わりました。福岡は4-4-2の布陣で、序盤は守りながら試合を膠着状態に持ち込んで、少ないスコアを守り切って勝とうとするゲームプランに見えました。浦和がポゼッションするものの、福岡は自陣に4-4のブロックを引いて、浦和にスペースを与えない手でした。それを打ち破れたのは、トップ下で起用された小泉の待ち方でした。

小泉は運動量の多さが武器ですが、ポジショニングが良く福岡の2ラインの間のスペースで持つことができていました。それが効いたのが先制点の場面で、西のパスをもらってから個人技で内側に持ち込んで、パスを予想した相手の裏をかいてのシュートが福岡ゴールを破って、前半11分と早い時間でリードを奪うことができました。

この日の浦和は、ロドリゲスサッカーのいいところであるSBの攻撃参加をうまい形で回せていました。五分五分のように見えたボールに明本が追いついていたり、岩波からのロングフィードが明本に入って攻撃を組み立てるなど、フィールドを広く使うことができていました。福岡は、FWジョン・マリの動きを見ていましたが、あまり動くFWではなく、ボールが入ってからの個人技で勝負するFWで、振り向いてから放つシュートが脅威かなと感じました。

もっとも、福岡の長所である、右サイドのサロモンソンとクルークスの連携からクロスを上げてくる攻めはこの試合でもありました。ジョン・マリの頭に合わせられれば、少ないチャンスでも決める可能性はありましたが、ジョン・マリのシュートは浮き球になりGK西川周作がキャッチできました。その、後半の最初の10分間の福岡の攻勢をしのいだことで、浦和はゲームを自分たちのペースに戻せました。

ロドリゲス監督も、サイドのMFを田中達也と大久保から、汰木と関根に交代させて前でのボール支配を狙ってきました。特に汰木の個人技は相手にとって脅威だったようで、サロモンソンの動きが守備に回ることになります。これである程度安心できましたが、それが決定的になったのは、汰木の蹴ったCKから、誰もが予想していなかった明本がニアに飛び込んできたプレーからのヘディングシュートでの2点目でした。

汰木のドリブルをファウルで潰された得たPKはユンカーが相手GKに止められましたが、2点リードを追いつかれるほど守備が破綻することはなく、試合はそのまま2-0で浦和の勝利に終わりました。後半ロスタイムで交代するまでピッチを駆け回った小泉がこの日のヒーローでした。このトップ下には、もっと点を取って浦和のために活躍することを期待したいです。
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