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グアルディオラ監督の記憶

2020-03-05 21:55:46 | ワールドサッカー
予想外のオフ状態なので、穴埋めネタのワールドサッカーから、マンチェスターシティのペップ・グアルディオラ監督の記憶です。グアルディオラは現役時代はバルサのボランチで、後ろからゲームを作れる選手でした。当時、のちにライバル監督になるジョゼ・モウリーニョがロブソン監督の通訳で、通訳のモウリーニョの言葉を聞いていたという浅からぬ縁があります。

最後の2年間はイタリアのブレシアでもプレーしました。この移籍の理由が「将来監督になったときのために、違う国のサッカーも知っておきたい」ためでした。監督としては、印象的なのはバルサ時代です。前任のライカールト監督時代に黄金時代を迎えかけていたバルサですが、それを盤石にしたのはグアルディオラ時代です。

当時のバルサは4-3-3で、アンカーにブスケッツを置いて、シャビとイニエスタが中盤に並ぶ関係でした。点を取るのはメッシですが、サイドのFWサンチェスに守備をフォローさせながら、シャビとイニエスタで入れ替わりながら上がってくるサッカーは芸術的でした。このバルサの戦術をそのままスペイン代表の戦術にした、デルボスケ監督はW杯優勝監督にまでたどり着くことになります。

もっとも、バルサ監督という地位にはかなりのプレッシャーがあったようで、1年間監督業を休んでいました。その休養の理由は、バイエルンの監督になるためのドイツ語の習得で、合流初日にドイツ語でいきなり挨拶があったので、バイエルンの選手が驚いたほどでした。このバイエルンでも黄金時代を、4-1-4-1という違った戦術を用いて成し遂げます。

今はイングランドのマンチェスターシティ監督です。今年は苦戦しているシティですが、去年リバプールと相当高いレベルで争いながらプレミアリーグ優勝に導いている手腕は確かです。先日、横浜FMとの親善試合で彼のチームを生で見ましたが、アンカーにロドリを置いて攻めるときは最大5枚をかけて相手スペースを突くサッカーを見せていました。

今や世界一の監督といえば彼でしょうが、来年からシティがフィナンシャル・フェアプレー違反で2年間欧州CL出場停止になっておりどうするか微妙です。これほどの監督なら、欧州CLに出られないのはよほどのことですが、それでもシティにこだわるか、それも一つの注目としてチェックしたいと思います。
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