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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

サンウルブズ対チーフス

2020-02-16 21:12:34 | 他スポーツ
スーパーラグビー(SR)第二戦、サンウルブズ対チーフスをテレビ観戦していました。チーフスはニュージーランドの強豪で、開幕から2連勝と好調なスタートを切っています。W杯で見かけたようなビッグネームはいなかったですが、一人重要な選手がFBに入っていました。負傷でW杯にこそ出ていないものの、SRでMVPも取ったダミアン・マッケンジーです。

もっとも、今年はサンウルブズも開幕戦のレベルズ戦を勝利して、これまでの弱小チームとは違うと見せつける仕上がりを見せています。このチーフス戦では、ラインアウトの獲得率が上がっているのが注目ポイントでした。これまでラインアウトやタックルに弱く「子供扱い」されてきたサンウルブズとは一味違う内容で、事実SOエイプリルのトライで先制点はサンウルブズに入っています。

それでも、チーフスはマッケンジーがいます。彼は試合の流れを一人で変えられるほどの能力を持っており、FBながらライン参加したときのパスの強さや判断の早さなどは、サンウルブズにはいないほどの選手です。このマッケンジーのパスから試合が動くことが多く、サンウルブズが自陣に押し込まれたピンチで蹴り出さずにFBからゲインを狙ったミスを見逃してくれませんでした。

もうマッケンジーを褒めるしかないというスーパープレーも出ています。サンウルブズのパスをカットして、個人技でサンウルブズDFをまとめて抜き去るプレーから、左WTBに回して楽々トライになります。このWTBが、「これはマッケンジーのトライだ」と判断して、インゴールで走り込んでいたマッケンジーにボールを譲るという、サンウルブズとしてはもうどうしようもない結果を見せつけられます。

サンウルブズもモールを押し込むような強さも出しており、前半終了間際に1トライを返して意地を見せますが、後半にCTB守屋がパスを落球するという凡ミスをチーフスに拾われるというプレーが出て、勝負は決まりました。4週間で合わせた急造チームのサンウルブズの脆さが、強いチーフスと戦うときに出てしまった印象も受けます。

それでも、サンウルブズにとって豪州やNZのアウェイで戦える強化のチャンスがあります。この試合の後、豪州のレッズと対戦するために遠征に出ており、そこでこれまでと違った結果を出せるか見てみたいと思います。
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縦に速く(2/16ルヴァン杯浦和対仙台)

2020-02-16 21:00:00 | 浦和レッズ
Jリーグ開幕前の前哨戦とはいえ、開幕一週間前の仕上がり具合を見る機会であった、ルヴァン杯仙台戦を見に埼玉スタジアムまで出かけていました。浦和は今季、J2得点王のレオナルドの加入に伴い、彼を生かすという意味も含めて4-4-2へのシステム変更を行っています。練習試合はJ2以下が相手で、5戦全勝という結果はあまりあてになりませんが、レオナルドがその5試合ですべて得点と、仕上がりという意味では悪くないのかなとイメージは持っていました。

その改革は、試合前の練習にも現れていました。20mほどの距離にコーンを置いて、3人一組で一人が縦パスを追いかけて、残り二人はフォローに走ってパスを交換するという練習をしていました。ちょうど相手DFライン裏へのスルーパスくらいの距離で、浦和は積極的に縦に速いサッカーを目指すぞという意図は見て取れました。

また、浦和の4-4-2の完成度という意味でも楽しみにしていました。もちろん完璧ではないでしょうが、誰がボールを出して誰にボールを集めて点を取りに行くかという意図だけは見たかった試合でした。それを見ることは叶いました。サイドの山中、関根が縦に仕掛けて、サイドからのクロスをレオナルドに集めるようだと、意図は十分見ることができました。

レオナルドは初めて見る選手なのでタイプ的なところから注目しました。彼の売り物は「いいところにいる」技術です。仙台のDFラインが下がっていると見れば、わざと後ろ目のポジションを取ってフリーになるなどの観察眼を持っており、この技術で、J3鳥取、J2新潟と2年連続得点王を取ってきたのだろうと感じられました。

また、杉本の使い方も整理していました。去年、1トップで起用して孤立することが多かった杉本を、少し下がり目のFWでキープさせてレオナルドを生かすという役割を与えていました。浦和の4-4-2ではバランス的にトップ下を置けないため、その役割の一部を杉本に任せるという発想はいいと思います。

その、戦い方が見違えるようだった浦和は、仙台のDFライン裏を仕掛けてレオナルドのゴールで開始9分で先制すると、さらに杉本がペナルティエリア角付近から巻くようなシュートを決めて2-0と追加点を得て、「去年とは全然違う」と期待感を持てる立ち上がりでした。そんな試合がどういう決着を見たかは、明日以降にマニアック分析で補足します。





























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