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噛み合わぬ組織(11/5浦和対川崎)

2019-11-06 22:23:44 | 浦和レッズ
昨日の川崎戦は、0-2というスコア通りの惨敗でした。浦和はACL決勝のアウェイ、アルヒラル戦まで中3日という強行日程を考慮して、ベストメンバーのほとんどをスタメンから外すという思い切った采配を打ちます。そういう、Bチームが出るときに課題になるのは1トップで、この日の1トップは本来はMFタイプのマルティノスでした。

この日は大槻監督がベンチ入り停止処分中で、代役で指揮を執った上野HCによれば、相手が前に出るところをカウンターで狙うのがマルティノスを起用した意図でした。しかし、マルティノスにはヘディングが得意でないという欠点があり、序盤に山中からクロスが入ったヘディングシュートを外します。

もっとも、この試合が苦戦した理由はマルティノス一人の責任ではありません。まず、浦和は左アウトサイドの山中を中心に攻めると決めていたらしく、右DFの森脇からの長い距離のサイドチェンジで山中を走らせる形はありました。それでも、山中が入れるクロスに反応している選手がマルティノス一人ではどうしようもありません。

その理由として、2シャドーの動きがあります。左シャドーの汰木は、山中を走らせるためのサポートはしていましたが、マルティノスの周りに動いてサポートをする動きに欠けました。右シャドーの柏木も、フリーになりたいと思うあまり、ブロックを引く川崎の守りから下がったところで受けてばかりでした。

それでも、このメンバーなら前半を0-0で折り返せば上出来です。それができなかった35分のミスはあまりにも痛かったと思います。浦和は、ある程度劣勢を覚悟した戦いで、自陣に5-4-1気味にブロックを引いて川崎の攻めを跳ね返していましたが、この場面は右アウトサイドの岩武が抜かれたミスから、バイタルエリアにいた脇坂をフリーにする痛恨のミスでした。

上野HCはそれでも、アルヒラル戦を意識したのか、ベンチにいた関根や興梠などを後半頭からは投入してきませんでした。このメンバーで攻めに行くという選択だったのでしょうが、続きは明日のマニアック分析で補足します。



























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